※投手
大阪桐蔭:徳山君完投8回1失点。とにかく大事に投げてる感じでした。
関大北陽:背番号10の細身のオーバーハンド左腕佐藤君が先発3失点で4回途中で降板。ストレートの球筋と変化球も含めて制球はまずまず。課題は変化球の切れを磨くことかと思われます。リリーフは背番号11の小柄だががっしり感のあるオーバーハンド左腕の1年生久保君が登場。佐藤君と大体似たような印象。なかなかキレのあるストレート投げてました。試合前になかなか正確な遠投を見せていたのもこの投手だったように思います。
※打線
大阪桐蔭:相手投手陣は及第点の球は投げていましたので、そういうレベルの投手を攻略できたことはよかったと思います。
関大北陽:徳山君にほぼほぼ抑え込まれましたが、旧チームより得点力はありそうな打線にも見えました。6番の右投げ左打ちの岩井君のバッティングが印象に残りました。後、5番の左打者辻崎君も体格など、打席で雰囲気あってみえました。
※大阪桐蔭
徳山君の所でも触れましたが、とにかく大事に大事に試合を進めてるように見えました。たとえば、1点献上した場面、1死満塁で詰まったショートゴロ。見たところホームは難しいが2封はきわどいと言えばきわどいも大阪桐蔭の守備力をもってすれば刺せそうに見えましたが、ショート泉口君は手堅くファーストへ送球。判断の良し悪しの問題ではなくそれだけこの試合を大事に大事に捉えていたということかと推察しています。夏に負けた相手だったからこういう風になったのかなと推察しています。試合展開はスコアだけ見ればがっぷりよつに組み合うも大阪桐蔭がじわりじわりと押し込み、相手の心身のスタミナが消耗しきったところで一気にたたみかけたってなスコア展開になりましたが、夏負けてなければ、6回で5-1ではなく3回くらいで5-1なってそのまま電車道で5回で終わらせたか、試合がこう着してそのままに近いスコアで終わったか北陽に詰められ大阪桐蔭が再び突き放すかみたいな展開になったのかなと思いながら見てました。機動力は山本君の脚力を活かした走塁が光りました。
※関大北陽
守備はサードの飯田君が地肩の強さや一歩目の速さなどよかったです。抑え込まれた打線については徳山君をほめるべき要素の方が強い感もあり、旧チームより投打にバランスがとれている。かもしれないとも感じただけに、守備力が上がれば、一冬超えて大阪桐蔭とももっといい勝負ができるチームになる可能性を秘めていると思います。