このブログでもここ数回に亘って取り上げているトヨタの品質「不適合」問題。
いよいよ、トヨタを代表する主力車種であるプリウスのリコールに至った。
ブレーキとは自動車にとっては当に「生命線」を制するパーツであり、最も信頼性が必要な部品である。
これを制御するコンピュータ・ソフトに欠陥があったらしい。
この問題がアメリカで取り沙汰された際の危機感の無さは異常でさえあったと思う。
品質保証担当の佐々木副社長が「フィーリングの問題」と吐き捨てたことも大きな問題になるきっかけというか『火に油を注ぐ』結果となってしまった。
フィーリングで制動時間や距離が決まらないと言うことは、絶対にあってはならないことだ。追突や飛び出しや人身事故の大きな原因となるのであるから・・・
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リコール問題 信頼回復へ土俵際 トヨタ社長会見「品質は生命線」(産経新聞) - goo ニュース
2010年2月6日(土)08:05
米酷評「トヨタのおわび」 「懸念鎮めるにはほど遠い」(産経新聞) - goo ニュース
2010年2月7日(日)08:05
ニュースの人「豊田章男トヨタ自動車社長」(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
2010年2月8日(月)11:04
日米でプリウスをリコール
今週前半にも、30万台-トヨタ
時事通信 2010年2月8日(月)10:03
トヨタ自動車は8日、ハイブリッド車の新型「プリウス」のブレーキ不具合をめぐる問題で、日米でリコール(回収・無償修理)する方針を決めた。対象は昨年5月に発売された最新モデルで、1月末までに販売された約30万台。日米の運輸当局と調整の上、今週前半にも発表する。1月末以降に生産した車は処置済みでリコールの対象外とする。
新型プリウスをめぐっては、でこぼこの路面や滑りやすい雪道などを低速で走行した際、ブレーキが瞬間的に利かないとの苦情が日米を中心に相次いでいる。日本では20万台弱、米国では10万台前後が対象に上るとみられる。
トヨタは、横滑りなどを防いで車体をコントロールするアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)の作動時に発生する現象とみており、ブレーキの制御ソフトを修正することで対処できるとしている。
新型プリウスのリコール届け出へ 週前半にも(朝日新聞) - goo ニュース
2010年2月8日(月)11:25
トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」のブレーキが瞬間的に利かなくなる問題で、同社が国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出ることが8日、明らかになった。今週前半にも発表する。同じようなブレーキシステムを採用するハイブリッド車の「SAI」と「レクサスHS250h」も、対応が整い次第、リコールする見通しだ。
対象は、昨年5月発売の3代目プリウス、約18万台。今年1月下旬以降の生産分は、すでに改修を施している。トヨタは、自主改修のサービスキャンペーンで対応する方針だったが、苦情が日ごとに増えて不安が高まっていることから、法的なリコールに踏み切る。
この問題は、滑りやすい路面を低速で走行中、1秒前後、ブレーキが利かなくなるというもの。改修では、車輪がロックしてハンドル操作が不能にならないようにするアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)の電子制御プログラムを修正する。
トヨタは、すでに修正ソフトを全国の販売店に配布。今後、リコールの通知を顧客に発送する。修正は、30分程度で終わるという。
新型プリウスは約60カ国・地域で販売。米国では約10万台をリコールする方針を固めており、ほかの国々でも制度に従って無償で改修するとみられる。同じくリコールする見通しのSAIは、1月末までに国内で約7700台、レクサスHS250hは約1万台を販売している。
リコールは、道路運送車両法に定められた保安基準に適合しない重大な欠陥の場合の対応。3カ月ごとに国に改修状況を報告する義務が生じ、サービスキャンペーンより厳しい対応を求められる。
トヨタは当初、このブレーキの問題を、運転者の感覚的な問題として、不具合とは認めていなかった。しかし、顧客の不安が高まるなか、監督官庁の国交省が「世間の反応を見れば、リコールでなければ収まらない」(幹部)との見方を強め、サービスキャンペーンでの対応では難しいと判断した。
プリウス ブレーキ問題 常務会見「昨年秋から苦情」 クレーム隠しを否定(産経新聞) - goo ニュース