(タイトル写真は 大津留さんのブログ より転載)
映画 「涙そうそう」 を見た。
アクションも派手な演出も無く、淡々と話が進む。
それぞれ幼い子連れの二人が一緒になり(映画の中では結婚した様子はない)、兄妹として育ち大人になってゆく過程が回想シーンとして展開される。
兄は妹が血の繋がらない妹と知っているが、妹はそういうことは知らず「兄は血の繋がった兄だと思っている。」と兄は思っている。
母親病死後、幼い二人はおばあの元の離島で暮らすが、兄は高校を中退して那覇に働きに出、父親代わりで仕送りをしている。
妹が、那覇の高校に合格して、離島からやってくる場面から映画は始まる。
そして、兄の暮らす屋上に立てたバラックでの生活が始まり、兄は妹をかいがいしく世話をする・・・
回想シーンで米兵相手の水商売が出てくるが、映画全体を通しては米軍の問題や基地の問題、沖縄戦の話は表立って出てこない。
唯一映画の最後にオバア(平良トミ)の口から、自分の恋人は戦争(太平洋戦争か沖縄戦)で亡くなったという回想で示唆するのみであった。
そういう、淡々とした中に 生命の大切さ を訴える胸に迫る映画である。
「新垣洋太郎」妻夫木聡 と「新垣カオル」長澤まさみがいい味を出していた。
洋太郎の恋人役の麻生久美子も良かった。
友人役の塚本高史もいい。
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映画 「涙そうそう」 を見た。
アクションも派手な演出も無く、淡々と話が進む。
それぞれ幼い子連れの二人が一緒になり(映画の中では結婚した様子はない)、兄妹として育ち大人になってゆく過程が回想シーンとして展開される。
兄は妹が血の繋がらない妹と知っているが、妹はそういうことは知らず「兄は血の繋がった兄だと思っている。」と兄は思っている。
母親病死後、幼い二人はおばあの元の離島で暮らすが、兄は高校を中退して那覇に働きに出、父親代わりで仕送りをしている。
妹が、那覇の高校に合格して、離島からやってくる場面から映画は始まる。
そして、兄の暮らす屋上に立てたバラックでの生活が始まり、兄は妹をかいがいしく世話をする・・・
回想シーンで米兵相手の水商売が出てくるが、映画全体を通しては米軍の問題や基地の問題、沖縄戦の話は表立って出てこない。
唯一映画の最後にオバア(平良トミ)の口から、自分の恋人は戦争(太平洋戦争か沖縄戦)で亡くなったという回想で示唆するのみであった。
そういう、淡々とした中に 生命の大切さ を訴える胸に迫る映画である。
「新垣洋太郎」妻夫木聡 と「新垣カオル」長澤まさみがいい味を出していた。
洋太郎の恋人役の麻生久美子も良かった。
友人役の塚本高史もいい。
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