🔵「マイ、ベンライ」(どうしまして)大好きなタイの日常挨拶語である。次いで覚えた言葉が、
●「コープ カップ」(ありがとう)●「サワデカップ」(男性の挨拶,今日は)●「サバーイ」(元気よ!)いずれも語感がよく、使い勝手がいい。
この挨拶言葉をモノにしてからは、タイに出向くのが楽しくてしょうがないという趣になって来た。
私が、タイとの国際交流の仕事(ロングステイ)で、タイ北部の都市チェンマイを本拠に決めてから23年になる。
人々の気風は優しく、爾来チェンマイは、私にとって第3の故郷となった。
🔵タイの総選挙の結果、貢献党が勝利し、国外追放だったタクシンさんが17年ぶりに帰国、
この国の政治がやっと正常化する兆しだ。タクシンさんの心境たるやいかがなものか。察するにあまりある。
タクシンを支援するタイ北部地方の人たちにも、やっと春が来たという事か。まさにドラマと言っていい。
🔵インバウンドやタイの人々の心意気はA級だが、政治はC級、ハイテクの世の中ながらこのギャップが、タイの魅力たる所以に思えてならない。そこで軍政から民政へ大きく踏み出すタイ政治の顛末を、タイ在住の中西英樹さんに聞いた。(Yama) ●表題の写真は、タイの世界遺産スコータイの仏像(写真Jtiro) . . . 本文を読む
🔴「それにしても,何とアホな戦争をしたものか」作家,半藤一利は、
自著「昭和史」の中で,大東亜戦争を振り返って,そう書き記した。
そして「昭和史」の結論として、敗戦を「根拠なき自己過信と,不味く行った時の底知れぬ無責任」と書き加え,これを遺訓とした。🔴同じく作家の野坂昭如は、先の大戦の敗北について「戦争がいかに愚かか,数えきれない犠牲を出しながら,何も伝わって来ない」とした。🔴「八月や六日九日十五日」(詠み人知らず)敗戦の8月を象徴する名句だが、強烈な反戦への思いがひしひしと伝わってくる。🔴開戦理由については,さまざまな難しい複合要因があると言う。理由の如何を問わず,この地球上から戦争を抹殺したいが、これは極めて難しい。人々と国の良心と良識に待つしかない。そのためにはまず,自衛のための国防施策の拡充が待たれる。(Yama) . . . 本文を読む
🔴世界的に権威ある米国のトラベル誌T+Lの「世界の観光都市ランキング2023」で、京都が世界第3位、東京が世界第7位、
大阪が世界第25位に選ばれた。
京都は,旧い日本の首都で,日本の格式と伝統を代表する。
東京は,現在の日本の首都として,日本の躍動を象徴する。
大阪は,日本の代表的な経済都市として,日本の明日を具象する。
🔴地方創生が叫ばれる折から,維新政治と関西経済で地方から日本を変えて行こうとする大阪の試みは、万国博を2年後に控え世界の関心を集める。その大坂の魅力は,権威や伝統に拘らない創造性と迅速性にある。
🔴特に「役に立ってナンボ」の商い精神の発想は,遥か古代大坂に遡るが、消費者市場台頭の折から,世界経済の主流的な流れになるに違いない。(Yama) ●(表題の画像出典は「大阪市住まい情報センターの展示」から)
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🟠先の大戦における敗戦を静かに省みる夏である。
日本人は,何かと自尊心が強い国民だけに、戦争に負けたなどとは、一言たりとも言いたくない趣きである。
しかし迫り来る現実には逆らえない。当時の大人たちは,戦後のGHQ統治を見て、静かにその動静を探っていた節がある。
まず「象徴天皇制の維持」と聞いて,心はときはなたれ、財閥解体、農地の解放、女性の解放、経済の民主化、労働改革と,何か新しい
自由社会の到来を予感したのではないのか。🟠一挙に戦後復興に動き出す。
折しも朝鮮戦争の勃発で、鉄鋼生産など民間企業に大量の仕事があり,本格の戦後経済が始動する。神の思し召しとしか言いようがない。不安が入り混じる中にも,新しい希望のスタートだった。(Yama)⚫︎表題の写真は、タイ、プーケット近郊の海(出典、タイ観光庁) . . . 本文を読む