●日本とタイの修好が始まり130年になる。時は明治の半ばの事である。勿論空路はないし、海路、船で使節がタイから日本を訪れ、公式の外交がスタートした。
通信網もなく、よくぞ、お互い相手国の実情がわかったものと驚くばかりだ。先人の努力と知恵を大事に、日タイの絆をより太いものにしていかねばなるまい。 . . . 本文を読む
●いま生きるものにとって、此処に存在するという事は、私どもの国があるからに違いない。先人からは史観を持てと、よく言われた。世界の足跡と、日本の歩みの実証(関わり具合)を知れという事の様だ。そこで初めて覇権の存在を知る。力ある先進国は、覇権を競って後進のアジアの国々を力ずくで植民地に陥れて行った。
そのアジアが、戦後植民地から解放され、全て独立を勝ち取りASEANという経済協力体にまで発展してきた。アジアの人々は、たれしもこぞって「日本が、植民地の覇権を握ぎる欧米諸国と果敢に戦った日本の太平洋戦争(大東亜戦争)のお陰だ」という。日本は戦争に破れたが、アジアを救った。「史実はミラクル」「と言われる所以だろうか。
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