社会人1年生に講演で「部屋内を飾る化粧柱も、裏に隠れる筋交い(柱を支える木)があればこそ。将棋も王将だけでは勝負は出来ん。歴史の表舞台を飾った英雄達の影には脇役や女性達の支えが。家光公には春日局、頼朝公には北条政子等。天下人も一人。神輿は担ぎ手がいてこそ。分に応じて見極めを」と。
高校生達に「豊臣家子飼いの大名達が『ご加勢』と表明した後も家康公は動かず。家臣が『何故に』と。『天下分け目の博打だ。何度サイコロ振っても思い通りの目が出るまでは動かん。何万の家臣とその家族の命が。勝てぬ博打が打てるか』と。成功者の大半は臆病者。力を持つ者は、同時に責任も生じる」と。
友引日の葬式は誰かが連れて逝かれると。では千人葬式したら千人が、ですか。四十九日法要は三ヶ月にまたがったら、苦が身(三)につく(月)から避けろと。仏教ではそんな事一言も。ただ、日本人は迷信、祟りの類に敏感。弔問者に不愉快な思いをさせない為にその日を避ける、という考えなら有りかと。
毎年10月北九州八幡は起業祭(製鉄所)で大賑わい。45年前10歳の時、ヒヨコを2羽買い大きく育て上げた。ある日檀家婆様が欲しがるので『飼ってくれるんだ』と快く。その晩『美味しいよ、食べな』と唐揚げが。お察しの通り、愕然となった。しばらくは鶏料理が喉に。諸行無常を知らされた出来事。
原子爆弾誕生に携わったアインシュタインは「まさか大量殺人に使用するとは」と、命尽きるまで反核を。ノーベル賞クラスの案件は所謂『気違いに刃物』表裏に影響大。3年前ノーベル平和賞をパキスタンの当時17歳マララさんに。世界は絶賛したが、個人的には「大人の都合で少女に何という重荷を」と。