1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 田中角栄語録「人が動けば、必ず文句を言う奴が出てくる。文句を言われるのが嫌なら、政治家(有名人)になるな」と。

2025-02-04 10:35:13 | 法話

【2月5日投稿分】


拙僧法話の読者女性が「昨今は、政界と言わず、芸能界と言わず、重箱の隅を突きまくって、小火(ぼや)で済んだであろうものを、無理やり大火(たいか)に。個人と個人で解決出来る(出来ていた)問題までも、掘り繰り返して。勿論、完全アウト、は駄目ですよ。が、そうじゃないものまで寄って集って袋叩きにしたら、そんな社会の状況を見せられたら、今から大きく動こうと夢見ている人(若者達)の心までも萎縮させて、クソ面白くもない社会(世の中)にするだけ。そんな世の中をみんな、本当に望んでいるのかな。どう思いますか、住職さんは」と。


対し、拙僧「まあ、人は自分がしてきた事、やってきた事だけが、今の結果(答)だもんね。だけど、昨今の訳のわからん正義感押し付けの風潮(暴走)は、社会をギスギスさせているかな。中居さんの問題については、父親がこれを見らずに旅立たれたは、よかったかな、と思いますね。田中角栄元総理が『人が動けば、必ず文句を言う者が出てくる。文句を言われるが嫌なら、政治家になるな』と。大きな仕事をしている人達は、動かない人達に比べたら、そりゃ、叩かれる率も自ずと高くなってきますわな。人間社会(関係)は色々な事(縁)が渦巻いて、絡み合って、出来上がってますもんな。分母が大きければ、リスクも大きくなるは、当然の事にて。動かない人間に限って、文句や講釈を言ってきよりますしね。動いている人間を寄って集って叩きまくる、こんな風潮が長々と続けば、動く(才能ある、努力する)人間がいなくなり、ほんと、くそ面白くもない世の中を作ってしまうんでしょうね。人間社会ちゃ、ほんと、ややこしいですな。自分にとって都合が良いか悪いかで、是非(善悪)の判断をするが人間だから」と。


続けて拙僧、この読者女性に「因みに、時々ですが『子育てで、気を付ける事は、何かありますか』と、檀家や知人の若夫婦達に問われる事があるんですが、その問い掛けには拙僧『短所を抑え過ぎたら、長所までも萎みますよ。その短所、長所も親の主観による勝手な決め付けでしょ。正論(自分勝手な正論)を押し付け過ぎたら、優しさが欠けますばい。そうなると、家庭の中がギスギス、ギクシャクして、気まずい雰囲気になるので、気を付けましょうね』と若い夫婦達には、その様に話をしております。昨今の日本国内が当に、こんな状態ですもんな。世相の流れが家庭の中にも浸透してきて、正義感の暴走状態にて」と。


更に続けて拙僧、この読者女性に「加えて、子育て中の若い夫婦達には、次の様な話も付け加えて話をします。その昔、敵対する2国があって、一方の国が敵国の麦畑に毒麦の苗を植えた。その情報を掴んだ国の重臣達が王様に『家臣達に、毒麦の苗を探しだせ、と命令して、すぐに抜き取らせます』と進言すると、王様が『いや、麦が成長するまで待て。今の時点で抜き取れば、良い麦までも抜き取る事になりかねん』と重臣達に。この話は、子育ての相談に来た若い夫婦達には、結構参考になるみたいですよ。時間をじっくりと掛けた方が良いもの、時間を掛けず、即座に動いた方が良いもの、その見極めが大事である、というを考える参考にしておられるみたいですよ」と。


すると、この読者女性が「この王様の様な冷静な判断の出来る人達が増えたら、もう少しなっとは、昨今のギスギスした社会が回避出来るのではないか、と思うのですが。住職さんが1ヶ月程前に投稿された法話の中で『清廉潔白で人畜無害、真面目ではあるが、仕事の出来ない政治家さんと、破天荒で英雄色を好み、豪快、横柄ではあるが、仕事の出来る政治家さんと、さて、どちらのタイプが政治家として国民の益になりますか』との問い掛けをされてましたよね。その時、私、一応考えたのですが、仕事が出来る政治家さんを個人的なスキャンダルで失うは、あまりにも勿体無いかな、と。政治家さんが浮気、不倫したからとて、私達国民の生活には何の影響もない話にて。が、如何に人畜無害で真面目でも、政治手腕がないは、私達国民にとっては、不利益でしかない。仕事と個人の問題を、ごっちゃにしたらあかん。糞も味噌もごっちゃにしたら、それこそ住職が言われる『短所を抑え付け過ぎたら、長所までも萎んでしまう』という事に、なり兼ねないですよね」と。


対し、拙僧「元来、叩かれて埃の出ない人間など、誰1人もいないでしょ。粗探しされたら、誰でも1つや、2つは。特に、浮気、不倫問題は、最も腹を立てている奥様が『政治の仕事を、しっかりやって下さい(玉木さん奥様が)』と、怒りを堪忍袋に納めて、ご主人を支えようとされているのだから、関係者(当事者間)だけで事を収めて、第三者がとやかく口を出す問題ではない、と思いますけどね。ほんと、著名人達は、大変だと思いますよ。四六時中後ろからつけ回されたら、そりゃ、何かしら出るでしょ、お金になるネタが。部外者の著名人さん達も、知人というだけで意見を聞かれておりますが、言ったら叩かれる(安藤優子さんなど)、言わにゃ、言わんで叩かれる(和田アキ子さんなど)と。じゃ、どうせいっちゅうの、という話にて。そんな状況を野次馬的に喜んでいる人達も多いでしょうが、嫌気がさしている人達も多いんじゃないのかな。『生け贄(スケープゴード)時代』は、もうこの辺で、終わりにしてもらいたいですよね」と拙僧、この読者の女性に。


【余談】

1月下旬に檀家さんが「ヤフーNですが、見ましたか、住職。文春さんが中居さんの記事を訂正したと。『文春誤砲』をやらかしたって。今後、どう流れるんでしょうね」と。「その件についても、あまり騒ぎ立てない方が、いいんじゃないかな、当事者以外は部外者なんだから。昨今、国民(一部の人達)は『活字の魔力』に踊らされ過ぎかな。ああ言えば、こっちで大騒ぎ、こう言えば、あっちで大騒ぎと。中居さん問題は、自分(私)の事じゃないんだから、静観して見てた方がいいと思うよ。落ち着くところに、落ち着いていくよ」と。


また、檀家のご老人が「鶴瓶さんとヒロミさんが、中居さんとご飯を食べただけで、謝罪させられ、スシローのCMから外されたんだと。住職の言う様に、正義感が暴走してるように感じるよな。歯止めが効かん様になっとる。文春さんの記事も誤りがあったんだろ」と。「今、この国は『坊主憎けりゃ袈裟まで』が大流行してるよね。今こそ、騒ぎ立てる部外者には、感染拡大しない様に、マスク(口を閉じる)が必要かな。今はこの中居さんの問題ですが、企業形態の見直しに話が移行してるでしょ。この問題は大局的に見て、フジテレビだけの問題ではないのかな、と思いますよ」と。


【付録】

拙僧はこれまでに法話の本を3冊、世に出して頂きました。そのご縁がきっかけとなり、テレビ(約半年、週1回)、ラジオ、新聞、雑誌などや、教育委員会、学校、幼稚園、病院、老人ホーム、デイサービス、町内会老人の集い、倫理法人会、他宗寺院、葬儀斎場、社員研修などへの講演(北九州在住の拙僧が、遠方では九州南部、関西、関東、北陸、東北まで)にも呼んで頂き、方々で法話交流を。あらゆる話とまでは言えませんが、様々なジャンルである程度(仏教仏事系の他にも、癒し系、漫談系、人生系、目から鱗系、子育て系など)の話が。何かのお役に立ちそうでしたら、時間調整の許す限り、集いの大小問わず(参加者数人でも)足を運ばせて頂きますので、お気軽に、facebook、X、Instagram のメール(コメント欄)で、お声を掛けてくださいませ。勿論、この様なお話でいいなら、でございますが。拙僧も今年で62歳。これより先の残された時間を、1人でも多くの人のお役に立てれば、との思いです。『今、自分に出来る事を、今やる』ですね。


約10年間でSNSに投稿した3000話の長短法話を下記で読む事が出来ます。


金剛寺ブログ    :https://blog.goo.ne.jp/junko-0808

金剛寺ツイッター  :https://twitter.com/kongouji093

金剛寺フェイスブック:https://www.facebook.com/天徳山-金剛寺-1543297575974719/

                   拙僧が持つグループ「出会うは運命、出会ってからは努力、最後は感謝」

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【追伸】尚「法話が長い」と不快感を示されておられる方々には、大変心苦しく申し訳ないので、拙僧の法話が目に入らない様に『ブロック』をさせてもらっております。楽しみにされている方々もおられますので、ご理解頂きまして、それでどうか、ご容赦くださいませ。


次回の投稿法話は、2月10日になります。





【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 わが寺では昨日(2月2日)、節分法要が。今年は巳年。蛇は脱皮しながら、成長を。

2025-02-02 20:11:03 | 法話

【臨時法話】


昨日、わが寺では節分法要が行われ、多くの参拝者が豆まき、紙芝居、お接待の大根炊き(1年間の健康を保つ為)を楽しまれました。今年の節分は2月2日ですが、来年から2028年までは2月3日になり、4年ごとの2029年、2033年、2037年は2月2日になり、しばらくするとまた、2月2日が連続して訪れます。この様に節分の日は、2日になったり、3日になったりと、そうなる理由は、拙僧が説明するより、ググった方がわかりやすいので、そうしてくださいませ。


旧暦の立春が新年であった事により、節分はつまり、大晦日という事に。ハロウィン(10月31日が大晦日)と同じですね。年の変わり目(立春の前日)に邪気を払い、1年の無病息災を願う行事として、魔(ま)を滅(め)する、という事から、豆をまく風習が生まれたと。わが国の節分の発祥は、室町時代に中国から伝わってきた文化が、日本古来の考え方と合わさって出来あがったもの。仏教においての鬼は、煩悩や欲望を強く持つ人の心に住み着き、災いのもととなる存在と考えられてきました。そのため「鬼が住む煩悩や欲望を追い払う」という意味から、節分の豆まきが浸透してきたと。豆をまく風習が浸透する前の室町時代は、鬼は青い桃が嫌いという事で、桃をぶつけていたと。


桃といえばやはり、岡山県ですよね。桃太郎伝説の鬼退治は、この桃ぶつけから出てきたものと言われてますよね。また、京都ではこの時期、表鬼門に当たる吉田神社、裏疑問に当たる壬生寺の節分祭が有名ですが、では、鬼はどこ(方角)から入ってくるか、というと、鬼門に当たる北東の方向から。鬼と言っても邪気の事ですので、本来は形あるものではありませんが、それでは人間は怖がらないので、形を作ろうと、北東は丑寅の方角という事から、人の姿に牛の角を付け、虎のパンツを履かせたとの事。


鬼といえば、必ずこの話を思い出すのですが、ある高僧に村長さんが「正月に相応しい縁起の良い言葉を下さい」と。対し高僧が「家の外、ぐるりと囲んだ貧乏神」と書き記すと、村長は腹を立て、不満をぶつけると、高僧が「福の神、外へ出られず」と下の句を書き添えた。「世の中で何が起こっていようと、家族(夫婦)の絆が深ければ、家庭が崩れる事はない」と高僧が句の説明すると、村長は二の句が。数年後、この高僧に村長がまた「正月に相応しい縁起の良い言葉をくださいませんか」と申し入れると「祖父母死、父母死、子死、孫死」と高僧が。村長は「死を4つも続けて、何が縁起が良いだ」と思ったが、怒りを抑えてその意図を尋ねると「この順番が狂う程、悲しい事はない」と。拙僧、結婚披露宴の祝辞には「当たり前の事に感謝を」と、偶にこの話を。


【付録】

拙僧はこれまでに法話の本を3冊、世に出して頂きました。そのご縁がきっかけとなり、テレビ(約半年、週1回)、ラジオ、新聞、雑誌などや、教育委員会、学校、幼稚園、病院、老人ホーム、デイサービス、町内会老人の集い、倫理法人会、他宗寺院、葬儀斎場、社員研修などへの講演(北九州在住の拙僧が、遠方では九州南部、関西、関東、北陸、東北まで)にも呼んで頂き、方々で法話交流を。あらゆる話とまでは言えませんが、様々なジャンルである程度(仏教仏事系の他にも、癒し系、漫談系、人生系、目から鱗系、子育て系など)の話が。何かのお役に立ちそうでしたら、時間調整の許す限り、集いの大小問わず(参加者数人でも)足を運ばせて頂きますので、お気軽に、facebook、X、Instagram のメール(コメント欄)で、お声を掛けてくださいませ。勿論、この様なお話でいいなら、でございますが。拙僧も今年で62歳。これより先の残された時間を、1人でも多くの人のお役に立てれば、との思いです。『今、自分に出来る事を、今やる』ですね。


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【追伸】尚「法話が長い」と不快感を示されておられる方々には、大変心苦しく申し訳ないので、拙僧の法話が目に入らない様に『ブロック』をさせてもらっております。楽しみにされている方々もおられますので、ご理解頂きまして、それでどうか、ご容赦くださいませ。


次回の投稿法話は、2月5日になります。











【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 あの世でも奥様と暮らしたいという旦那さん、多いですな。逆に「真っ平御免被る」という奥様の多い事。

2025-01-29 11:33:09 | 法話

『臨時法話』  天から貰った最高のプレゼントは、わが女房(旦那)殿にて。


 今朝、拙僧法話の読者男性から「住職さんは、死をどの様に受け止めておられますか。あの世という世界は、本当にあると思われますか」と、寂しそうな声で電話が。対し、拙僧「その類の問い掛けを檀家の子供達から、偶に聞かれる事がありますね。『地獄、極楽や閻魔さんって、本当にあるの(いるの)』と。対し、拙僧『知らんがな、死んだ事がないから。でも、死んだ後で閻魔さんが本当にいたらどうするね。その時にはもう、間に合わんぞ。死んだ後で閻魔さんが本当にいても大丈夫な様に、この世にいる時に、爺ちゃん、婆ちゃん、お父さん、お母さんを大事にしな。みんな(知人、友人)と仲良くしな。嘘は付かず、正直者になりな。なら、死んだ後で、閻魔さんが本当にいたとしても、慌てる事はないだろ』と。これには、子供達は、非常に心を動かされるみたいですよ」と。


すると、この読者男性が「そういう事なんですよね」と。「拙僧は『ご浄土はある』と説く坊主でありながら、あの世の存在の有無を証明する事など出来ません。ただ、拙僧にとっては、あの世というがないは、非常に困るんですよね。先に旅立った祖父母、父母、縁あった人達にまた、どうしても会いたいですもんね。特に、家内(妻)とは、あの世でも一緒に暮らしたいですもんな。50年(夫婦期間)は、短過ぎる。夢も持たねば、夢が叶う事はないでしょ。願いも持たねば、願いが叶う事はないでしょ」「そうですよね、あの世はある、と信じた方が心が安まりますよね。私も住職と同じ思いなんです。あの世はある、と信じて、向こうで家内を待つ事にします。有難うございました」と、この読者の男性が。


【付録】

拙僧はこれまでに法話の本を3冊、世に出して頂きました。そのご縁がきっかけとなり、テレビ(約半年、週1回)、ラジオ、新聞、雑誌などや、教育委員会、学校、幼稚園、病院、老人ホーム、デイサービス、町内会老人の集い、倫理法人会、他宗寺院、葬儀斎場、社員研修などへの講演(北九州在住の拙僧が、遠方では九州南部、関西、関東、北陸、東北まで)にも呼んで頂き、方々で法話交流を。あらゆる話とまでは言えませんが、様々なジャンルである程度(仏教仏事系の他にも、癒し系、漫談系、人生系、目から鱗系、子育て系など)の話が。何かのお役に立ちそうでしたら、時間調整の許す限り、集いの大小問わず(参加者数人でも)足を運ばせて頂きますので、お気軽に、facebook、X、Instagram のメール(コメント欄)で、お声を掛けてくださいませ。勿論、この様なお話でいいなら、でございますが。拙僧も今年で62歳。これより先の残された時間を、1人でも多くの人のお役に立てれば、との思いです。『今、自分に出来る事を、今やる』ですね。


約10年間でSNSに投稿した3000話の長短法話を下記で読む事が出来ます。


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次回の投稿法話は、2月1日になります。





【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 何の栄養もない『ボケナス』とまで揶揄されたナスビが、実は凄い養分を持っていたが判明を。

2025-01-27 12:56:48 | 法話

【臨時法話】


拙僧法話の読者が「今年の1月23日ですが、番組『アメトーク』で『ナス大好き芸人』のテーマで話が。『ナス』と言えば、昨年の暮れですが、住職も自律神経失調症緩和に関する法話で『ナス』の話をされてましたね。何かしらのストレスが掛かって交感神経が乱れると、年齢に関係なく、ツーンというネギ臭い汗が出て、足の裏からも汗が出てきて、臭くなり、皮膚からも汗が出てきて、複合臭(何とも表現し難い匂い)がしてくると。これを一瞬で解消する方法は『笑う』という事だと。また、笑う以外にも、自律神経を整える為には、腸活が非常に大事であると。つまり、腸と脳は、相関関係にあると。その様な法話を住職が」と。その時に投稿した法話を、簡単に箇条書きしますと、下記の如くです。


【ナスの過去法話、簡単に箇条書き】


自律神経が整う(鬱状態改善、精神疾患改善)為の食事は、発酵食品(味噌)と食物繊維(バナナ)、大豆、乳製品、納豆、卵かけご飯など。その中でも最も効果があるは、なすび。信州大学の中村浩蔵准教授が、学生さん達と一緒に14年間も研究。数多くの野菜の中で、神経伝達物質『コリンエステル(交感神経活動抑制作用)』がダントツに入っているは『ナス』というを発見した。その中でも、最も良いナスは『高知のなすび』であると。


神経伝達物質が入った定番野菜といえば、ピーマン、ニンジン、トマトなど。それらと比べても1000倍以上もの量が『ナス』に。交感神経を落ち着かせ、心身をリラックスさせ、血圧も下げる働きがある。ただ1つ疑問に思うは、こんなに長い間、栄養がない野菜と『ボケナス』のレッテルまで貼られていた『なすび』が何故、今頃になって。その理由は単純にて、これまで真剣に『なすびの栄養分』を調べる人がいなかった、というだけ。因みに、拙僧、ナスの料理で最も好きは、やっぱ、焼きナスですかな。


【自律神経失調症緩和策、専門家談】


1日に10分でいいから、ぼーっとする時間を作る。ストレスの原因は、9割が人間関係にて。『笑う』という行為は、モルヒネの数倍鎮痛作用あり。旅行に行った時、1日目はなかなか眠れないは、安心、安全が欠けているから。2日目、3日目になると、帰ってくる部屋が同じなので、安心、安全の確保が出来、眠れないと言ってる人も眠れる様になる。自律神経を労わりたい人は、1泊の旅行ではなく、2泊3日で同じホテルに泊まる。


徹夜明けは、ほぼ全員が自律神経失調症状態に。ボーッとしたり、耳が遠くなったり、ふらついたりと。達成感と意欲が、疲労を一時的に消す事があるが、これが最も危険で、過労死の原因になると。自律神経は休んでこそ、休まるもの。疲れているのに休まず、気分転換といって、ちょっとした休憩時間でも何かをしたり、無理に旅行に行ったりと、休む、というを勘違いしている。結局、無理(心身に負担)をしているだけ。気分転換は名ばかりで、もっと疲れる事をやっているだけ。忙しい人こそ、家でごろっとしてください。『休み』とは本来、何もしないのが『休む』という事にて。


自律神経を簡単に整える方法は、楽しい事、好きな事、嬉しかった事、リラックス出来る事を、脳に思い浮かべる事。未来の事でも、過去の事でもいい、写真や動画に頼らず、思い浮かべる事が大事であると、以上の事をその筋の専門家が。


【余談】

因みに、ナスビといえば、良い夢の中に『 1 富士  2 鷹  3 茄子(ナスビ) 』というものがありますが、実はこれ、徳川家康公が好きだったもの、3つを並べたものと。景観は富士(無事安泰)を好み、趣味は鷹狩り(高みをめざす)を好み、食べ物はナスビ(栄養満点)を好んだと。ここまでは皆、聞いた事があるでしょうが、それに加えて、4は、扇(末広がり)、5は、煙草(煙が上昇)、6は、座頭(毛がない、怪我ないから無事安泰)と。初夢というは、一般には1月1日就寝後に見た夢と言われておりますが、人それぞれにて。今年初めて見た夢が、1月5日だったら、1月20日だったら、2月1日だったら、それがその人の初夢にて。定説のこだわりに縛られる事をやめたら、明るく思える事は数多に。


【付録】

拙僧はこれまでに法話の本を3冊、世に出して頂きました。そのご縁がきっかけとなり、テレビ(約半年、週1回)、ラジオ、新聞、雑誌などや、教育委員会、学校、幼稚園、病院、老人ホーム、デイサービス、町内会老人の集い、倫理法人会、他宗寺院、葬儀斎場、社員研修などへの講演(北九州在住の拙僧が、遠方では九州南部、関西、関東、北陸、東北まで)にも呼んで頂き、方々で法話交流を。あらゆる話とまでは言えませんが、様々なジャンルである程度(仏教仏事系の他にも、癒し系、漫談系、人生系、目から鱗系、子育て系など)の話が。何かのお役に立ちそうでしたら、時間調整の許す限り、集いの大小問わず(参加者数人でも)足を運ばせて頂きますので、お気軽に、facebook、X、Instagram のメール(コメント欄)で、お声を掛けてくださいませ。勿論、この様なお話でいいなら、でございますが。拙僧も今年で62歳。これより先の残された時間を、1人でも多くの人のお役に立てれば、との思いです。『今、自分に出来る事を、今やる』ですね。


約10年間でSNSに投稿した3000話の長短法話を下記で読む事が出来ます。


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次回の投稿法話は、2月1日になります。





【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 今日の法話は、下関水族館『海響館』で有名な『マンボウ』の話をしましょうかね。

2025-01-24 06:01:00 | 法話

【1月25日投稿分】


拙僧法話の読者(高校生男子)が「住職さん、最近(近々)の出来事で、なんか面白い話はないですか」と。この子は偶にこんな事を言ってきます。対し拙僧「そうだね。じゃ、山口県にある下関水族館のマンボウの話は知ってるかい」と問うと「いや、知らない。なに、それ」と。「この話は、今年(令和7年)早々の事なんだけど、下関の水族館『海響館』で飼育されているマンボウが昨年、クラゲを一気飲みする動画が投稿され、バズって、超人気者になったんだよ。その水族館(海響館)が、昨年(令和6年)の12月から改修工事が始まりって、休館になったんだが、その途端にそのマンボウが体調を崩したんだと。なかなか体調が改善しないので、飼育員さん達から『来館者がいなくなったので、寂しくなったんじゃないのか』という意見が出て、試しに、水槽の前に人の顔写真やスタッフさん達の制服を貼り付けると、体調が改善に向かったそうなんだ」「へえ、そんな事があるんだ」と。


続けて拙僧「そのマンボウの飼育担当されている主任の男性が『来館者がいなくなった事が、体調不良の原因かどうかは、本当のところはわかりません。が、このマンボウは人を見ると必ず寄ってくるので、人なつっこい魚である事には、違いないと思います。だから、寂しかったのかな、と思って、試しにその様な手段(水槽の前に人の顔写真)をとってみたんです』と言われてたよね。拙僧、他の魚(マンボウ以外)はどうだったんだろう、と思ったが、海響館でそうなった(寂しくて、体調不良)は、このマンボウだけらしい。世界の事例では、他の魚もこうした事例は、あるという事だよ」と。


更に、続けて拙僧「この話を単なる『魚(マンボウ)の話』と軽く見ず、自分に置き換えて考えてみると、身に覚えのある人が、結構沢山いるんじゃないのかな」と。すると、この読者の高校生が「自分(私)にも『そういう寂しい思いをさせている相手(子供、親、伴侶)が、いるんじゃないのか』と胸に手を当てて考えてみたら、という事ですよね。そうなると、わが家はこれ、ピンポイントの話ですよ。以前、住職さんの投稿法話で、こんな話があったでしょ。夏休みの宿題(作品作り)で小学生の男の子が、ダンボールで何やら工作を。両親が『何を作ってるの』と男の子に尋ねると『お父さんとお母さんが、お爺ちゃん、お婆ちゃんになった時に、廊下でご飯を食べる為のテーブル(食卓)を作ってんだよ』と何の悪気もなく。この男の子の回答に両親は絶句した、という話です。この話ですが、ほんと、躾(しつけ)はするものじゃない。躾(しつけ)は見せるもの、の典型ですよね。実はこれ、わが家のピンポイントなんです。そこで住職さん、1つお願いがあるんですが」「なによ」と返すと「この度の、この僕との会話ですが、法話にしてSNSに投稿してくれませんか。どうしても、親に読ませたいので。そしたら、もしかしたら、少しは反省してくれるかも」と、この読者の高校生が。で、今日、ここで、この話を投稿させてもらいました。


【付録】

拙僧はこれまでに法話の本を3冊、世に出して頂きました。そのご縁がきっかけとなり、テレビ(約半年、週1回)、ラジオ、新聞、雑誌などや、教育委員会、学校、幼稚園、病院、老人ホーム、デイサービス、町内会老人の集い、倫理法人会、他宗寺院、葬儀斎場、社員研修などへの講演(北九州在住の拙僧が、遠方では九州南部、関西、関東、北陸、東北まで)にも呼んで頂き、方々で法話交流を。あらゆる話とまでは言えませんが、様々なジャンルである程度(仏教仏事系の他にも、癒し系、漫談系、人生系、目から鱗系、子育て系など)の話が。何かのお役に立ちそうでしたら、時間調整の許す限り、集いの大小問わず(参加者数人でも)足を運ばせて頂きますので、お気軽に、facebook、X、Instagram のメール(コメント欄)で、お声を掛けてくださいませ。勿論、この様なお話でいいなら、でございますが。拙僧も今年で62歳。これより先の残された時間を、1人でも多くの人のお役に立てれば、との思いです。『今、自分に出来る事を、今やる』ですね。


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【追伸】尚「法話が長い」と不快感を示されておられる方々には、大変心苦しく申し訳ないので、拙僧の法話が目に入らない様に『ブロック』をさせてもらっております。楽しみにされている方々もおられますので、ご理解頂きまして、それでどうか、ご容赦くださいませ。


次回の投稿法話は、2月1日になります。添付写真は、下関海響館のマンボウ。