NPOや労働組合、弁護士事務所など約20団体による実行委員会が先月31日に日比谷公園に開設した「年越し派遣村」
主催団体が当初予想していた150人程度を倍以上も上回る失職者の人々が集まり、収容人員を大幅に超えて、当初順調に集まっているかのように見えた支援物資も不足する状況になってきました。
主催者は、支援者に物資の補給を依頼する一方で、政府・厚生労働省に直接交渉し、収容場所の確保を求めていましたが、
厚生労働省は、ようやく日比谷公園前にある同省2階の約820平方メートルの講堂とトイレでを1月2日から5日午前9時まで開放することにしたそうです。
このことは、厚生労働省に、労働者の命に関わる緊迫した事態と、大企業による非人道的な「派遣切り」の深刻さを理解させる上で、大きな一歩になったことと思います。
1月5日以降の収容先はまだ決まっていないと言うことですが、この際 厚生労働省の本庁に大挙して「我が窮状」を訴えに行き、
解決策を示さないならば、そのまま厚生労働省に居座って「ダイ・イン」でも してはどうでしょうか?
このまま外に放り出されたら「凍死・餓死」してしまうという意思表示には、「ダイ・イン」は有効な手段だと思います。
(普通は戦争における殺戮に反対するパフォーマンスですが)
「年越し派遣村」
視点・論点 派遣切り (湯浅誠)
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「声届いた」「月曜以降は…」=喜びと不安-講堂開放の「派遣村」・厚労省(時事通信) - goo ニュース
2009年1月2日(金)21:30
年越し派遣村へ続々、300人突破 厚労省が講堂を開放(朝日新聞) - goo ニュース
2009年1月2日(金)20:40
厚労省講堂を宿泊用に開放=派遣村に300人超-元小学校も・東京(時事通信) - goo ニュース
2009年1月2日(金)19:30
厚労省講堂を宿泊に開放 派遣村300人超す(共同通信) - goo ニュース
2009年1月2日(金)21:59
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「声届いた」「月曜以降は…」
=喜びと不安-講堂開放の「派遣村」・厚労省
時事通信 2009年1月2日(金)21:30
「声が国に届いた」「月曜以降はどこで…」-。厚生労働省が2日、日比谷公園(東京都千代田区)に設置された「年越し派遣村」に集まった元派遣社員らに講堂を開放したことに、派遣村の人たちからは喜びと不安の声が漏れた。
同日午後8時前、「年越し派遣村」の湯浅誠村長が増え続ける宿泊希望者に対し、徒歩で5分ほど離れた同省講堂の開放決定を伝えた。
「やったー」。肌寒く、時折冷たい風が吹く公園内には、拍手も響く。湯浅村長は「あす、あさってには宿泊希望者はもっと増え、限界に来る。昼に対応を申し入れたが、政府は開村から3日後にようやく講堂を開放した」と対応の遅れを批判。一方で「皆さんの声が国に届いた。歓迎したい」と話した。説明会の終了後、体が弱かったり、不自由な人の移動方法などで質問も相次いだ。
また、講堂の使用期間は、同省が業務を開始する5日月曜日の午前9時がタイムリミットに。派遣村の人たちからは「月曜日以降はどこで過ごせば…」との不安の声も出た。
厚労省2階の約820平方メートルの講堂に入り、布団を敷いた元不動産業の男性(59)は「開放するなら最初からやればいいのに。行き当たりばったりだ」とした上で「昨夜は派遣村のテントで寝たが、土を通して寒さが身に染みた。講堂は暖房が利いていて暖かいですね」とやや満足そうな笑みを浮かべた。
講堂には、布団などの荷物を持った派遣村の人たちが続々詰め掛けた。講堂内では派遣村の担当者が「布団は体のサイズに合わせ、なるべく詰めて敷いて」「省内は禁煙ですのでご協力を」などとスピーカーで呼び掛けていた。