檀家のご主人が「私は子供の頃、よく北九州から愛知の方に。母親側の爺様、婆様がそこに住んでいましたので」と。対し、奥様が「この人が来ていたその街で、私は生まれ育ちました。もしかしたら、子供の頃にどこかで出会ってたかも。将来、科学が発達して脳内の記憶が映像化出来たら、それこそ縁を感じるかも」と。
【追伸】
このご夫婦は、大学時代に東京で知り合って結婚を。この奥様が言われる様に、脳内の記憶が映像化出来たら「あっ、5歳の頃、レストランで前後ろで座ってるばい」とか「あっ、10歳の頃、同じバスに乗ってるばい」とか「ほう、小学生の頃、道を尋ねて、言葉を交わしてるばい」とか。不思議な縁が掘り起こされるかもしれませんね。そんな事が調べられる時代が将来、来るんではないかな、と思ったら、何か楽しいよね。A I みたいな物が開発されて、その夢を叶えてくれるかも。記憶を映像化出来る時代は、もうすぐ来るかも。そんな事が出来るようになったら、犯罪の検挙率も莫大にあがるだろうね。それが開発出来るまで、人類が地球に存在して居ればの話ですが。イギリスの理論物理学者であるホーキング博士(2018年没)が「そもそも地球に、知的生命体などいるのか。同族同士で殺し合う様を見ていると、人間も他の生物体と何ら変わらん」と。因みに、人間を1番殺しているは『蚊』と。人間を殺している2番手は『人間』だと。地球の歴史上、絶滅していない生命体は、1種類もないとの事。身近な家族(夫婦、親子、兄弟など、心通った者同士)でさえ、限りある物(時間、お金、物など)の奪い合いで、喧嘩するんですもんね。生まれも育ちも言葉も文化も価値観も違う国家間で争いがなくならないは、仕方ない事なのかな。豊臣秀吉公の命を狙い、釜茹での刑になった石川五右衛門(実在の人物。江戸初期の古文書で、息子と共に処刑されたとの記載が)さんが「浜の真砂が尽きるとも、世に盗人の種は付きまじ」と。1人の人間が誕生すると同時に、1つの欲もまた誕生を。未来永劫、これが途絶える事なし。人間の欲が相手の政治は、難しいですよね。