1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

力のない者に限って威張った態度を。弱い犬ほどよく吠える。 807話目

2017-03-31 12:53:38 | 法話
‪労働基準監督署に勤める友人が「昨春一流大卒女性が新入社員として入社。窓口対応の横柄さに別室に呼び出し『君が今対応の男性は社員千人以上抱える社長さんだ。勘違いするな。君に頭を下げてるんじゃない。監督署に下げてるんだ』と注意を」と。虎の威を借りた途端、自分に力が付いたと、多いですね。‬

親を反面教師として見れる子供ならいいが。(写真は山口県下松市の海。今日はお葬式)

2017-03-30 21:38:40 | 法話
‪中学講演後男子生徒が手紙で「実は講演会中ずっと涙が。親は僕が私立中学に入学した時も、家を建てる時も爺ちゃんのとこへお金を貰いに。思えば親はお金がいる時だけ足を。入院中もほとんど見舞いには。その爺ちゃんが3ヶ月前他界、家族葬で。今考えたら何という寂しい送り方を。あかんと思った」と。‬

親が勝手に引いた線路を歩まされてきた子に「まだ、間に合うよ」と。 (写真の千両の入った入れ物は1000円の品)805話目

2017-03-29 08:35:11 | 法話
‪親から「一流、一流」と洗脳され続け大学受験で挫折した若者に「東京セレブマダムに食させて高級鰻とスーパー鰻を判断出来たは僅か。一流芸能人格付け番組で高級か否かを間違える人続出。所詮人間の価値判断なんてその程度。高価安価に関わらずそれが自分にとって価値があるかどうかの判断が大事」と。


苗植えて八十八夜しないと米は出来んのに。百姓仕事はそっちのけで。804話目

2017-03-28 12:44:35 | 法話
‪昨今世界情勢は日本の嘗ての戦国時代の様相。大国の様々な脅威が迫る中、国内で呑気に家督争いをしている暇など。重要案件が犇めく中、個人的な問題に国会の大半の時間を費やし、国民の関心を巻き込み政局睨みに。今この時期日本の舵取りを出来る人がそういるとは。本末転倒すればこの国自体が転倒を。‬

最後の最後に子が頼るは親。その時の対応で子の将来が。(写真は当山ご本尊、不動明王) 803話目

2017-03-27 10:16:22 | 法話
‪アリスの谷村さんは若い頃資金繰りで窮地に陥り京都の父親の所へ。が「そうか。頑張れ」とだけ。そのお陰で今が、と。大相撲関脇高安は中卒後稀勢の里のいる部屋へ。が稽古に耐えきれず4度脱走。6時間掛け自転車で茨城の実家へ。その都度父親が叱咤激励。昨今はこの受け皿の有り様が社会問題にまで。‬