(写真は博多座正面階段付近)
2006年10月28日
大地真央主演のミュージカル 「風と共に去りぬ」を見た。
数年前、大阪芸術劇場(旧・梅田コマスタジアム)で同じ演目を見た。
この演目は、大地真央のいわばライフワークだ。
公演パンフによると、米国映画に続いて、舞台化を初めてやったのは、日本だったということだ。
1966年11月というからちょうど40年前に東京に帝国劇場(帝劇)ができた時で、あの有名な菊田一夫演出、古関裕而の音楽だったという。
5ヶ月のロングランになったという。
スカーレット・オハラは、有馬稲子と那智わたるのダブル・キャストだったというが、当時から、宝塚男役出身者がやることになっていた訳だ。
那智わたるは、まだ宝塚・現役だった。
脇役の女性陣も宝塚出身者が多くを占めていた。(パンフ解説による)。
さて、大地真央の登場はと言うと、1987年3月というから、約20年前のことである。
宝塚ではなく、東宝の帝劇での舞台である。
(1982年に26才で最年少にして月組TOPになり、1985年に数々の記録を作って宝塚歌劇団を退団した。)
その後、度々再演されてきたが、2001年に全く新しくミュージカルとして作り直され、作詞(秋元康)も作曲(佐橋俊彦)も日本人が行なって上演した。
2002年には大阪公演をした、とあるから、私が見たのは、この2002年公演ということになる。
この演目は博多座には、初の登場。
(大地真央の舞台は4度目という。
私が博多座で見たのは、「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」と「マイ・フェア・レディ」のような気がする。)
レット・バトラーは、今井清隆。アシュレには、岡幸二郎。
メラニーには、これも宝塚・男役出身の杜けあき。娼婦ベル・ワトリングにも宝塚・男役出身の寿ひずる。マミーには、声量のある花山佳子。
2002年に大阪で聴いたはずだが、音楽の方はほとんど覚えていなかった。
舞台には、博多座の本舞台の上に40cmほど嵩上げし、スライディングステージを2列配置し、横から装置・大道具を引き出す方式。スピーディーで、展開は極めて円滑で、退屈させない。
主演の大地真央は、早着替えが何度もあるほど数多くの衣装を変える。
役柄上、ウエストが17インチ(43cm位)と言うことだが、実際に17インチではないにしても極めてスリム。
ずっと、歌い続けだから、強制して締め付けているはずはなく、本当にスマートなのだろう。
顔肌も張りがあって、若々しい(オペラグラスで注視)。
化粧で誤魔化しているとは思えない。
プロとはこういうものなんだろう。
なお、Wikipediaによると、1956年2月5日生まれというから、丁度50歳。
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大地真央の声には好き好きがあり、嫌いと言う人もいれば、最高!という人も居る。
しかし、ダブル・キャストが定着しつつある東宝ミュージカルにおいて、一日2回の公演も含めて、1ヶ月に40公演を休日1日だけで、歌いきる実力はさすがである。
私が見たのは、千秋楽の前日・午後の部であったが、声がかすれたりすることもなかった。
メラニーの杜けあきも元宝塚・男役とは思えない澄んだソプラノで、うまかった。
今井清隆や岡幸二郎は今や日本のミュージカルには欠かせない存在である。
正味3時間10分。アンコールや休憩(30分1回)も含めれば、5時開演9時終了と言う4時間の舞台であった。
久々のミュージカル観劇で堪能した。
さて、大地真央のライフワークは他に
ザ・サウンド・オブ・ミュージック
マイ・フェア・レディ
で、これらがライフワーク3本立てと私は勝手に思っている。
そういえば、宝塚版では轟悠のレットバトラー、瀬奈じゅんのスカーレットを数年前に見た。
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2006年10月28日
大地真央主演のミュージカル 「風と共に去りぬ」を見た。
数年前、大阪芸術劇場(旧・梅田コマスタジアム)で同じ演目を見た。
この演目は、大地真央のいわばライフワークだ。
公演パンフによると、米国映画に続いて、舞台化を初めてやったのは、日本だったということだ。
1966年11月というからちょうど40年前に東京に帝国劇場(帝劇)ができた時で、あの有名な菊田一夫演出、古関裕而の音楽だったという。
5ヶ月のロングランになったという。
スカーレット・オハラは、有馬稲子と那智わたるのダブル・キャストだったというが、当時から、宝塚男役出身者がやることになっていた訳だ。
那智わたるは、まだ宝塚・現役だった。
脇役の女性陣も宝塚出身者が多くを占めていた。(パンフ解説による)。
さて、大地真央の登場はと言うと、1987年3月というから、約20年前のことである。
宝塚ではなく、東宝の帝劇での舞台である。
(1982年に26才で最年少にして月組TOPになり、1985年に数々の記録を作って宝塚歌劇団を退団した。)
その後、度々再演されてきたが、2001年に全く新しくミュージカルとして作り直され、作詞(秋元康)も作曲(佐橋俊彦)も日本人が行なって上演した。
2002年には大阪公演をした、とあるから、私が見たのは、この2002年公演ということになる。
この演目は博多座には、初の登場。
(大地真央の舞台は4度目という。
私が博多座で見たのは、「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」と「マイ・フェア・レディ」のような気がする。)
レット・バトラーは、今井清隆。アシュレには、岡幸二郎。
メラニーには、これも宝塚・男役出身の杜けあき。娼婦ベル・ワトリングにも宝塚・男役出身の寿ひずる。マミーには、声量のある花山佳子。
2002年に大阪で聴いたはずだが、音楽の方はほとんど覚えていなかった。
舞台には、博多座の本舞台の上に40cmほど嵩上げし、スライディングステージを2列配置し、横から装置・大道具を引き出す方式。スピーディーで、展開は極めて円滑で、退屈させない。
主演の大地真央は、早着替えが何度もあるほど数多くの衣装を変える。
役柄上、ウエストが17インチ(43cm位)と言うことだが、実際に17インチではないにしても極めてスリム。
ずっと、歌い続けだから、強制して締め付けているはずはなく、本当にスマートなのだろう。
顔肌も張りがあって、若々しい(オペラグラスで注視)。
化粧で誤魔化しているとは思えない。
プロとはこういうものなんだろう。
なお、Wikipediaによると、1956年2月5日生まれというから、丁度50歳。
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大地真央の声には好き好きがあり、嫌いと言う人もいれば、最高!という人も居る。
しかし、ダブル・キャストが定着しつつある東宝ミュージカルにおいて、一日2回の公演も含めて、1ヶ月に40公演を休日1日だけで、歌いきる実力はさすがである。
私が見たのは、千秋楽の前日・午後の部であったが、声がかすれたりすることもなかった。
メラニーの杜けあきも元宝塚・男役とは思えない澄んだソプラノで、うまかった。
今井清隆や岡幸二郎は今や日本のミュージカルには欠かせない存在である。
正味3時間10分。アンコールや休憩(30分1回)も含めれば、5時開演9時終了と言う4時間の舞台であった。
久々のミュージカル観劇で堪能した。
さて、大地真央のライフワークは他に
ザ・サウンド・オブ・ミュージック
マイ・フェア・レディ
で、これらがライフワーク3本立てと私は勝手に思っている。
そういえば、宝塚版では轟悠のレットバトラー、瀬奈じゅんのスカーレットを数年前に見た。
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