4月4日(木)
我が町の名所の桜が満開になりました。
4月1日に夫と
4月2日 友人と蕨取りに出かけた時に
4月3日 夫と午後から隣市へ出かけた帰りに回り道して
合わせて3回 名所の花を見ることができました。
1日は寒かったので誰もいませんでしたが、2,3日は花見客も多かったです。
今年は寒い日があったので、桜の花も長持ちしていま~す。
我が家の桜も少しずつ花が散っています。
うきよには留めおかじと春風の
散らすは花を惜しむなりけり 西行
桜への讃歌はついに散る花に最高の美を見出し、死ぬことに生の極限を見ようとする・・・云々
この文章は白洲正子の『西行』という本から抜き出しです。
西行が吉野山の桜を詠んだ歌は60首に余る
西行以前に吉野の桜を実際に見て、詠じた人はほとんどなく、それは西行の発見によるといっても過言ではないと思う。
とも書いてありました。
私は吉野の桜を見てみたいと思いつつかないそうもありませんが・・・。
白洲正子は西行の本を執筆するためにいったいどれほどの文献を調べて書いたのだろう?
『西行』 はとても素晴らしい本です。
白洲正子という人物の偉大さを痛感するのです。
私の中では 桜 ≒ 西行
白洲正子にひかれ、尊敬し、白洲正子の書いた本を読んで(まだ数冊しか読んでいませんが)感動することばかりです。
歴史に弱い私は、西行・待賢門院・崇徳院の歴史上の人物として各々が点でしかありませんでしたが、
この本によって、それぞれが線でつながりました。
桜の花から飛躍して、余談になりました。
4月1日に撮った桜です。
池の水を期待して行きましたが、残念!水は溜めてありませんでした。
夫が車で待っていたので、風の吹く中で急いでフリーハンドで撮りました。
夜桜も撮ってみたいと思いますが、
夕飯が終わり片づけるとホッとして、気が抜けてしまいます。
思っていても次第に行動が伴わなくなっているこの頃です。
おまけ
4月2日 蕨取りした後、友と3人でしばらくドライブをしました。
花桃でしょうか?
山間の小にはこの木を植えているお宅がちらほらとありました。
椿
何の花でしょう?かわいい白い花でした。
わいわい がやがや 姦しく春の山路をドライブしました。