JUNSKY blog 2015

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青森市長選挙 無所属・鹿内博氏が 『自公現職』を破る!

2009-04-20 17:45:17 | 選挙
2009年4月20日(月)

 河北新報Web版によると、青森市長選挙に、「完全無所属」で元県議会議員の鹿内博氏(61)が、自民党・公明党が支援した現職市長を押さえて当選した、そうです。

 NHKニュースでは、日本共産党と社民党が側面から応援したと言います。
画期的なことではないでしょうか?

 【ポラリス】 によると、青森県の日本共産党 東青地区委員会は、期待の声明を出したようです。
【4/19投票の青森市長選は、
共産党の支援する鹿内氏が初当選しました。
市民の苦難を解決し、新しい政治の実現に
大きな期待が寄せられています】

 (日本共産党 東青地区委員会ホームページより)

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 まずは「河北新報」の記事を引用します。

 鹿内氏が現職ら破り初当選 青森市長選
 任期満了に伴う青森市長選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元青森県議鹿内博氏(61)が、いずれも無所属で旧市から通算6選を目指した現職の佐々木誠造氏(76)と、新人の元青森市議関良氏(51)を破り、初当選を果たした。

 鹿内氏は「長期政権で市政に市民の声が反映されていない」と現職の多選を批判し、市政の刷新を訴えた。「市民派無所属」を掲げて草の根的な選挙戦を展開し、無党派層の票を集めた。

 佐々木氏は自民、公明の両党から支持を受け、組織的な選挙戦を繰り広げたが、高齢・多選への批判をはね返せなかった。関氏は知名度不足が響き、伸び悩んだ。

 当日の有権者数は24万8256人。投票率は56.63%で、前回(2005年)を4・26ポイント上回った。
        河北新報 2009年04月19日日曜日 


 青森市長に新人鹿内氏
 佐々木氏の通算6選阻む

 任期満了に伴う青森市長選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元青森県議鹿内博氏(61)が、いずれも無所属で旧市から通算6選を目指した現職の佐々木誠造氏(76)と、新人の元青森市議関良氏(51)を破り、初当選を果たした。

 鹿内氏は「長期政権で市政に市民の声が反映されていない」と現職の多選を批判し、市政の刷新を訴えた。「市民派無所属」を掲げて草の根的な選挙戦を展開し、無党派層の票を集めた。

 佐々木氏は自民、公明の両党から支持を受け、組織的な選挙戦を繰り広げたが、高齢・多選への批判をはね返せなかった。関氏は知名度不足が響き、伸び悩んだ。

 当日の有権者数は24万8256人。投票率は56.63%で、前回(2005年)を4.26ポイント上回った。

 ◇青森市長選開票結果(選管最終)

当 72,401鹿内  博 無新(1)
  54,155佐々木誠造 無現 
  13,184関   良 無新 

鹿内 博<しかない・ひろし>
1948年3月4日、61歳。青森市生まれ。
青森高卒。団体職員などを経て、1982年2月から青森市議3期、91年4月からは青森県議5期。
核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会共同代表も務めた。
        河北新報 2009年04月20日月曜日 




NHK 「マネー資本主義」 で解明された 「強欲!」

2009-04-20 08:46:42 | TVレビュー
2009年4月20日(月)

きのうの夜のNHKスペシャル
「マネー資本主義」 を見ました。

 『実物経済』=世界全体のGDPの5倍近い「債券取引」が何故金融のプロによって行われ膨張させられてきたかの複雑な仕組みをできるだけ解り易く解説しようとしていたので、私にも少しは「カラクリ」が解りました。
 そして「債権取引」というものが『借金の取引』であることも理解させられました。
 彼らの金融経済(マネー資本主義)は、オバマ大統領が演説で糾弾したように「強欲」そのものであり、社会に貢献しようとか、実態経済を活性化させるために金融面で支えよう(松平キャスターの言う「経済の裏方に徹する」)とかいうような意識はこれっぽっちも無いことを暴露していました。

 この「強欲」(greed)に対する人民の闘いが必要です。
以前もこのブログで紹介した、チャプリンの「独裁者」でのチャプリンの演説からその一節を御紹介します。

Let us fight to free the world !
 To do away with national barriers !
 To do away with greed with hate
and intolerance ! 


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 NHKでは、キーパーソン100人以上に取材を申し入れ、その中で数人の取材ができたらしい。
 讀賣新聞の紹介記事によると、その顔触れは、

 【インタビューに登場する主な投資銀行関係者】

ジョン・グッドフレンド ソロモン・ブラザーズ元会長。「ウォール街の帝王」と呼ばれる
ジョーゼフ・ペレラ M&Aの先駆者
ヘンリー・カウフマン ソロモン・ブラザーズの元副会長。のちにアナリストに転じる
ウォルター・ゲラシモビッチ 金融商品のリスク管理プログラムを作成した元ロケット科学者
ジェフ・クロンサール サブプライムローンの元となる「モーゲージ債」の開発者
ロバート・ルービン ゴールドマン・サックスの元CEO。のちに財務長官
ラリー・ベセラ ゴールドマン・サックスの元トレーダー
ジョン・ボーグル 投資信託界の大物
               (2009年4月14日 読売新聞)


 NHK「マネー資本主義」 投資銀行の大物次々
  4月19日から5回
           (2009年4月14日 読売新聞)
 世界を揺るがしている金融危機はなぜ起きたのか。NHKは4~7月に放送するNHKスペシャル「マネー資本主義」(全5回)で、その原因と背景を探る。19日午後9時からの第1回は「“暴走”はなぜ止められなかったのか~アメリカ投資銀行の興亡」。あまり公の場に出てこない投資銀行関係者が多数インタビューに応じた。(川辺隆司)

 昨年9月、投資銀行でもあった米証券大手のリーマン・ブラザーズが破綻したことが金融危機の引き金となった。投資銀行は元々、顧客企業の有価証券を発行し、資金調達をサポートすることが主な仕事だったが、米国では規制緩和が進んだ1980年代以降、自己資金とその何倍もの借入金で投資するようになった。投資銀行の好調なビジネスは米国経済の牽引役でもあった。

 その“投資銀行革命”の先駆者と言われるのが、投資銀行ソロモン・ブラザーズの会長を務めたジョン・グッドフレンド氏だ。やはり、ソロモン・ブラザーズで副会長を務め、のちにアナリストに転じたヘンリー・カウフマン氏は、投資銀行の危ういビジネスに警告を発し続けた。

 番組を担当する内藤誠吾・専任ディレクターは「金融危機が起きた後、投資銀行関係者は悪者扱いされているが、製造業で日本やドイツに後れを取っていた米国に繁栄をもたらした立役者でもある。時代を作ってきたという自負心もある彼らの言葉は貴重な証言記録になるはず」と話す。

 実体経済の数倍にも膨らんだと言われる“信用バブル”は、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付きによって危機的状況に陥っていた。そのサブプライムローンの元となったのが、住宅ローンを債権として商品化し、金融市場で取引できるようにしたモーゲージ債という仕組みだ。そのモーゲージ債を開発したジェフ・クロンサール氏にもインタビューを行った。

 クロンサール氏には昨年11月から交渉を始め、過去のNHKスペシャルのビデオを送って扇情的な内容ではないことをアピール。今年2月になって取材できることが決まったという。

 このほか、投資銀行ゴールドマン・サックスの元CEO(最高経営責任者)で財務長官も務めたロバート・ルービン氏、ルービン氏の元でトレーダーを務めたラリー・ベセラ氏らもインタビューに応じ、投資銀行同士が過剰な競争にしのぎを削った90年代を振り返る。

 角英夫チーフ・プロデューサーは「決して金融危機の犯人探しをするつもりはない。地球全体がマネーゲームにのってしまったというのが実態だろう。番組が現代史を考える材料になれば」と話している。       


讀賣新聞 上記Web記事は、ここをクリック