1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

現在巷では、過保護、過干渉のモンスター、ヘリコプターが方々に。 1215話目

2018-05-13 07:00:17 | 法話
‪講演後40代男性が手紙で「話の中で子育ては『ヤドカリ方式』と。突けば突く程、中に入っていく。ほっときない、外に出て来よるから。但し、出て行く場所が安らげる所なら、だが。親はその場所だけを提供してやればよか、と。思えばわが親もその場所を私に。講演後、久々に親のお墓参りに」と礼状が。‬

私達が子供時代は、他人の子でも怒ってくれる大人があちこちに。 1214話目

2018-05-12 07:02:32 | 法話
‪30年程前、繁華街で若者達が迷惑駐車を。そこへ救急車。が、悪態をつき車を退けようとも。そこに一見極道風の方が現れ「お前達も一度大怪我して救急車に乗ってみるか。有り難味がわかるぞ」と声を荒げる事なく。その威圧感に即退散。周囲からは拍手が。久々気分は爽快に。偶にはこんな話もいいかな。‬

何にしても、他人事と思っている間は、改善する事はないわね。(写真は、四国霊場のお大師さん) 1213話目

2018-05-11 10:41:54 | 法話
‪女子高生が親の夫婦喧嘩に対し「常日頃、取るに足りん原因で。思えば人って、言葉一つで喧嘩して、言葉一つで仲直り、言葉一つで泣かされて、言葉一つで癒される。先日もご住職が法話で『人に口がなけりゃ信仰はいらん。それ程に口は罪を作る』と。親は自分達の事とは全く気付いてなかったみたい」と。‬

何もかんもが時間短縮となり、ゆっくり理解するという心が欠乏を。(写真は、今年2月北海道布教にて) 1212話目

2018-05-10 07:02:40 | 法話
‪学生時代友人が「北海道に来るなら冬に来い。厳しさを含め、少しは北国の特色がわかる」と。一昨年、新潟講演に呼ばれた時も、今年2月の北海道布教の時も、その言葉が脳裏を。別義だが、食べ物にしても『春は芽の物、夏は葉の物、秋は実の物、冬は根の物」が良いと。如何なる縁も時期を考えるは大事。‬

花瓶の花に水を与えにゃ、枯れるは皆承知の事実。するか、しないか、だけ。 1211話目

2018-05-09 06:53:03 | 法話
‪檀家13歳男子が「父は『縁に出会っても、気付いても、活かせず』と度々。詳しく」と。「例えば、学校も、先生も、教科書も、1日24時間も、皆平等に。これが出会い。勉強しなきゃ成績は伸びんは、皆承知。これが気付き。後は、それを活かすを本人がするか、しないか、だけ」「そういう事か」と。‬