じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

第93回センバツ高校野球準々決勝シミュレーション

2021-03-02 14:36:33 | 高校野球

※第九日

第一試合:仙台育英(宮城)-天理(奈良)

スケールの大きさを感じるチーム同士の対戦は、まるで夏の準々決勝を思わせるような力勝負が期待でき、空中戦も含めた激しい点の取り合いが予想される。その通りの展開になれば投手陣の層の厚さで勝る仙台育英が優位との見方も出来なくもないが、当ブログでは天理がやや優位と見る。スラッガー瀬を中心に長打で一気に大量点という力では勝るかと思われる。天理の本格派右腕達も点は取られどゲームは壊さぬピッチングを披露するものと思われる。

第二試合:鳥取城北(鳥取)-福岡大大濠(福岡)

打力に勝る鳥取城北が優位というのが本来の見方と思われるがこの試合で同校がエース広田を先発マウンドに送ることを回避してくる可能性も考えられる。一方の大濠はエース右腕毛利でいける限りいくであろう。もしその通りの投手起用になったとすれば、福岡大大濠は甲子園に出るたびにしぶとく戦い抜く学校というイメージがあるだけに、予断を許さないかと思われる。

第三試合:県岐阜商(岐阜)-大阪桐蔭(大阪)

失点が計算できそうな大阪桐蔭がやや優位と見る。エース松浦を先発に立ててくるかと思われるが関戸への継投も視野に入れたゲームプランになりそう。対する県岐阜商もキレのあるストレート投げるエース左腕野崎を筆頭に投手陣は豊富。継投で目先をかわす事も考えてくるかと思われる。大阪桐蔭の機動力をいかに封じるかも鍵となってくるかと思われる。

第四試合:京都国際大附(京都)-中京大中京(愛知)

中京大中京はこの試合でエース畔柳を先発マウンドに送ることを回避してくるかと思われる。一方京都国際は切れのあるストレート投げ込むエース森下でいけるとこまでいくであろう。もしこの通りの先発投手になったとすれば、それでも打力に勝る中京大中京が優位かと思われるが、京都国際の打線も投手変われば水を得た魚のように様変わりする強さはあるだけに、予断は許さないかと思われる。