「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

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■日本が変わるか。

2023-10-26 | ●日本の政治経済

■■■■■■■■■■■日本の平和■■■■■■■■■■■
    
平和について語れる僥倖
🔵戦後78年になる途中,
・世界の東西対立,
・米ソの覇権争い
が続く中,日本国民は、戦争とは全く無縁の平和な毎日を送って来
た。
その結果、平和な毎日が習い性となり,過酷な戦争については、
もう
二度と語りたくないという人も多い

今回のロシアのウクライナ侵攻や,イスラエルとハマスの戦いの再
開に
際して戦後の日本が、何故,長きに亙り平和で来られたのか。
一度だっ
て 真剣に考えた事のある人がどの位いただろうか
 
🔵平和憲法があれば、他国からは絶対,攻められないという妄想を
持つ
日本人がいかに多い事か。これまた驚く。
日本憲法第9条
(戦争の放棄と戦力不保持及び交戦権の否認

1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し,
   国権の
発動たる戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は,国際
   紛争を解決する
手段としては,永久にこれを放棄する

2)前項の目的を達するため,陸海空軍その他の戦力は,これを保持
    ない。
国の交戦権は,これを認めない

敗戦直後の日本側の内閣当事者が,まさに捨て身で国体保持のため
に掛け合っ
て勝ち取った条文である。しかし 国際環境に対応して
改憲しなかった後の政府や議会の怠慢が今,問われている
と言って
いい。
国民の多くも現実の国際社会を見ないで,平和と言う言葉に
惑わされて追随し
た趣がある。
ただ国境線が陸続きの中ではなく, 四方を海に囲まれていたこと

幸いしたと言っていい。

🔵そのような地政的国土条件と、比較的恵まれた国際環境の中で,
確かに日米
同盟は機能したものの、今まで一度も他国から 攻め込
まれなかったことは,まさ
に幸運の極みと言っていいまさに奇跡
であった事を確認する事である

にも拘わらず、憲法の改正論議は,全く進まないそれはなぜか、
国民の平和ボケか
国民の危機感のなさか
政府の怠慢か 


🔵日本政府の甘い態度を見透かしたように, 隣国韓国が日本
固有
の領土「竹島」を占拠して,自国領土だと主張した。
既に60年が経つ。

仮に中国に尖閣を奪われても、竹島同様になる事を危惧する
なんという体た
らくか。これで主権国家と言えるのか。声を大にし
て叫びたい。

政府は、国民の総意が得られ
ないと,口を濁しては逃げる。
ならば,国民に時代の変化と 国防の実態をとことん説得したかと問
えば,それは
共産勢力や一部護憲派の学者勢に遠慮して,途中でやめ
たという。

   

■■急がれる憲法改正
🔵残念なことに,憲法は不変のものと信じている人が殆どだ。
識者によると
憲法を, 不変のものとして変えないのは,日本だけだと
いう。
現に国の安全と,国政を預かる政治家でさえ,現状の国防に対応する
はず
の憲法9条の改正論議を封印している人が殆どだ。
まさにアナクロニズム
(時代錯誤)の最たるものとといってい
い。
因みに海外では、戦後,自国憲法を改正した国は、
米国は6回
カナダは19回
ドイツは67回
イタリアは19回
フランスは27回
オーストラリアは5回
中国は10回
韓国は9回など。
海外では,時に応じて国を守り律するために臨機応変,憲法を改正
てい
る。

🔵早急に平和憲法を改正し突如の外敵に対抗して,自主防衛でき
仕組だけ
は、日本人の手で国を守り抜くために,至急 ,改憲すること
が必要だ。

竹島」は,いつの間にか隣国に占拠された。それを座してみてい
るだけ
では,独立国とは言いにくい。だから隙をつかれることに
なるのではないのか。

にも拘わず,日本人の間からは,略奪国の韓国に対して,なんの怒号も
起き
ないし,無定見な国民と思はれても仕方ない. しかも多くの相手
国に大きな
隙を与える事にもなる

いま世界は、欧州も,中東も,アジアも,長きに亙る平和という成熟の
中で、
局地的にマグマ的な紛争が起きつつある。政治と民族の歴史
に詳しい識者に
よるとこれは,歴史の必然だという。
ただ世界の大きな誤算は,本来,世界の話し合いの場であり, 世界の
調整機関で
あるはずの国連が、常任理事国の棄権や反対で機能不全
に陥つている事である。

■■「デジタルが政治を変える
🔵そのような厳しい世界情勢を前提に,日本人として 争と平和
母国日本の平和について考える人が,どのくらいるのか,想定してみ
た。
まず
敗戦時の日本人の苦悩(愛しい夫や父の戦死)を体験した人、
敗戦後の日本の廃墟(都会地の焼け野が原)の体験者、
敗戦翌年のデフォルト(戦時国債の返済のため国民財産没収)
など
敗戦がもたらしたこれらの苦しい体験をした人たちは、想像するに、
・既に90歳以上の生存する人達、
・人数は、日本の人口の約2%に当たる250万程、
・しかもその約7割~8割は、既に要介護
・戦争体験を語れる人は、僅か約50万人(全人口の0,4%)
少なくとも戦中,戦後の実体験を語れる人は、既に50万人を切った
と思はれる。


    
🔵幸いにして私は, 期せずして あの忌まわしい戦争や 敗戦を体験し,
戦争生き残りの
多くの先輩たちと, 戦後昭和の経済復興と奇跡とさえ
言われた日本の国際経済デビ
ューを協働し,GDP世界第2位の実現を
目のあたりにしてきた。
この日本民族の偉業を,なんとしても,敗戦や戦後のかけらも知らない
次世代の若い
人たちに絶対引き継がなければならない

昭和の後の平成は 景気のリセッションというか,失われた30年
いう低成長
時代の到来で,折角築き上げた戦後昭和の偉業が,もろく
も崩壊する。
折しも,政治や経済や国際行動の基盤となる 情報通信の革命的な発
達で、情報伝達の
仕組みが一変する。あらゆる情報が、瞬時に届く
デジタル化は,世界の政治や外交や経済
を大きく変えた。
距離による「待ったなし」が日常化する

その上,政治も外交も,経済もビジネスも,事によれば即断即決が要求
される。瞬発能力
がないと生き残れない時代が到来する。

既にその結果,日々の情報を伝えるはずの「新聞」が, 情報鮮度の遅
れから大きく後退を
始める。そのせいか常に政治的に中立が 要求さ
れる大新聞に情報の偏りが出始める。
一方,デジタルを先導する情報手段に、顕著な動きが出て来る。
一人一台普及した携帯電話を情報手段にした SNS (利用者同士が
交流できるネットワー
キングサービス)の普及で,  あっという間に
Facebook
ツイターX」
YouTube」
新聞やラジオに打って変わる
特にテレビ報道と同じように、マイスタジオで事の推移を リアルに
伝えたり,識者が所信を
述べる番組の「ユーチューブ」は, 簡便性
を基に急増し
,固定の視聴者を掴み急拡大する
既存のラジオやテレビは基より「新聞」に至っては急速に発行部数
を大幅に減らす

🔵約半月ほど前、急拡大するデジタルのSNSの世界で,まぎれなく奇
跡のような
現象が起こり話題を集める。

  
女性ジャナリスト有本香氏 作家百田尚樹氏(日本国記の著者)の
Webサイト
から,先端的な保守政党「日本保守党」が産声を上げる。
私も興味を持ち、連日
視聴して,その推移に惹かれる事になる。
毎回の視聴者数は,20万人からうなぎのぼりで,
時に 50万人を 超す
事もある。
朝8時に始まる番組
・「朝8
次いで
・「有本香チャネ
・「
百田尚樹チャネル
という
独自の番組が毎日放送され、其々30万から50万人という
固定的な視聴者数
を誇る。
🔵その中で有本と百田のサイトが17日,日本保守党の発足
の記者会見を行い、僅か半月で5万人の
党員を集めて日々党員を増
やし続けている。
僅か半月あまりの間に党員5万人を集めて,次の
勢選挙の目玉となった。驚きとしか言いようがない。

先日の日本保守党の結党集会(減税日本と)では,名古屋駅前を聴衆
で埋め尽くした。

翌日の東京街宣集会の秋葉原と新橋駅前でも,立錐の余地なき群衆で
埋め尽くされた。
この集会を事前に伝えたのは,新聞でもテレビでも
なく「ユーチューブ」だった。改めて
デジタル情報の実力を まざま
ざと見せつけられたと言っていい。
情報マーケティングに関心を持つ私は,この「ユーチューブ」に刮目、
さまざまな
デジタル番組を検証してきた。ブログも確かにデジタル
化の産物だが「ユーチューブ」は即時的で時を選ばない。
知見を持つ魅力ある論客が,生身で縦横に問題を解説し,課題の行方を
明確に予測してくれる。

    
エディター(編集発行者)の意図で,日替わりは勿論、
・早朝とか、
・深夜とか,
・朝8(朝8時発)
とか,
自由に対話形式で発信して、情報源や発信者
情報の鮮度を競う
但し誰でも(評論家、政治家、タレント、技能者など)参入できるの
で、内容は
ばらばら、興味津々である。
見る側は、好きな番組を選んでみればいい。
表題の下には、その番組をいま見ている人の視聴数が明記されている
ので参考になる。少なくとも
何万人以上の視聴数となると,さすが面白
いし役立つ。
内容と視聴者数が、正確に比例するところが、さすがデジタルの本領
と言えるところだ。

人気番組となると、数十万と言う固定の視聴者が存在する。
因みに私が好んで見る最近の番組の一部をご紹介しておこう。
・「有本香チャネル」 (毎日)        54万回視聴
・「あさ8高橋洋一」 (毎日)           50万回視聴
・「高橋洋一チャネル」 (毎日)          32万回視聴
・「虎ノ門ニュース」青山繁晴戸須田]        30万回視聴
・「長谷川幸洋と高橋洋一チャネル」(毎日)     24万回視聴
・「アベマ有本香&百田尚樹日本保守党(毎日)  288万回視聴
・「アベマ高田安芸市長と議会」(毎日)       132万回視聴
皆さんにも一度、ご覧いただく事をお勧めしたい。
この僅か1ヶ月余りの「有本香と百田尚樹チャネル」を具に見
ていて、
全ての事の運びの、有無を言わせぬ速さに驚いた。
そしてこれこそが、デジタルの特性そのもの威力だと気づいた。
日本保守党の結党宣言と会見。(百田、河村両代表、有本事務総長)
河村名古屋市長の代表参加
・そして名古屋での街頭集会、「減税日本との提携発表」
翌日の東京秋葉原と新橋の街頭集会
東京での新党、結党パーティ
この間、全てで1週間と言う手際の良さ、
しかも党員は、この間を含め5万人を超える
これが、僅か3日間の臨場感あるYouTubeによる
出来事である。
    
何もかもがデジタル的なスピード感ですすみ、側から見ていて極めて
心地いい。しかも事の進み具合や、隠れた見えない民衆を、ぐいぐい
手繰り寄せていくと言う大変なパワーが感じとれる。

従来ならば、客観の立場にいる私たちは、事の運びや真相を、新聞や
テレビ報道で、後程知るのが普通だったが、即時的なYouTubeでは、
まさに現場中継で即時にその進み具合が伝わってくる。

■■「日本保守党の誕生
この即時的なYouTubeの中でわかってきた事は、全ての物事
発想と運びが、主役の百田尚樹と有本香2人で行われている事で
ある。

そのやりくりの模様や、やり取りを隠さず映し出して,時に笑いを誘う
ところがこの人たちの造詣の深さと言うか,普通とは,大きく異なると
ろである。
とりわけ有本さんの異才ぶりには驚く,やはり影武者と言っ
ていい。

 
私が特別注目するのは、
議員、政治家の世襲と家業化の廃止
・今までの政党や政治家にない、新しい時代を思わす対応力、
・政治における新しい発想と情報の取り込み方、
・何かにつけ無駄を省くと言う精神

現時点で危惧すること、(逆説的に言えば、望まれる事)
どれだけいい政治家を集められるか
少なくとも5年間の間で、自民の対抗勢力にのし上がれるか
大いに期待して、わが日本のために声援を送りたい。
     
🔵何かを求め、時代が大きく動き出した。頼もしい。
進展のためには、現状打破」とよくいわれるが,リスクを伴う。
そのせいか日本では現状維持が,続いて来た。
現状維持は,低迷を意味するとも言われるが、困ったことにそれを心地
良しとする人も多い。
現状維持が続くと必ず成熟化して, 少なからず
被害が出る事を知って欲しい。

ようやく転換しようとすると,既に遅し,
後発に追い越され,
どんどん交代を余儀なくされる
世界の国々や企業間で,日常茶飯事, 起きている現象でもある。

 

今回の日本保守党の産声は、そのような見地から極めて 大きな衝撃を、
日本の
政界に与えた。特に 保守政党の自民、維新、公明、国民の各党
には,
相当の打撃を与えたと思う。

しかし、今のところ、新聞やテレビを見る限り 何の反応も記事もない。
無視しているのか,意図的に鈍感なのかわからないが、是非 マス媒体も、
いい意味で 反応して自己改革に繋げてほしい。
一刻も早く憲法改正のために,まず国会の合意をうるアクションが急がれ
る。
国民は決して無知ではない。改憲については,差し迫った必要性を訴
合意に持って来るのも、保守政党の責務だと思う。

惜しむらくは、百田党首の品格のなさ、話は,お笑い的で 面白いが下品、
政治の世界は、あくまで上品でなければ通用しない。相手役の
有本香さん
が,知的で魅力的なだけに残念でならない。

今回の日本保守党の誕生は、差し迫った日本の危機を察した人たちが,声を
大にして呼応し,声援し,乗り出した成果の賜物と見る

極めて正しい選択だったし,今後ますます拡大すると予測する。
私どもも大いなる成功を期待し、声援を送り続けたい。

   

 

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