わが寺にも数年前から、徐々に墓終いの波が。50歳過ぎての檀家独身者が目立つ様になってきた。そこで拙僧、一昨年、納骨堂内に永代供養堂を建立。家が途絶えるので、必要不可欠に。既に檀家の数家が入堂を。檀家以外からも「自分1人ならそこら辺に捨てられても。が、祖父母、父母をそういう訳には」と、相談も。
【追伸】
先日も読者から「住職(拙僧)、そもそも永代供養って何ですか。お寺が永代に供養してくれるから、永代供養と言うんでしょ」と。「そうだよ。何、どうかしたの」と問うと「私のお寺では、永代供養も、納骨堂契約期間も、33回忌まで。その後は、出ていってくれ、と。そんな事って、あるんですか」と。「ご両親から、そんな契約のお寺さんだと、聞いてなかったの」「このお寺、最近そうなったと。金剛寺(拙僧のお寺)に移るって事、出来ませんか」と。「あなたの居住地は、北九州(拙僧のお寺)から、かなり遠い(500キロ以上)ですもんね。お寺替えを望まれるなら、地元の仏壇屋さんに『どこのご住職が、人望者ですか』と、尋ねてみられては如何ですかね、宗派は気にせずに。上に行けば皆、釈尊の膝下にて。宗派を絞ったら、よかお寺に出会う確率も下がる事に。次は失敗出来んでしょ」と。