じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

10月3日 浪商 商大堺 桜塚 阪南大高 履正社 東大阪大柏原 大阪桐蔭 汎愛

2015-10-03 23:30:33 | 高校野球

※投手力
浪商
西田君今日は飛ばしすぎ力みすぎに見えました。終盤重たい追加点を奪われた場面はバントカバーが遅れたミスを引きずり牽制が悪送球になったもの。ミスを引きずりミスを重ねて悪い方向へ進んでしまった。今後は悪いときにいかに踏ん張るかが課題かもですね。
商大堺
エース神田は長身の本格派右腕。ストレートは伸びがありましたし、スライダーもよく切れてました。
桜塚 
背番号10の左腕古城君、右下手の背番号11いずれも丁寧に投げていました。
阪南大高 
背番号10のオーバーハンド左腕宮繁君、スライダーの出し入れが良かったです。最後1イニングエースのオーバーハンド右腕中河君が投げる。伸びのあるストレート投げますね。強豪校レベルのエース。明日はこっちが投げるかな?
履正社 
本格派左腕寺島君が先発。素晴らしい投手ではありますが、中学時代見たとき、寺島は打者だと、私は思いました。最後は背番号10の左腕山口君が投げる。オーバーハンドから球速そのものを感じさせるキレのあるストレート投げ込むなど、高校生レベルではありますが、これまたいい投手でした。大阪桐蔭戦の先発、あるかもですね。
大阪桐蔭 
試合前遠投での高山のコントロールが、これまでよりも良くなって見えました。試合が始まってもストレート力強くよく伸びてましたし、スライダーもキレがありました。栗林の優しいリードにも助けられたとはいえ、よく投げたと思います。
汎愛
途中登板の背番号10のサイド右腕三好君、スライダーの出し入れがよく、それを左打者の膝元にも食い込ますことが出来ており、ストレートとの緩急が効いており、大阪桐蔭打線を封じ込めました。

※打力
商大堺
全体的に振りの強さが印象に残りました。
履正社 
力強い打線。打っても4番で注目の寺島が放った低いライナーでのライト越えアーチはすさまじかった。広くてフェンスの高い舞洲でああいうアーチは記憶にないです。中学時代見たとき、寺島は打者だと私は思いました。他1番福田右左8のバッティングも印象に。全体的にスイングスピードの速さが迫力あって印象に残りました。
大阪桐蔭 
今日は相手のサイド右腕の変化球主体とした緩急の術中にはまりましたがだからって印象は変わりません。
汎愛
PL戦でのバッティング見てるともうちょっとやるかと思いましたが、高山君をを褒めるべきでしょう。

※総評
浪商
守備はやはりショートが特にうまいですね。今日はミスから自滅した感も。うまくいかないとき、いかにチームとして踏ん張るかが、今後の課題かもですね。投打に甲子園レベルにあると思いますが、ちょっといい投手がくれば抑え込まれますし、ちょっと骨のある打線がくれば4、5点とられる。投打どちらかひとつでもいいので、チームとしての決め手、を冬の間に身につけたいですね。
商大堺
バントがなかなかしっかりしており、隙を逃さぬ抜け目ない走塁も印象に。ランコーがいいのかもで、これが初のセンバツゲットへのポイントになるかも。春夏通して初の甲子園に向け、最大のチャンスがきていると言えると、思います。捕手宋君の打者の裏をかく大胆なリードも印象に残りました。
桜塚 
守備のミス多発でしたが試合前ノックでの守備の動きは良かったため、本来守備はもうちょっといいのかもですね。
阪南大高 
今日見る限り、投手力で戦うチームに見えました。
履正社 
昨年の同時期より投打に力強いですね。守備走塁も鋭く迫力あってハイレベル。捕手井町は送球は低く鋭くレーザービームのよう。みるかぎりでは、ここの決め手となり得るは打線か。それが分かるのは、大阪レベルでは明日。全国レベルでは、もちょっと先ですね。

東大阪大柏原

今日見る限り、どちらかと言えば打のチームと感じました。
大阪桐蔭 
これまでと印象大きく変わりなし。守備走塁もハイレベル。
汎愛
今日は打線が歯が立たず、投手が健闘しましたが、大会通しての印象は、投手陣がレベルアップすれば、投打に高いレベルでバランスのとれたチームになれるかもですね。

以上です。


秋季近畿地区高校野球大阪府予選準決勝展望

2015-10-03 19:25:47 | 高校野球

準決勝
商大堺ー阪南大高
商大堺は伸びのあるストレートにキレのあるスライダー投げる本格派右腕神田に振りの強い打線と投打に力強い。阪南大高は、先発が予想されるオーバーハンド右腕のエース中河を中心にロースコアに持ち込みたい。中河も伸びのあるストレートを投げる。
履正社ー大阪桐蔭
履正社の先発は素直に考えれば注目の大型左腕寺島だが、準々決勝で最後投げたオーバーハンド左腕山口背番号10も球速そのものを感じさせるキレのあるストレートを投げ、さらには右腕大畑も速球派としてならすため、彼らの先発も考えられる。あるとすれば、準々決勝の投手起用からして山口の方か。対する大阪桐蔭は素直に考えれば、ここまで投手陣の軸的な起用をされている背番号10のオーバーハンド左腕岩本だが、準々決勝で1失点完投した本格派左腕エース高山の出来がよく、スタミナの加減次第では、連投もありうる。共に力強く伸びのあるストレートを投げ、変化球のキレもいい。打っても4番で注目の寺島を中心に、履正社は打線も力強く、準々決勝では4本塁打を放ち、特に、広くてフェンスも高い舞洲で寺島が放った低い弾道でのアーチは強烈だった。一方、大阪桐蔭も核になる選手はいないものの、吉澤を中心に力強い打線を誇る。ここ数年の大阪のトップをいく両校の激突は、今季も共に投打に力強く、展開は読みづらいが、ここまでの互いの戦績みるかぎりでは、5,6点、もしくはそれ以上の点の取り合いが予想される。

 

以上です。