このところ、当ブログ以外でも、秋田県警の捜査について批判し検証しようとするサイトが増えてきました。
遅まきながら歓迎したいところですが、中には畠山鈴香さんを真犯人と決め付けた上で、彼女を早期に拘束しなかったことが、第二の犯罪を招いたという筋書きで秋田県警に疑問を投げかけるサイトもあるようです。
このブログの御常連の方々はそのような方向とは一線を画して、畠山鈴香さんに対する人格否定報道と、その元ネタを垂れ流した警察の手法に厳しい批判の目を向けています。
そう言えば、先日あの“有名な”
木村剛(政治的立場は異なりますが)
さんのブログより、トラックバック(TB)が来ましたので、まず最初にご紹介しておきます。
週間!木村剛
当ブログへのコメントから引続き紹介します。
布引洋さんより(2006/8/2)
【昨日のテレビニュースに因れば、彩香ちゃんを欄干に立たせ背中を押したと警察が発表。
欄干の高さ120cm+彩香ちゃんの身長140cm=260cm警察発表どうりなら『鈴鹿容疑者』は2メートル以上の身長ですな。
テレビで彩香ちゃんと豪憲君と遊ぶビデオが繰り返し放映されています。
ビデオで見るは彩香ちゃんは、あどけないごく小さい少女です。
私達(多分警察も)は彩香ちゃんを小さい少女と何の疑いも無く信じきっています。
私達が何度も見たあの小さい少女は、実は何年も前の姿なのです。
現実の彼女は140cm35kgの思春期前期の小さくない少女なのです。】
これに対し、
kitsuneさんより
「大沢橋からの突き落としに拘る理由」と題して
2006-08-06 02:16:18 (深夜の投稿です)
【警察側は、なぜ、どうしても『大沢橋から生きたまま突き落とした』ことにしたいのかと、不思議に思っていましたが・・・
もともと彩香ちゃんの遺体の状況、発見場所等々から、おかしいとマスコミでもツッコミが入ってたし、さんざん虐待疑惑をアピールした後で・・・
マスコミでは、すでに死んでいた(自宅等で殺されていた)彩香ちゃんを、遺棄したのではないのかと騒いでいます。
これまでは、
マスコミのツッコミが入る度に、微妙に供述を変えて修正(?)していたし、『自宅で虐待死させて、川に遺棄して水死を偽装した極悪人なのだ!』というシナリオの方が、警察としても、マスコミとしても都合がいいんじゃないかと思うのに、なぜ、橋から落として殺したという、まるで道理の通らない殺害方法を採用し、その供述を変えようとしないのか?
布引さんのコメントで、また気付いてしまいました。
警察としては、彩香ちゃんは、生きたまま川に投げこんでもらわないと、困るのです。
140cm、35㎏の死体は、女性一人の力では、とても運べないからです。あの中州に、発見された形では流れつかないだろうとか、川を流されて、靴や、上着等がそのまま脱げないなんてありえないだろうとか・・・直接、現場に置いたんじゃないかとか、もっと近くから流したんじゃないかだとか・・・そんなことは百も承知だけど、どうしても無視しないと、畠山さんを犯人に出来ないのです。
高い橋から落として、頭でも打ってもらわないと殺害されるのは難しいだろうから、大沢橋。
落下地点までは彩香ちゃんにも歩いてもらわないといけなから、生きたまま突き落とした!警察としては、『大沢橋から突き落として殺した』という供述以外に選択の余地はなかったのでしょう。
小学4年生を抱えて運ぶのは、さすがに無理だということは秋田県警でもわかるのですね。
この供述を変えるとしたら、警察は、どうしても他の犯人か共犯者を見つけ出さなければならなくなるのです。
捜査が苦手な(?)
秋田県警としては、意地でもこの供述を死守しなくてはならないのではないかしら・・・
マスコミめ余計なことを騒ぎおって!とムカついているでしょうね。今まではうまくいってたのに・・・と。
それにしても、こんなバカげた話が、通用していいものでしょうか・・・
(中略)
テレビで、繰り返し繰り返し、幼い頃の2人の姿を刷り込まれて、普通に小学生の体格を想像出来なくなっている人は多いのでしょうね。普通に考えたら、それはおかしい!とすぐわかるのに・・
同様に、『駄々をこねた』とか・・幼稚園生じゃあるまいに、小学4年生にもなって、駄々をこねる子がいるかいな?と、つい怒りつつ笑ってしまいました。まだ「反抗期が始まって言うことをきかなくなった」とかの方が、真実味があるのに・・。
いかにも取り調べ官の作文!って感じ。この
能のない発想、この使い古された前時代的言い回しだけでも、警察官じゃなきゃ書けない作文だと思ってしまいます。私は、
40年前のある冤罪事件の自白調書を読みあさった経験があるので、供述の報道が出るたびに、なおさらそう思ってしまいます。虚偽自白って、きっと型が決まってて何十年と変わらない文法で作られてるんだな~・・・と。
いずれにしても、警察は困ってますね。(中略)
もうすぐお盆になります。殺されてしまった子供たちのためにも
この2ヶ月の取調べは、空しすぎる・・・ちゃんと真面目に本当の犯人か、百歩譲って共犯者を捜して、真相を究明して欲しいです。
そうでもしなければ、秋田県警は、存在価値なくないですか?
どっちにしても、畠山さん一人で、この児童連続殺害事件は起こせっこないのですから・・・】(途中をカットしましたが、長い引用でした。)
続いて、
(そっかー)さんより
「米山勝弘さんが秋田県警にあてた質問書について」と題して
2006-08-06 15:37:19
【こちらの黒木昭雄氏のH.Pに、米山勝弘さんが秋田県警にあてた質問書が公開されています。
http://web.chokugen.jp/kuroki/2006/08/post_aa73.html
米山さんが、「警察の初動ミスが無かったら自分の息子は巻き込まれずに済んだ」として、警察を訴える準備だと思われ、それに対しては何の異議も持たないのですが・・・・】
とありましたので、
私も早速その
『サイト』を訪問してみました。
【そっかーさん御紹介のサイトに行って、この回(第35回)と第一回目をTBしてきました。
黒木昭雄氏のHPというより
宮崎学監修の講談社のサイトですね。
県警の捜査には疑問を投げかけていますが、今のところ畠山鈴香犯人説で進められているようですね。
8月4日で連載2回目ということで、出遅れは否めませんが、また米山さんサイドに立っていらっしょるようですが、黒木昭雄氏は警察出身者ということで、警察の捜査の問題点と矛盾に迫って頂きたいものです。】
JUNSKY (2006/8/7)
他にも疑問を向け始めているサイトやブログがあるので、今後紹介してゆきます。
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秋田小1児童殺害事件-37
【連載第1回目から読む】
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