✳守備
大阪桐蔭:序盤は今季初の公式戦ということもあってかなかなか相手からボールを奪えずも、時間が経つにつれ奪えるようになり、ほぐれていったように思います。
履正社:相手をほとんど自陣PK内に入れなかった点が良かったと思います。
✳攻撃
大阪桐蔭:トップ下の深澤君8や途中出場のFW今井君13がミドルレンジからでもスペース出来ればシュート放つ決断力とシュートそのものの精度の高さが光り、その内のひとつが勝利につながる先制ゴールに。ただ、チームとして相手PK内に侵入できた回数がこの日は少なく、チームとしての前に出る力、には課題が残ったかと思われます。
履正社:幾度となく相手PK内に侵入して相手に怖さを与えていたのは光りましたがサイドからクロスを上げてと攻撃がややワンパターン。後この日は強風だったにも関わらずロングキックで高く蹴りあげては上空で風の影響から精度を欠いたロングフィードになってしまったり、あれだけ風が強いとグランダーのパスでも風に流されて転がりが強くなってしまうにも関わらず全体的にパスが強すぎてそのままサイドを割ってしまう場面が目立ったように思います。攻撃の多様性と状況に応じたプレーという点で課題が残ったかも知れません。
大阪桐蔭
この日は旧チームからの主力が何人かベンチにも入らず。見る限りちょっとしたチーム事情からのことと推察しますので、だとすれば次節あたりからじきに復帰してくる選手も多いのではないかと思われます。全体的に球離れも良く、まずまずのスタートが切れたのではないかと思われます。ユニフォーム姿になると例年通り?体格で見せつけるタイプのチームでは今年もなさそうでしたが、試合前の練習見てると、感覚的には例年より大きく見えました。
履正社
ここ数年と比べるとやや小粒にも見えましたがピッチにたつと例年通り大きさを感じさせる体格の選手を揃えており、この日は敗れましたが、今期も大阪の優勝争いに絡んでくるかと思われます。