じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭女子 大阪薫英女学院 大阪桐蔭男子 大阪学院 関大北陽 阪南大高

2022-05-29 19:37:52 | 高校バスケット

※大阪桐蔭女子

FW山本選手8はスリー等高い精度のシュート力を誇る。昨年から強さを見せていた2年生センター片山選手6は相手に寄せられた難しい体勢からでもシュート決めてくる。 そこに昨年から主力でガードやFWとこなす2年生北條選手7や決勝リーグ第一節では出場のなかった石原選手といった旧チームからのメンバーを中心にフィジカル勝負に強さを発揮するタイプのチーム。薫英相手に勝つにはそれ以外の選手の出来、スピードとテクニックに勝る相手を捕まえて力勝負に持ち込めるか、力を分散された時の対応等といったあたりが上げられるかと思われる
※大阪薫英女学院
ガードの都野選手4,FW熊谷選手6,センター仲江選手5,2年生センターの島袋選手7といった旧チームのメンバーを中心にスピードとテクニックに秀で皆難しい体勢や場所からでも高い精度でシュートを決めてくる。今期も大阪NO1の座を維持できるか否かは昨年より全体的にやや小粒な印象を受けるチームがフィジカル勝負に耐えられるかどうか、もしくはそうした勝負をかわすことができるかどうか、旧チームからの主力以外の選手がどこまで台頭してくるか等がカギとなりそう。
※今期の大阪桐蔭ー薫英はリバウンドをどちらが制するか、この部分の推理意欲が例年以上に湧いてくる そんな双方のチームカラーかと思われる。
※大阪桐蔭男子
決勝リーグに残った4チームの中では最もフィジカルでの不利を感じた。だが第一節ではそれを補うコートをワイドに使ったパスワークで相手の力を分散させ見事逆転勝利。次の関大北陽はスピード、フィジカルともに優れている。個人技で打開したい。最後の阪南大高戦はゴール下で大阪では規格外の強さを発揮する相手選手の存在感を消すべく、遠目で勝負したいところかと思われる。スリーをどんどん狙っていきたい

※大阪学院
決勝リーグに残った4チームの中で最もチームとしてのフィジカルの強さを感じたが初戦は相手の遠目からのスリーとコートをワイドに使ったパスワークに強さを分散されたことに対応しきれず逆転負け。次の阪南大高戦は相手にいる規格外の強さを誇る選手を複数で封じることが出来れば勝機も十分出てくるかと思われる。最終節の関大北陽はスピード、テクニック、フィジカルと総合的に秀でたチームのためゴール下をしっかり固めてロースコア勝負に持ち込みたいところかと思われる

※関大北陽
黒星スタートとなったものの総合力の高さは4チームの中で1番かと思われる。初戦は相手の強烈な個の力に屈した格好。次の大阪桐蔭にもタイプこそ違えどそうした選手がいるだけに、その選手を封じることが出来るか否かが勝敗に大きな影響を与えそうだ。最後の大阪学院はフィジカルが強い相手。だが関大北陽もそこで決して見劣りはしないだけに、スピードとテクニックで相手を翻弄出来れば、勝利への道も大きく開けてくるかと思われる

※阪南大高
初戦は特にゴール下で強烈な強さを発揮する選手を軸に勝利。だが彼がコートにいない時間帯の戦いには課題が残った。次の大阪学院はチームとしてフィジカルの強さを感じるだけにチームとしてのフィジカル勝負に持ち込まれると厳しくなる危険性も。最後の大阪桐蔭は遠目からでもスリーを狙える選手を擁しチームとしてもコートをワイドに使ったパスワークに優れる。それをさせずにいかにゴール下勝負に持ち込むかかと思われる。いずれにしても20番の選手を上手に使いたい。

男子は初戦で大阪桐蔭 阪南大高が白星スタートなものの4チーム大混戦。どこがインターハイ2枠をゲットしても不思議なし。最終節残して全校一勝一敗で並んでも不思議なし。混戦なのに4チームそれぞれチームカラーが違うというのも面白いですね♪