じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭 追手門学院

2020-09-22 16:31:43 | 高校サッカー
✳️守備
大阪桐蔭:下級生らしきFW13の寄せが非常に効いてました
追手門学院:多くの時間を守備に費やした事が、そのまま2失点につながったと思います。

✳️攻撃
大阪桐蔭:先に触れた前線のプレスを活かしてシンプルにゴールに向かっていく攻撃も増えてくれば、もっと点が獲れると思います。
追手門学院:セットプレーとカウンターで二度にわたり追い付く。前線に強い選手が多くカウンターがはまって見えました。グランドをワイドに使った攻撃も光りました。

✳️大阪桐蔭
勝ち点3はもちろん、出来れば得失点差も稼ぎたかった試合で手痛い引分け。今期は大商、学芸に力そのものからして劣るとは思わないだけに、まだ関西大会から全国への道は残されているかと思われます。浮沈のポイントは球際への執念。そのキーマンになるかもなと感じたのが終了間際に出場して直後の大事な参考PKで3人目に抜擢されながら軽快に決めて見せた右SB6。上級生かと思われる小柄な選手で新人戦では確かフル出場していた選手。上級生なってから起用されて見える選手でプレッシャーより使ってもらえることへの感謝の気持ちの方が強くそれがよい意味でプレーにも表れて見え、下級生じゃダメということでは全くなく、こういう上級生をもっと積極的に起用すべきかと感じました。

✳️追手門学院
不利かと思われた相手に参考PKこそ負けたとはいえ打ち合いに持ち込んで価値あるドロー。前線に強い選手が複数いたことでカウンターがはまり、何よりボール奪取への執念が光りました。残り2試合はいずれも強敵。強い相手に難しいことではありますが、ボール支配率にもこだわることが出来れば、失点も防げ、下馬評を覆しての関西大会進出もあるかと思われます。