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福岡市長選 自民、現職山崎広太郎氏推薦せず 

2006-10-06 18:58:13 | 地域情報
福岡市長選 自民、山崎氏推薦せず 異例の自主投票方針(西日本新聞) - goo ニュース

先般の突然の「オリンピック招致!」の表明は、多くの市民や、少なからずの市役所の幹部や、市職員に取って、「殿、ご乱心!!!」そのものに見えた。
すでに、晩年の豊臣秀吉みたいなもので、自分のやっていることの政治的意味や社会に与える影響は全く目に入らないのである。

その上、当選一期目からして、山崎広太郎氏は、羽柴秀吉のような才気あふれる人物でもなく、能力を発揮したわけでも無かった
立候補時は「人工島の見直し」と宣言し、多くの市民が市政の姿勢の(洒落?)転換を期待して当選させたのに、当選するや否や、自民党に摺り寄り、人工島事業を推し進めるばかりか、ケヤキ・庭石事件に見られるような腐敗・堕落を繰り返してきた。

早い話が実力の無い、あっちにふらふら、こっちにすりすりの日和見主義者である。山崎広太郎氏が自民党・新進党(いまや懐かしき名前)・民主党?などを変遷、状況に応じて風見鶏を演じてきたことは、自らの信念などはからきし無い無能な人であることを、自身の行動で証明している。

その、「殿、ご乱心!!!」を自作自演した、「オリンピック招致!」は、人工島事業などでの市民の不人気を一気に取りもどすべく仕組んだのであろうが、それが却って市民の猛反発を招き、『呼ばんでよか!オリンピック』 の運動が急速に広がって人口の1割を超える署名を市議会に提出した。

その国内のオリンピック会場を選定する委員会の直前に、山崎広太郎氏が心血を注いだ(否、言い間違い)山崎広太郎氏が市民の血税を勝手につぎ込んだ、人工島に架かる「海の中道大橋」で、市職員の泥酔飲酒運転による大事故によって、一家5人が和白沖の海中に車ごと転落し、子どもたち3名が殺されるという事件が起きた。

この事件に関する記者たちへの山崎広太郎氏の返答は、しどろもどろで呂律(ろれつ)が回っていない無様なものであった

市職員の規律も守れて居ないのに、「オリンピック招致」で浮かれていて良いのかという批判が一気に噴出したのは当然である。

これらの、運動と事件により、「オリンピック招致」は市民の勝利!晴れて「落選」が決定した。会場に集まった市民が「東京に決定」の報道に拍手と歓声で歓迎した 光景 は記憶に新しい。

日本共産党福岡市議団は直ちに責任を取って辞職せよと迫ったが、ことここに至っても潔い態度は取らず、のらりくらりと居座りを続け、次期市長選にも立候補を表明するという無節操さである。

自民党も、こんな体たらくの御仁を推薦するのは党の孤剣に関わると判断したのであろう。
「オリンピック落選」の時点で既に山崎広太郎氏の政治生命は尽きている。
百戦錬磨の自民党の参謀本部が、そこを見落とすはずが無い。

なお、11月初旬に行われるこの選挙が、安倍新首相にとって、最初の大きな選挙であることも見落とせない条件である。
ここで、「ご乱心の殿」を推薦して、負けてしまえば、初陣で重傷を負ってしまうことになるからである。

むしろ、現職であり与党である山崎広太郎氏を推薦できない最大の理由は、ここにあると見ても良いであろう。

一方、民主党の候補や俄かに市民派を称する高山氏を当選させても意味は無い。
民主党も社民党も高山氏もオリンピック招致決議に賛成したのである。

この事態を打破する候補者は、市民の会が推薦する 清水とし子さん しかない。



清水とし子さん は、人工島反対運動や、「呼ばんでよか!オリンピック」の運動を積極的に進めてきた方である。

「無駄な開発行政をやめさせ、市民の生活基盤を一歩づつ改善してくれる」であろう 清水とし子さん に党派を超えて大いに期待したいし、支持を広げたい。

ブログやインターネットの力の試し時である。

私は、11月19日まで、あと1ヶ月半ブログでの支援活動を多方面に展開するつもりだ。

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