JUNSKY blog 2015

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福岡市長選挙で“野党共闘”は可能か?

2006-10-14 22:08:44 | 地域情報
mikkyさんより、福岡市長選挙での“野党共闘”についてコメントを頂戴しました。

一部引用します。
【 福岡市長選は、現市長への自民党の推薦がない。しかし、巧妙な罠はしっかりかけられているのを、感じる。
 野党の分断である。
 民意をよく聞かないまま、ゼネコンが喜ぶ五輪誘致に熱中し、守るべき市民生活をなおざりにして、多額の借金を抱えてしまった市長は批判の矢面にある。野党が結束すれば勝てる状況だ。
共産党の粘り強い活動に政治家のあるべき姿を見る私としても、遠くからエールを送りつつ、納得できないでいる。しかも、党に新派の姿勢だけで、いじめがある。
 自民党の老練な目が光っている。職業に直結させて、誰もが自縛状態だ。だから、民主党と仲良くしてほしい。主張は変えずともあまり敵対してほしくない。将来の共闘に含みを見せてほしい。】
引用終わり

『私たち憲法の味方です!』
で、藤原紀香さんを護憲の共同候補として立てるのとは訳が違います。


私たちは市民運動が生み出した行動するおかあさん
   清水とし子
     を必ず当選させるために頑張ります。

民主党に推薦を頼んだ吉田候補が降りて、統一を図るなら別ですが、
山崎与党として、無駄な開発をこれでもか!これでもかと進める山崎市長提案の、
すべての条例、予算に賛成した民主党と、これに抗して闘ってきた市民運動が、共闘できる訳がありません。
この山崎市長と自公民の開発行政に政党として唯一対案を示して孤軍奮闘してきたのが日本共産党であり、
一方民主党は山崎の完全な与党なのです。
民主党は、二期目の立候補には与党として山崎を支えました。
小学生から高齢者に至る、あらゆる市民負担にも賛成してきたのが民主党です。
その与党民主党と野党共産党が“野党”共闘するなど初めから有り得ません。

吉田候補は、市民向けには山崎の政策には真っ向から批判する態度を取りながら、山崎与党であった民主党に推薦を依頼し、 民主党の方は自ら推進してきた与党としての政策を真っ向から批判されているのに、吉田氏を推薦するという、双方とも節操の無い態度を取っているのです。

こんな候補者や政党が信用できるはずが無いではありませんか!
山崎氏が8年前に「人工島見直し」を掲げて市民の期待を集めて市長に当選したのに、当選後すぐさま人工島推進に宗旨変えし、今では、推進してきた人工島の売れ残りの税金による後始末までやっているという“実績”を見てください。

公約を見るよりも実際に取ってきた行動を見るべきです。

市民運動が推薦する、清水とし子 さん以外に、実際に市政を転換できる実行力のある候補者はいません。

以上、これまでの記述と重複する点がありましたが、mikkyさんへの返信と致します。

なお、これまでこのブログをお読み頂いていればお解りのように、このサイトは共産党のサイトではなく、むしろ共産党にはさまざま注文を付けて来たサイトです。
共産党への御要望は、日本共産党(www.jcp.or.jp)の方へ御送信ください。

大津留公彦さま
  清水とし子 さん御支援のご投稿ありがとうございました。

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「清水とし子さんを福岡初の女性市長に!」第5回
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JUNSKY

ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-17

2006-10-13 23:36:14 | 旅行記
      (写真は、モーツァルト広場のMozart像。
         その奥は「Viva! Mozart 2006」会場)

16:00 モーツァルト広場で写真撮影。

 レジデンス(王宮)の博物館で、
 「Viva! Mozart 2006」
  という展示会をやっていると案内があったので、今度はそれを見学。

今日3回目のモーツァルトMuseum見学である。

 結構考えられた充実した構成となっていて、子どもから専門家まで勉強になるように展示されている。
 先ほどの、モーツァルト生家のような観光テーマパーク型ではなく、学術的博物館と言う感じである。
 この展示は、モーツァルト生誕250周年の今年限りの企画展のようである。
6時前まで見学。



 祝祭劇場の横をやや奥まったところまで進むと、ケーブルカーの乗車口に着いた。

 このケーブルカーは、丘の上のお城ホーフェン・ザルツブルグ城へ行くものだ。


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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-17
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日本国憲法擁護連合 さんのコメントへ返信

2006-10-12 23:11:59 | 地域情報
昨日の記事を、
日本国憲法擁護連合さんへ
トラックバックしておいたら、丁重なコメントが来ました。

基本的には、民主党の問題点は良く知った上での期待の声だったようです。

一部引用
【今回の場合、オリンピック招致に敗退したため山崎候補は苦戦を強いられることでしょうし、その反発が大きいと思いますが、そもそもオリンピック招致そのものが、ナンセンスだったと私は認識していますので、民主党の姿勢は批判されるべきだと思います。
一方で、反山崎派の候補だという場合は、組織的・支持基盤からすると民主党のほうが、大きいという現実があり、山崎に勝てる候補者としてリアルな指摘をした わけですが、私の本意は民主党なんかではないことをご理解ください。

本来であれば、反山崎に対峙する市民側の候補者、首都圏や関西圏における、野党統一候補のような方との一騎打ちが好ましいと考えています。
私は、民主党も共産党も社民党も開発に反対する市民型の候補者を選定するようなものでなければならないと考えています。昔でいえば、奥田八二さんなどのような統一候補が望ましいですね。】

以下、私のご返信

早速、コメント返しありがとうございます。

ご意見は良く解りました。
私は、批判をした訳ではありませんので、ご了解ください。

沖縄での糸数慶子さんの5党共同は、基地撤去と憲法9条を守るが明確になっていますので、統一できたわけです。

これに比べれば、福岡市で市長与党として大規模開発やオリンピック招致など、何でも賛成してきた民主党と、私たち市民運動の一端を担ってきた者は、一緒に共同できるはずはありません。

民主党は、自らやってきた“実績”を否定する「お約束」を公約している候補者の推薦依頼に飛びつくなど、節操の無さが目立ちます。
こんな政党が信用できるはずがなく、そこに推薦を依頼した候補者の「お約束」も実現できる見込みがありません。



なお、「組織的・支持基盤からすると民主党の方が大きい」というのは正確ではありません。
マスコミはそうやって、あなたのような良心的市民を日本共産党ではなく、反自民なら民主党、反山崎なら民主党と誘導するのです。
マスコミが作り上げた幻想です。
民主党に、
校区ごとの支部があるでしょうか? 
毎日発行される『赤旗』新聞や、それを全国津々浦々配達できるだけの組織があるでしょうか?
政党助成金に頼らずカンパだけで選挙を戦えるでしょうか?


日本共産党は、組織的には圧倒的に民主党より大きく強いのですが、マスコミが排除(シカト)しているのと、宣伝戦が本当に下手くそで、いまだに文字の多い旧態依然としたビラ配布に頼るなど洗練されておらず、市民にアピールできていないのです。

マスコミからの排除と、組織の総合力を活かせていないというのが、今の日本共産党の伸びない理由でしょう。

しかし、今回は、人口の1割以上の「よばんでよか! オリンピック」署名を集めた市民運動が清水とし子さんを推薦しました。
市民の力は、日本共産党や民主党が自前で持っている力より遥かに強い地に着いたパワーを秘めています。
そういうパワーが爆発すれば清水さんを福岡市初の女性市長のすることができるのです。


市民運動とインターネットワークの一翼を担う「日本国憲法擁護連合」のみなさんが、清水とし子さんへの支持を大きく広げていただければ、勝利への更なる一歩が踏み出せます。
これに応えて、市民運動に合流して頂けることを情熱を持って訴えます。

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さすがに、マスコミ出身で広告代理店がついている民主党に推薦を頼んだ候補者のリーフは、小さく文字も多くないのに、市民の気持ちにピッタリ来るアピールをしています。
その政策の多くが、日本共産党市議団が要求してきた内容であり、政党としては日本共産党だけが推薦する 清水とし子候補と共通する(いわばパクリ)というのも前に書いた通りです。

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「清水とし子さんを福岡初の女性市長に!」第4回
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JUNSKY

福岡市長選の候補のリーフを読む

2006-10-11 23:58:12 | 地域情報
引続き、福岡市長選挙について

真っ先に民主党に推薦を頼みに行ったという候補者のリーフを読みました。
政策だけ読むと、多くのところで 清水とし子候補の政策 と重なってます。

状況をよく知らない市民が読めば、このリーフを出している候補者は、
「人工島住民投票条例」制定運動や、
『よばんでよかオリンピック』の運動を推進してきた、
市民の運動から立候補した候補者のものではないか?と錯覚するでしょう。

「大規模公共事業を見直し、税金は市民生活をより豊かにするために使います」
と言っています。

しかし、その無駄な大規模公共事業を福岡の人工島でも諫早干拓でも推進してきたのは、他ならぬ民主党です。

この候補者の「お約束」は、山崎市政に苦しめられた市民の気持ちを捉えたものではありますが、
それはいわば、票を掠め取るプロパガンダというものです。

ちょうど、この記事を書いている途中で
「大津留敏彦のブログ2」を訪れてみると
「日本国憲法擁護連合」さんが、民主党の候補に期待するような御意見をコメントされていたので、
これにコメント返しをしてきました。

まさに、この候補のパクリ公約に期待してのコメントでした。
私のコメント返しは、下記の通り。

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日本国憲法擁護連合さん

民主党に真っ先に推薦を頼んだ候補者のリーフを読みました。
なかなか良くできています。
表面的には、清水とし子候補と共通する項目が多くあります。
民主党の前歴を良く知らない市民の支持を掠め取りそうです。
『人工島を“負の遺産”から「市民の財産」に変えます。』ということです。

山崎市長も一期目は人工島事業を見直すと言って市民の大きな期待を集めて市長になりました。
今回、民主党に推薦を頼んだ候補者と同じようなことを言っていました。
しかし、市長になってまもなく市民の期待を裏切り自民党に擦り寄りました。

二期目は、民主党も含むオール与党(日本共産党を除く)体制で、市民負担ばかり増やす市政をやってきました。
市民負担はあらゆる面で増やしたにも関わらず、8年間で借金を5000億円も増やしたのも、このオール与党体制による、無駄な開発行政です。

民主党は、与党になって以来4年間に山崎市長が提案した予算や条例に、一つとして反対の態度を示していないのです。
これは、人工島開発に関する予算も当然含みます。
その上、「オリンピック招致決議」にも民主党は賛成したのです。


【よばんでよかオリンピック】の市民運動が高まる中で、人口の1割を超えるという市政史上最大規模の署名を前にして、その請願に『反対』できず、かといって、招致決議に賛成してきた立場上、賛成もできず、継続審議となり、
結局落選の成果を市民運動は勝ち取ったのです。

このような、山崎与党として、「市民負担」の急増と、人工島に象徴される「無駄な開発」を推進してきた民主党の推薦を受けている候補者に、期待するのは幻想ではないでしょうか?

上に書きましたように、山崎市長の当選前後の豹変を思い出していただきたいのです。

それと、もっと大事なことは、憲法改正(改悪)でも、教育基本法改正(改悪)でも、民主党の立場は、「日本国憲法擁護連合さん」の立場とは全く対立する政治的立場だと思いますが如何ですか?
 
9条の精神を押しつぶしてしまうのが、民主党の改憲案だと思いますが・・・

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2006Oct11 JUNSKY

清水とし子さんのアピールポイントは『子育ていちばん!』

2006-10-10 23:07:26 | 地域情報
2006年10月3日
 清水とし子さんが、記者会見を開き、福岡市長選挙への立候補を正式に発表されました。
 
 清水とし子さんは、「人工島住民投票条例」制定運動や、オリンピック招致反対運動で一緒に活動してきた「市政を変える会」や「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」など、この間目覚しい成果を挙げてきた市民団体の皆さんの推薦を受けて、立候補を決意されたのです。

 清水とし子さんが【ぜひこれをやりたい】と訴えているのは
『子育ていちばんのまち、くらしやすい福岡市を』
ということです。

このために
ムダづかいの市政から、
1.国の悪政から市民を守る
2.ムダな開発をやめる
3.清潔で市民の声が届く

くらし応援の市政への転換を行ないます。

政策の一部を、概略箇条書きにすると、
(1)子育て支援として中学生まで医療費の無料化します。
(2)小中学校で30人学級の実現
(3)新福岡空港、須崎埠頭再開発、新都心構想などのムダな開発は行なわず、
   市民の暮らしを守りながら財政を立て直します。
(4)中小企業応援のため住宅リフォーム助成制度、児童館・保育所・
   特養ホーム建設、学校の修理などくらしに密着した公共事業に切りかえ、
   仕事と雇用を増やします。


など、大企業・ゼネコンばかりが儲かる事業ではなく、市民の生活に貢献できる
事業への転換をはかり、市政の根本的転換を行なってくれる
市民が待望した政策 です。

**********************
 「殿、ご乱心」市長には早く辞めて欲しい! という声は、市民の中で彷彿として上がっており、これを見透かした自民党も推薦しない(できない)ことを正式決定する中で、市民のための市政を実現する絶好のチャンスが広がっています。

 このチャンスを民主党や元自民党などの候補が、掠め取ろうとしていますが、民主党や元自民党などの市議会・会派は「オリンピック招致」や「人工島推進」に積極的に賛成してきた人達 です。

 山崎市長からして、一期目は「人工島見直し」を公約して市民の支持を得て当選したではありませんか!その後の変わり身の速さは市民を唖然とさせました。
 今度また、民主党や元自民党などの候補が「シェイプアップ福岡」などと称して市民派を装っていますが、わたしたち福岡市民は、8年前と同じ間違いを犯してはなりません。

 真の市民派、政党では日本共産党が推薦する、実行力“保障つきの”候補者
清水とし子さん を市民の力で福岡市長にしましょう! 
滋賀県知事選で見られたように、オール与党は強いようで、市民のパワーと比べれば弱い!
インターネットに参加する方や、ブロガーの皆さんのご協力と、情報の発信とネットワークの拡大を、今後ともよろしく御願い致します。

10月14日(土) 午前11時から
福岡市南区清水1-24-18(西鉄バス 清水町停留所すぐ)
にて、事務所開きを行なうというニュースが来ています。

皆さん、こぞって参加しましょう!

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清水とし子事務所
電話:092-554-3551 FAX:092-554-3552
まだ、メールやホームページが間に合っていないようです。
こちらにコメント頂きましたら、お持ちいたします。
なお、メールの場合は当方のメールへ
junsky@mail.goo.ne.jp
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引続き、このブログでもニュースを取上げてゆきたいと思います。
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「清水とし子さんを福岡初の女性市長に!」第2回
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JUNSKY

今日は1000mだけ

2006-10-09 21:40:49 | 健康づくり
今週からはアクシオン福岡の50mプールは閉鎖し、アイススケートリンクに模様替え。
25mプールも競技会等で、7日(土)8日(日)は一般利用ができず、
9日(体育の日)は無料と聞いたので、午後3時過ぎに行った。
ところが、本日は午後3時で営業終了。

結局、東市民プールに移動して泳ぐことに。
一度帰宅し、他の用を済ませて、午後5時過ぎ到着。
入念にストレッチングの後、水中ウォークを15分。
5時半から泳ぎ始めるのだが、1コースに数人づつ泳いでおり、結局人の居ない幼児用プール(水深50cm)で泳ぐ。

一応25mプールの横に平行にあるので、コース長さは25mある。
夏場の最盛期よりは水はクリアになったが、それでも25m先の壁は見えない。
視界15m~20mというところ。

最近アクシオンの水深220cm・コース長さ50mで泳ぎ慣れた身には狭苦しいが、50cmの水深でも平泳ぎで泳げるのは、私の“テクニック”?
少なくとも平泳ぎで体が水平に近く維持できている証明ではある。

なんと、その幼児用プールで500mを2本泳いだのだ!これは凄い!
しかし、それで止めた。

なお、アクシオンではターン時1.5m近くまで潜ってから徐々に浮き上がってくるので、今日の泳ぎ方とは対極である。

水中ウォーキングでクーリングダウンして終了。
始めと終わりに水中ウォーキングを25分程したので、運動量は足りていると思う。

本日も、私の覚書で済みませんでした。
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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-16

2006-10-08 23:10:17 | 旅行記
    (写真は観光客向け「モーツァルトの生家」博物館)

「モーツァルトの住居」跡の博物館(Mozart Wohnhaus)見学後、ザルツブルグ旧市街地に移動。

モーツァルト小橋を亘るとすぐにたどり着ける。

こちらにも観光客が多数訪れる「モーツァルトの生家」博物館
(Mozarts Geburtshaus)がある。
こちらもザルツブルグ・カードで入場料無料。

こちらの展示は、相当“洗練”というか観光化されている。 
モーツァルト・オタクから子どもまで楽しめるように仕掛けがしてあるテーマパーク方式。いわゆる商業化された施設だった。

観光スポットの賑わいで子ども達も多く、落ち着いて見る雰囲気ではない。
20分ほど早々にそこを退去。 

12:10から大聖堂を10分ほど見学。



12:20祝祭大劇場の売店で、いわゆるバックステージツアーのチケットを購入。 これもザルツブルグ・カードで無料。

デジカメのXDカードの容量不足警告が出る。 予備カードはホテルに! あわててホテルまで取りに帰る。13:10 祝祭劇場のある Herbert von Karajan Platz に戻れた。

 13:30-50 再び大聖堂と周辺を見学。




午後2時、祝祭大劇場ガイドツアー参加。

14:05-45 大劇場内を主として客席から見学。 ドイツ語での解説の後英語で補足。
それによると、今年はモーツァルトのオペラ全てを上演するので、それだけでも22公演ある。
通常のシーズンでは、オペラは6-7本なので、今年は3倍の公演演目で大変だとのこと。

 ホールの大きさや、上手・下手のスペースや後ろ舞台の構造、迫やピットの深さ、フライズの高さなど、通常のバックステージツアーと同様の説明をしていた。残念ながら記録ができる状況ではなかったので、一部ビデオに収録した。

 舞台上では、本日の公演の仕込が行なわれていたが、写真はOKだったので数枚取った。しかし、暗くてブレテしまって写りは悪い。
 この舞台を見て、昨日のピアノリサイタルが舞台を使わず、客席の一部(オケピット)を使っていたことが明確になった。

 そこを出た後、米国のザルツブルグ・パビリオン(広場に仮設)で行われた講演会に出席。飛び入り歓迎とのことで、討論セッションを聞いた。
講演者と司会者が、パラフレーズごとに質疑応答するという形式の米国のTV番組でよくやっている方式。(もちろん英語での討論)
モーツァルトは言うに及ばず、ザルツブルグのオーケストラや各地のオーケストラサウンドのこと、マーラーのこと、果ては新ウィーン楽派(シェーンベルク、ベルク、ウェーベルン)の話にまで及んでいた。
極めてマニアックな話のようなので、多くの一般参加者に理解されていたかどうか?
ひとしきり二人での討論が終了後、フロアからの質疑応答が始まった。
そこでは、一人の老紳士がちょっと筋違いな感じの質問と言うか意見表明を行ないだした。 
いかにも自らの知識をひけらかすという質疑だったので、私はその場を退席した。

(続く・・・)
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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-16
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涙(なだ)そうそう

2006-10-07 20:55:26 | 映画レビュー
     (タイトル写真は 大津留さんのブログ より転載)

映画 「涙そうそう」 を見た。

アクションも派手な演出も無く、淡々と話が進む。
それぞれ幼い子連れの二人が一緒になり(映画の中では結婚した様子はない)、兄妹として育ち大人になってゆく過程が回想シーンとして展開される。

兄は妹が血の繋がらない妹と知っているが、妹はそういうことは知らず「兄は血の繋がった兄だと思っている。」と兄は思っている。

母親病死後、幼い二人はおばあの元の離島で暮らすが、兄は高校を中退して那覇に働きに出、父親代わりで仕送りをしている。

妹が、那覇の高校に合格して、離島からやってくる場面から映画は始まる。
そして、兄の暮らす屋上に立てたバラックでの生活が始まり、兄は妹をかいがいしく世話をする・・・

回想シーンで米兵相手の水商売が出てくるが、映画全体を通しては米軍の問題や基地の問題、沖縄戦の話は表立って出てこない。
唯一映画の最後にオバア(平良トミ)の口から、自分の恋人は戦争(太平洋戦争か沖縄戦)で亡くなったという回想で示唆するのみであった。

そういう、淡々とした中に 生命の大切さ を訴える胸に迫る映画である。

「新垣洋太郎」妻夫木聡 と「新垣カオル」長澤まさみがいい味を出していた。
洋太郎の恋人役の麻生久美子も良かった。
友人役の塚本高史もいい。

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福岡市長選 自民、現職山崎広太郎氏推薦せず 

2006-10-06 18:58:13 | 地域情報
福岡市長選 自民、山崎氏推薦せず 異例の自主投票方針(西日本新聞) - goo ニュース

先般の突然の「オリンピック招致!」の表明は、多くの市民や、少なからずの市役所の幹部や、市職員に取って、「殿、ご乱心!!!」そのものに見えた。
すでに、晩年の豊臣秀吉みたいなもので、自分のやっていることの政治的意味や社会に与える影響は全く目に入らないのである。

その上、当選一期目からして、山崎広太郎氏は、羽柴秀吉のような才気あふれる人物でもなく、能力を発揮したわけでも無かった
立候補時は「人工島の見直し」と宣言し、多くの市民が市政の姿勢の(洒落?)転換を期待して当選させたのに、当選するや否や、自民党に摺り寄り、人工島事業を推し進めるばかりか、ケヤキ・庭石事件に見られるような腐敗・堕落を繰り返してきた。

早い話が実力の無い、あっちにふらふら、こっちにすりすりの日和見主義者である。山崎広太郎氏が自民党・新進党(いまや懐かしき名前)・民主党?などを変遷、状況に応じて風見鶏を演じてきたことは、自らの信念などはからきし無い無能な人であることを、自身の行動で証明している。

その、「殿、ご乱心!!!」を自作自演した、「オリンピック招致!」は、人工島事業などでの市民の不人気を一気に取りもどすべく仕組んだのであろうが、それが却って市民の猛反発を招き、『呼ばんでよか!オリンピック』 の運動が急速に広がって人口の1割を超える署名を市議会に提出した。

その国内のオリンピック会場を選定する委員会の直前に、山崎広太郎氏が心血を注いだ(否、言い間違い)山崎広太郎氏が市民の血税を勝手につぎ込んだ、人工島に架かる「海の中道大橋」で、市職員の泥酔飲酒運転による大事故によって、一家5人が和白沖の海中に車ごと転落し、子どもたち3名が殺されるという事件が起きた。

この事件に関する記者たちへの山崎広太郎氏の返答は、しどろもどろで呂律(ろれつ)が回っていない無様なものであった

市職員の規律も守れて居ないのに、「オリンピック招致」で浮かれていて良いのかという批判が一気に噴出したのは当然である。

これらの、運動と事件により、「オリンピック招致」は市民の勝利!晴れて「落選」が決定した。会場に集まった市民が「東京に決定」の報道に拍手と歓声で歓迎した 光景 は記憶に新しい。

日本共産党福岡市議団は直ちに責任を取って辞職せよと迫ったが、ことここに至っても潔い態度は取らず、のらりくらりと居座りを続け、次期市長選にも立候補を表明するという無節操さである。

自民党も、こんな体たらくの御仁を推薦するのは党の孤剣に関わると判断したのであろう。
「オリンピック落選」の時点で既に山崎広太郎氏の政治生命は尽きている。
百戦錬磨の自民党の参謀本部が、そこを見落とすはずが無い。

なお、11月初旬に行われるこの選挙が、安倍新首相にとって、最初の大きな選挙であることも見落とせない条件である。
ここで、「ご乱心の殿」を推薦して、負けてしまえば、初陣で重傷を負ってしまうことになるからである。

むしろ、現職であり与党である山崎広太郎氏を推薦できない最大の理由は、ここにあると見ても良いであろう。

一方、民主党の候補や俄かに市民派を称する高山氏を当選させても意味は無い。
民主党も社民党も高山氏もオリンピック招致決議に賛成したのである。

この事態を打破する候補者は、市民の会が推薦する 清水とし子さん しかない。



清水とし子さん は、人工島反対運動や、「呼ばんでよか!オリンピック」の運動を積極的に進めてきた方である。

「無駄な開発行政をやめさせ、市民の生活基盤を一歩づつ改善してくれる」であろう 清水とし子さん に党派を超えて大いに期待したいし、支持を広げたい。

ブログやインターネットの力の試し時である。

私は、11月19日まで、あと1ヶ月半ブログでの支援活動を多方面に展開するつもりだ。

コメントやTBが励みです。
今後ともよろしく御願い致します。

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「清水とし子さんを福岡初の女性市長に!」第1回
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JUNSKY

「出口のない海」 

2006-10-05 18:56:17 | 映画レビュー
映画 「出口のない海」 を見た。
公式ホームページ

六大学野球の投手であった主人公・並木浩二(市川海老蔵)が、特攻兵器「回天」の乗員に志願し、死に至る心の動きを丹念にフォローした作品である。
実際にあった歴史的事実であり、安倍晋三首相の言うように「後世の歴史家が判断する」ようなものではない。
僅か62年前に時の権力者によって起こされた「本当に起こったこと」なのだ。

回天での特攻に志願しなかった学友・小畑は、「海軍でも補欠だった」と嘆いて去ったが、輸送船で移動中に敵の攻撃を受け、亡くなる。

陸上競技でオリンピックを目指していた学友は、軍部による陸上競技部の廃止に愕然とし(憤り)、反動から海軍に志願する。

彼らは、敗戦を予測しながらも、恋人を守るため、家族を米英の攻撃から守るため、一緒に学んだ学友の仇を討つため、回天での特攻に志願したのである。

志願せずに居ても、そのうち学徒動員で「赤紙」が来て強制的に徴収される位なら、志願して上級将校として活きる(生きるではない)道を見つける。
小作農の子どもとして、社会の底辺での生活より「軍神」として死して郷里に花を咲かす。
など、
さまざまな、理由を見出して死地に向かうのである。

映画の中では、予科練として中学生が志願しているのに、大学生である自分達は如何にすべきか?と問う場面もあり、すでに中学生までもが戦力に込みこまれていたこと、
軍需工場で女子中学生も兵器生産に従事している模様なども再現されている。

この映画を撮り終わるころには、出演した青年達は、「今なら出撃できる」と高揚した気持ちを表明し脚本の山田洋次氏や監督を驚かせたと言う。

【公式ブログ】 (リンクが開くのにちょっと時間がかかる)も開設されているので、関心のある方は、こちらもどうぞ。

今週は、一日2回上映であるが、見に来る人が増えてきたのか、来週からは、レイトショーも含む一日4回上映に戻る。

この映画を見る前日、くしくもNHK
「その時、歴史が動いた」で、
戦火をこえた青春の白球
~学徒出陣前 最後の早慶戦~

が、放映された。 ここをクリック

映画では、明治大学の投手であったが、このNHK番組では、早慶戦を闘った、早稲田と慶応の野球選手や監督・顧問たちが主役であった。

学徒出陣を前にして、最後の「早慶戦」を実現しようと奔走する選手や周辺の人々の活動を取上げている。

NHKホームページからの一部引用
【アメリカ生まれの野球は敵性スポーツとして政府から弾圧を受ける。「野球の灯を消さない」。早稲田の顧問・飛田穂洲(すいしゅう) をはじめ関係者と選手は、必死の抵抗をつづける。
その努力もむなしく、昭和18年4月、東京六大学リーグに解散命令が出され、早慶戦も姿を消す。さらに9月には、法文科系学生の徴兵猶予解除が決定。選手たちは、学徒出陣することとなった。
そんな時、選手から声が上がる。「最後にもう一度早慶戦がしたい」。入隊を目前に控えた両チームはさまざまな壁を乗り越え“出陣学徒壮行早慶戦”を実現。この試合は、のちに“最後の早慶戦”として歴史に刻まれる。】


【早稲田顧問の飛田穂洲 (すいしゅう) の言葉
「舶来のものがいけないのなら、軍人は鎧 (よろい) を着て兜 (かぶと) をかぶり、槍 (やり) や薙刀 (なぎなた) で戦わなければならないのではないか」】

雨の中の「学徒出陣壮行会」の記録映像は、胸を突く。
この映像は、映画「出口のない海」、NHK「戦火をこえた青春の白球」でも同じように使われた。

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畠山被告の公判へ手続き開始

2006-10-03 12:29:11 | 事件・事故
あの大騒ぎは何だったのかと思うが、ようやく畠山鈴香さんが裁判の場で事実を争うことになるようだ。

 しかし、『畠山被告の公判については裁判所、検察官、弁護人が事前に争点や証拠を整理する 「公判前整理手続き」 の適用が決まっている。』ということであり、新しく導入されたこの制度が“鬼と出るか蛇と出るか”見つめていなければならないと思う。

 重大事件では、10年・20年と長引きがちな裁判を、公判が始まる前に、裁判所、検察官、弁護人が事実や証拠などを整理しておき、突如どんでん返しが起こって長引くという事態を避けるための新しい制度のようであるが、能力ある弁護士が付かないと警察・検察情報に迎合してしまう可能性がある。

 もし、あのマスコミに何度も登場して、畠山鈴香さん本人の意志に反して、べらべらしゃべってしまった、「先走り」弁護士が、公判廷でも付くのなら、まともな裁判は望むべくもない。
 あの弁護士たちは、畠山鈴香さんが犯人であることを決め付けた上で、情状で減刑をはかるような、誘導を行っているのだから。
本人は、「何で私が犯人なの?!」と訴えているのにも関わらずである。
 本人が否認している以上、たとえどんなに有罪の“証拠”が並ぼうが、無実を訴えて闘うのが弁護士であろう。
 マスコミの袋叩きにあっても頑張る弁護士も居るのに、彼らは全くの腰が座っていないように見える。

 と、言うわけで、こちらの御常連の皆さまも、もうひと頑張り 声を挙げていただきますよう お願い致します。

  (JUNSKY)
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 以下、さきがけ on the Web 
   2006年10月3日付
 から引用

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畠山被告の公判へ手続き開始 藤里連続児童殺人で秋田地裁
2006/10/03 08:32 更新

 藤里町の連続児童殺人事件で、秋田地裁は2日、長女彩香ちゃん=当時(9つ)=と米山豪憲君=当時(7つ)=に対する殺人、死体遺棄罪で起訴された藤里町粕毛、無職畠山鈴香被告(33)について、公判に向けた手続きが始まったことを明らかにした。

 畠山被告の公判については裁判所、検察官、弁護人が事前に争点や証拠を整理する「公判前整理手続き」の適用が決まっている。

 秋田地裁によると、秋田地検は9月22日、畠山被告の犯行に関する立証方針を記した「証明予定事実」を書面で地裁に提出し、証拠の取り調べ請求を行った。地検は弁護人にも書面を送付した。

 今後、弁護人は地検が開示した証拠を基に、どのような主張をするのか検討し、ある程度主張がまとまった時点で、地裁は第1回公判前整理手続きの期日を指定する。同手続きの中で双方の争点がまとまると、公判が始まるが、現時点では初公判期日の見通しは立っていない。

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秋田小1児童殺害事件-51    【連載第1回目から読む】

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コラボレートに業務停止命令!

2006-10-02 23:55:42 | 雇用・労働
久しぶりにJMIU(全日本金属情報機器労働組合)徳島地域支部のホームページを訪問してみたら、朝日新聞記事の引用として注目するべき記事が掲載されていた。

偽装請負の常習犯という法律違反をしたいた、業務請負・派遣最大手のコラボレートに業務停止命令が出たということである。

腰の重かった、労働局や厚生労働省がようやく動き出した訳だ。

リンクを下に掲載するが、念のため、このAsahi.comの記事を全文紹介する。
偽装請負で事業停止命令へ 大手コラボレートに厚労省


【偽装請負で事業停止命令へ 大手コラボレートに厚労省
             2006年09月30日07時50分

 実態は労働者派遣なのに、請負契約を装う違法な「偽装請負」を繰り返していたなどとして、厚生労働省は今週中にも、製造請負大手の「コラボレート」(大阪市北区)に対し、労働者派遣法に基づき、事業停止命令を出す方針を固めた。偽装請負に絡んで事業停止命令を出すのは初めて。厚労省は、大手メーカーの国内工場で偽装請負が蔓延(まんえん)していることから、請負・派遣企業とメーカーへの指導を強めていた。

 コラボレートは、国内最大級の人材会社「クリスタル」(京都市下京区)グループの中核会社。

 コラボレートの事業停止期間は2週間程度とみられる。対象は、労働者派遣法に基づき届け出ている同社の全84事業所に及ぶ見通し。
停止期間中、同社はメーカーなどに新しく労働者を派遣できなくなる。ただ、すでに派遣されている従業員は引き続き働くことができる。

 行政処分を出すのは大阪労働局。同時に事業改善命令も出し、すべての事業所での自主点検と再発防止の徹底を求める。

 関係者によると、コラボレートは、トヨタ自動車系の部品会社「光洋シーリングテクノ」(徳島県藍住町)での偽装請負が発覚し、今年2月に徳島労働局から文書指導を受けるなど、各地の労働局から職業安定法違反や労働者派遣法違反があったとして行政指導を受けていた。
新たに関西の素材メーカー子会社でも偽装請負が発覚したが、コラボレートは、事前に労働局から報告を求められた際、事実と異なる内容の書類を提出していた。
こうした違反の積み重ねが事業停止処分に結びついたとみられる。

 また、コラボレートの前身の一つである「タイアップ」が、昨年6月に東京労働局から事業改善命令を受けながら、十分な法令順守体制を整えなかったことも厳しい処分に影響した模様だ。

 コラボレートは多数の大手メーカーと取引があり、工場内での製造業務を請け負うほか、一部で労働者派遣事業を手がけている。同社の会社案内のビデオによると、04年度の売上高は1560億円。「アウトソーシングでは国内ナンバー1」と自社を紹介している。
同社の従業員は今年8月現在3万4290人。グループ全体だと年商は国内だけで5000億円、従業員は11万人を超える。
国外では、米国や英国で人材事業を展開している。

 コラボレート側は取材に対し、処分について「正式に発令されたわけではないのでコメントは控える」とした。 】
引用終わり

違法・無法、法の網の目をかいくぐり、不安定雇用を広げている企業に対する規制を多くの労働者が熱望していたが、ようやく、その一端にメスが入ることになる。
しかし、業務停止は僅か2週間と言う“注意喚起”程度のものであり、政府のスタンスの限界を序実に示している。

以上。

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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-15

2006-10-01 23:27:02 | 旅行記
    (写真は、Mozart Wohnhaus 「住居跡博物館」)

8月18日(金)

 9時前まで寝ているつもりが、目覚ましもならないのに(時差もあるのに)7時前に目が覚める。
 5時間ちょっとしか寝ていないことに。 もう一度寝ようと試みるが無理。
7:30にベッどから出てシャワーを浴び、髭をそる。

8時に朝食。ビュッフェ形式。
 昨日とは異なり、卵料理やトマト・キュウリ・スイカなどサラダ・果物も豊富。チーズ・ハム類は相変わらず豊富。 
フリードリンクのジュースも5種類。 もちろんコーヒー・紅茶各種・緑茶など。



 予定より早く、9時前ホテルを出て最寄のトロリー・バス停
(Grillparzerstrase)へ。 ところが雲行きが怪しい。
バス停から、折りたたみ傘を取りにホテルに戻る。 
再びバス停に行く途上で早速ポツポツと落ちてきた。
バス停に着くと間も無く、定刻(9:31)にトロリーバスが来た。

 ザルツブルグ・カードを運転手に見せて乗車。 見せなくとも乗れるのだが・・・。
乗車後しばらくすると、乗客の一人のおばさんが、車内を回り始めた。
そして身分証(IDカード)を示しながら一人づつ乗車券を確認。 
『鬼の検札』である。 この旅行で初めて出くわした。

 9:40 一昨日も昨日も行ったミラベル宮殿前(Makarplatz)着。
同じ広場の一画に留まるのだが、路線や停留所の位置によって、MirabelだったりMakarplatzだったりTheaterkasseだったりする。
いわば、博多駅前の停留所の位置ごとに名前が違うという感じ。
最初は戸惑ったが・・・



 9:45 ミラベル宮殿前の
「モーツァルトの住居」跡の博物館(Mozart Wohnhaus)見学。
日本語イヤフォンガイド付き。
ザルツブルグ・カードで入場料無料。(イヤフォンガイド使用料金も無料)
この、イヤフォンガイドを全部聞きながら廻ると2時間くらい掛かるのではないだろうか?
適当に飛ばしながら巡回する。
来場者はそれほど多くなく、見学にはよい環境である。

 写真は禁止。 
展示は博物館らしく淡々とした内容であったが、多くの貴重な資料が展示されていた。
ここで、1時間半モーツァルトの足跡をたどる。

 その後、ザルツブルグ旧市街地に移動。
モーツァルト小橋を亘るとすぐにたどり着ける。

(続く・・・)
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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-15
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