じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

全日本高校女子選手権大阪大会最終順位決定リーグ展望

2020-09-19 22:41:29 | 高校サッカー
※大阪学芸、追手門学院、大阪桐蔭、大商学園
新人戦を制した大阪学芸、皇后杯大阪大会を制した大商学園が順当なら関西大会行き2枠をゲットすると思われるも、この両校が初戦であたるのがミソ。学芸のプレスと大商のパスワークの攻防は見物。短期のリーグ戦は初戦の戦績が最終順位に影響を及ぼすケースが多いかと思われ、この両校の初戦の結果次第では、大阪桐蔭にもチャンスはあるかと思われる。第2節と最終節の日程に間があるため、ここでチーム力がどうなるかというのも、ポイントになってくるかと思われる。

✳️大阪学芸
全国ベスト4の昨年度と比べるとやや小粒だが攻守に最後まで貪欲な姿勢、集中力は健在でここぞの場面を逃さない。

✳️大商学園
例年ほどパッと見のでかさ強さを感じる選手はいないが体の分厚さ、体の芯の強さを感じる体格をした選手が多く、安定感という点では歴代でも屈指のものがあり今期も力は全国クラス。今期もポゼッションサッカーは健在。引いて守る相手を誘き寄せるパス回し、グランドをワイドに使ったそれも出来る。ゴール前の競り合いがどこまで強くなっているかが、激しさを前面に押し出してくる大阪学芸、例年以上に体格のしっかりした選手を揃える大阪桐蔭戦で、相手の攻撃を封じる事が出来るか否かの鍵となってくるか。

✳️大阪桐蔭
例年より体格のしっかりした選手が多くパッと見の強さは大商学園に勝るとも劣らぬ、昨年の学芸のそれを彷彿とさせるようなものがある。ただ、新人戦の時はそれがまだチーム力には反映されてなく見えた。その時点では選手層の厚さもまだまだ。個々は強くうまく速い選手を揃えているだけに、それがチーム力に反映されれば、4年ぶりの全国大会出場はもちろん、全国でも戦えるチームになるかと思われる。初戦の追手門学院戦をとることが出来れば、学芸ー大商の結果次第ではかも知れないが、関西大会行きの目も十分出てくるかと思われる。ゴール前の空中戦の強さも活かしたいところか。

✳️追手門学院
新人戦の時の印象はあまり残っていないが、初戦の大阪桐蔭に食らいつくだけの力はあるかと思われ、ここを引き分け以上で凌ぐことが出来れば、下馬評を覆しての関西大会行きもあるかと思われる。