Jyobitakiブログ

鳥の写真、自然の写真、お花の写真などを徒然なるままにアップします。

金澤翔子書展 他

2015-07-11 22:07:45 | 日記

7月11日(土)

2、3日前から蒸し暑くなりました。

これまでは梅雨であることを忘れるぐらい当方は涼しかったので

汗かきの私としては 凌ぎ易かったのですが・・・・

 

7月9日 この蒸し暑さでやっと我が家でニイニイゼミの声が聞こえてきました。

ニイニイゼミの声を聞くと 蒸し暑さが増してきますよね。

 

最近 あまり遠くへ探鳥に出ない私ですが

先日 所用で出かけ 図らずも (いや多少は期待していましたが  ) ヤマセミに遭遇しました。

久し振りにヤマセミを撮る事が出来たので嬉しくなってUPで~す。

木の枝が邪魔で もう少し良い角度から撮りたいと車から降りたのがいけませんでした。

敏感なヤマセミは プイ と飛んで行ってしまいました。

合歓の花が綺麗でした。

 

ミサゴにも遭遇しました。

ヤマセミはミサゴのいる枝の方へ飛んで行き

ミサゴがいたので あわてて方向転換をしましたよ。

ミサゴも私が行ったので飛んで行ってしまいました。

今日(7月11日) 

見に行きたいと思っていた 金澤翔子書展(愛媛県美術館)へ夫と出掛けました。

書展の入口に

この屏風がありました。

書展を見て 感動して記念に買った 『金澤翔子の世界』 と言う本で  風神雷神 の書について記載がありました。

京都の建仁寺が所蔵する俵屋宗達の 『風神雷神』 国宝 の絵

宗達の絵と 翔子さんの書 構図が一致しているのです。

 

『翔子は宗達の絵を見た事がない.

もし見た事があるとしてもそれをまねる事は到底できない。

もし真似たのであればあの勢いは到底でない。全くの偶然である。

(途中を省略)

かの天才絵師宗達と翔子の書の構図が、遥かな時空を超えて同じくなった。

俗世への欲望が全くない翔子のからっぽの心に 自然界から宗達が受けたのと同じメッセージが

降りたのではないかと思う。

四百年の時空を経て 

宗達には絵を通して 翔子には書を通して 天空から同じメッセージが下りた。

翔子をもし天才と言っていただけるのならば、天才とは、そういうことではないだろうか・・・・。』

お母さん(金澤泰子さん)のコメントがありました。

宗達の絵と 翔子さんの書が 建仁寺の部屋で並べて置かれているそうです。

 (但し 現在は特設展の為に愛媛県美術館へ持ってきてあります)

 

優しい書 心洗われるような書 生きる力の溢れている力強い書 

 魂が揺さぶられました。

沢山の感動をありがとう! いい時間を賜りました。

(書展に入れば撮影禁止です)

 

火災に遭い 現在再建が始まっている宝厳寺へも寄ってみました。

黒田杏子 句碑

( 消失した本堂の前に句碑がありました)

 

俳誌の中の黒田杏子さんの文章から 昨年10月に住職さんが亡くなられたことを知りました。

心労が重なり 亡くなったようです。

黒田杏子さんと懇意にされていた住職さん

生前 本当に本当に久しぶり(55年振り)にお目にかかった時 いろいろ話を伺いました。

現在 尼僧となられている奥様と少しお話をして帰りました。

 

7月9日に我家では3個目の蓮が咲きました。

写真は 次の機会に

 

 


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