【三菱UFJ証券システム部長代理が顧客情報を売却】 の報道では
犯行が明確に特定されていて、犯人も判っているのに匿名
であることに疑問を呈した。
一方で、「舞鶴の高1女性殺害事件」では、物的証拠も得られず、
本人も関係を否定しているのに、容疑者名を書いている。
全く逆ではないか?
Webニュースによると、この事件では 京都弁護士会が容疑者を支援することを決めた と言う。
弁護士会が早々と支援を決めた背景には、『冤罪』の疑いが極めて濃いことを示唆していると思われる。
弁護士会は、同時に取調べの全録画を求めたが、京都府警はこれを拒否したらしい。
また、京都地裁は11日、弁護人の準抗告を棄却した、という。
当ブログでは、畠山鈴香事件での経験も踏まえて追究してゆきたいと思う。
弁護士会が容疑者支援 京都府警は送検 高1殺害事件(朝日新聞)
舞鶴高1殺害 弁護士会「取り調べ全録画を」、府警拒否(朝日新聞)
舞鶴の高1殺害事件、弁護側の準抗告を棄却(読売新聞)
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弁護士会が容疑者支援
京都府警は送検 高1殺害事件
朝日新聞 2009年4月9日21時13分
京都府舞鶴市で昨年5月、高校1年の小杉美穂さん(当時15)が殺害された事件で、京都弁護士会は、殺人・死体遺棄容疑で逮捕された中勝美容疑者(60)=窃盗罪で服役中=に対し、同弁護士会の刑事委員会から刑事事件に詳しい弁護士を派遣した。中容疑者から選任されれば、委員会をあげてバックアップする。一方、京都府警舞鶴署捜査本部は9日、中容疑者を京都地検に送検した。
中容疑者が昨年11月に窃盗容疑で逮捕されて以降、藤居弘之弁護士らが府警の家宅捜索に立ち会うなどしてきたが、弁護士会は新たに刑事委員会から小嶋敦弁護士を派遣した。
弁護士会によると、物証が乏しい重大事件で、中容疑者が否認を続けていることから、自白が強要される恐れがあるとして、新たな派遣が必要と判断した。選任されれば、中容疑者から取り調べの状況を聞き取ったり、刑事裁判の仕組みを教えたりする。
捜査関係者によると、中容疑者は「やってないことを説明できない」「他のやつがやったことでなぜ捕まらねばならないのか」などと否認しているという。
舞鶴高1殺害 弁護士会
「取り調べ全録画を」、府警拒否
朝日新聞 2009年4月11日7時11分
京都府舞鶴市で高校1年の小杉美穂さん(当時15)を殺害したとして府警に逮捕された無職、中勝美容疑者(60)の取り調べをめぐって、京都弁護士会は10日、記者会見を開き、全過程を録画・録音するよう求めた。一方、府警や京都地検は否認が続く現状では「必要ない」としている。5月の裁判員制度の導入を前に、捜査側の対応が注目される。
会見では、弁護士会の池上哲朗副会長が「過去の冤罪事件では、脅しすかしで自白を得る手法が取られてきた。裁判員制度を控え、取り調べ過程はガラス張りにする必要がある」と語り、録画・録音を強く求めた。すでに中容疑者の弁護人は逮捕当日の7日、録画・録音の申入書を中容疑者が留置されている府警山科署に提出しようとしたが、受け取りを拒まれ、同署と京都地検に郵送したという。
これに対し、府警刑事部は「書面は受け取っておらずコメントできない」と説明。捜査関係者は「そもそもこれだけ世論の関心を集める事件で、違法な聴取などできるわけがない」と話す。京都地検も「自供した場合は録画・録音を検討するが、全過程は考えていない」としている。
取り調べ過程の部分的な録画・録音は、08年9月から5都府県警で試行され、09年4月には全国に拡大されたが、京都府警で実施した例はないという。09年2月までに全国で録音・録画の対象となったのは、いずれも取り調べで自供した容疑者計58人で、警察庁は「自白の任意性の立証に一定の効果がある」との見解を示している。京都地検がこれまでに録画・録音を実施した約30の事件も、自供した事件に限られている。地検によると、中容疑者は送検後の調べにも「身に覚えがない」と否認し続けており、このままでは見送られる可能性が高い。
日本弁護士連合会は「捜査側の都合の良い部分だけ記録するのは危険だ」として全過程の記録化を求めている。
舞鶴の高1殺害事件、
弁護側の準抗告を棄却
讀賣新聞 2009年4月11日(土)14:42
京都府舞鶴市の高校1年小杉美穂さん(当時15歳)殺害事件で、京都地裁は11日、殺人、死体遺棄容疑で逮捕された無職中勝美容疑者(60)に対する10日間の拘置決定取り消しと、拘置場所の変更を求めた弁護人の準抗告を棄却した。
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