out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

大阪観光のつもりが奈良まで

2024-04-05 23:06:48 | travel
2024年3月31日(日)
大阪城 極楽橋から望む天守閣
 
 春休み、四国へユキワリイチゲなどのお花を見に行こうと思っていた。さらに剣山にも登れればと思っていたのだが。 お花は再終盤な感じ、剣山は3/27くらいでまだ木々に霧氷がついており登山口までの車道が心配。 という事ですっぱり諦め、京都に行ってサクラを見ながら「京都一周トレイル」を歩こう!、という事にした。 「3/27辺りには開花宣言が出るだろう」と言っていたし、週末辺りからは天気が良くなりそうだったので 3/30から2泊3日でゆっくりしてこようと思ったのだが。。。
 
 なんと実際に京都の開花宣言が出たのは3/29。 2~3日で満開にはならないだろうなぁ。。。そして新幹線は取れそうだが宿が取れない! いや、取れないことはないのだが京都1名で調べると一泊 25,000円以上! 例年ならサクラが良い時期で、日本人観光客のみならず、外国人観光客もみんな早々に予約していたんだろうなぁ! で、「大阪なら安いビジネスホテルがいっぱいあるのでは?」と思い調べたがこちらも無し。 さらに大津方面を調べようやく1万円以下の宿を予約できた。 ただ連泊はできず 3/31~4/1の一泊2日。 まぁ、どこにも行けずに悶々としているよりはずっといいや!
 ちなみに、JR京都駅からJR大阪駅もJR大津駅(実際宿泊したのは膳所駅近く)も30分程で行き来でき、本数も少なくはないので便利。
 
 京都に行けることになりやっぱり素通りできないなぁ、と思い出したのが学生時代の同級生。 約5年前の同窓会で会ったきりなのでやはり会いに行こうと。友人が食事のみ希望であればそれでも良いし、どこかを一緒に観光できるなら半日歩いても良し。
 京都到着が 9:44。 そこから在来線で大阪駅へ。 10:30ごろ大阪駅到着ホームで落ち合い、まずはホームのベンチで「今日はどうする?」の話し合い。w 事前に「お昼ご飯を食べながらおしゃべりをして、大阪城が見られればいいや。」という話をしていたのだが、友人は「時間があれば奈良にも行こう!」と。 そんなに回れるのかな? けれど結局大阪城がとても混んでおり天守閣見学を辞めたので、下記のような行程で半日観光。
 
大阪駅着 - 大阪城公園・昼食 - 大阪城天守閣見学取りやめ / 豊國神社参拝 - 玉造稲荷神社参拝 - 近鉄奈良線森ノ宮駅 - 近鉄奈良駅 - 奈良公園・東大寺 - JR奈良駅
 
大阪に滞在すれば京都、奈良、神戸、どこも近くていいなぁ!
 
で、まずはお好み焼きランチ。
11時少し前に並び開店と同時に入り大正解。 出るときには大行列だった。
 
その後大阪城をウォーキングしていた友人のご主人様に挨拶して大阪城天守閣に向かう。
 
極楽橋を渡るとすぐに「豊臣秀頼 淀殿ら自刃の地」の碑を拝む。
「茶々は、ようやりました!」の北川景子さんのきれいで怖いお顔しか出てこない。w
 
NHK「どうする家康」巡礼地巡りは今後も機会があれば訪ねてゆきたいが、
駿府城も岡崎城もすっ飛ばして大阪城に来ちゃったな。
でも、すっ飛ばすと言えば先日訪ねた久能山東照宮は既に家康のお墓だしな。w
 
大阪城周辺もサクラはこの位。
 
日曜日という事もあり大阪城周辺は大変な人出。
天守閣見学の列は「60分待ち」の辺りまで来ていたので今回は取りやめ。
 
石垣に上ると友人が「あれは歴史博物館、隣が大阪府警察本部。」と教えてくれた。
写真左の方に鳥居が見えるが、そこが豊國神社。
そう言えば豊臣秀吉時代の石垣が発見されており、大阪の皆さんは湧いているらしい。
友人のご主人様によると、やはり大阪の人は豊臣びいきだ、と。
 
「向こうに見える山はたぶん生駒山。」という事で、そのうちに行かなきゃな。
 
「豊臣秀吉公」「豊臣秀頼公」「豊臣秀長卿」を御祭神とする神社、だそう。
 
この後森ノ宮駅方面に歩いてゆく。
大阪城公園は本当に広く、たくさんの人が家族連れで休日を過ごしているのでビックリ。
官庁街にある皇居近辺とはずいぶん雰囲気が違う。
 
友人の家もそこから歩いて行けるので、ちょっと寄らせてもらう。
 
友人宅へ寄る前に、近くだからと「玉造稲荷神社」へ。
 
こちらには豊臣秀頼公の像が。
 
こちらは「胞衣塚大明神(よなづかだいみょうじん)」といい、
秀頼公と母・淀殿を結ぶ胞衣(卵膜、胎盤など)が鎮められているそう。
「胞衣は、母の体から共に生まれ出だしたものゆえ、
当時では特に神聖なものとして、また秀頼公の「分身」として扱われた。」のだそう。
 
こちらの鳥居は「秀頼公奉納鳥居」で、
「元は本殿正面に位置したが、阪神大震災により一部損傷を受け、
上部、脚部に分け現在の場所で保存。」と神社HPには書かれているが、
境内の案内板には「大坂夏の陣、また第二次世界大戦と二つの戦火を乗り越え」
という説明もあり、歴史や自然災害の恐ろしさ、なども感じるものがあった。
 
もう少し歩くと「真田丸跡」などもあったようだが、
時間も時間なので友人宅で一休みしてから近鉄奈良線森ノ宮駅から奈良へ。
 
奈良に到着したのが 15:00ごろ。 奈良公園、東大寺へは20分ほど歩く。
途中奈良国立博物館前辺りでシカさん休憩中。
というか、この時間だと皆さんもうお腹いっぱいらしく、だれも観光客を追いかけたりしない。
 
近鉄奈良線森ノ宮駅から奈良へ。
 
東大寺に行く前にコーヒーブレイク。
なんてしていると16:00頃になってしまい、「あれ?東大寺 16:00に閉まっちゃう!?」
 
大丈夫。
この時期「大仏殿」は 17:30まで。 ありがたや~。
 
大仏殿
 
大きいとわかってはいてもビックリするほど大きい。
とは言え、多分最初に訪れたのは中3の修学旅行。
次が娘たちがまだ中学、小学生のころ。
そして今回が3回目?
 
盧舎那(るしゃな)仏もしくは毘盧遮那(びるしゃな/ヴァイローチャナ)仏
何とも言えない大きさと荘厳な雰囲気。
 
奈良時代にこれだけの大仏さまが造られたという事が信じがたい。
 
大仏殿を拝観し、その後JR奈良駅まで歩き友人と別れ、京都~膳所駅と乗り継いで宿泊のホテルへ。
ちなみに膳所駅は「ぜぜえき」と読む。
昼から夕方遅くまで、しかも大阪から奈良まで案内してくれた友人には感謝だ。
積もる話もたくさんできて本当に楽しかった~!!
 
膳所駅からホテルまでは徒歩15分程。 琵琶湖沿いの良いホテルだった。
昨年鈴鹿山脈の山に登った時にあまり見えなかった琵琶湖をついに目の前で見られて感激。
 
翌日、当初の予定では「京都一周トレイル」の大文字山に登った後、観光しようと思っていたのだが、
シダレザクラが満開らしい場所を見つけ、早朝人が少ない時間に二か所見た後、午後から山に登ることにした。
翌日も楽しみだ。
 
コメント
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