out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

春の名残の岩手山 #2

2019-06-11 23:46:52 | 山登り in 東北
 2019年6月3日(月)
岩手山のユキワリコザクラ
 
 標高は 1,380m付近です。 カタクリまで咲いていました!
 
シラネアオイもどんどん増えてゆく感じです。 
 
きれいな花を見るとつい撮りたくなりますが、
立ち止まったり、カメラを構えたり、もしんどくなってきています。 
 
 随分登ってきたように思い、GPSを何度も確認してしまいます。
避難小屋まではもう少しのように見えますが、お花は。。。
 
あ~! とうとう居ました! ユキワリコザクラです!
御神坂登山口から登った理由はこのお花です!
一週間ほど前のレポで咲いている、と読んだのでもう咲いていないのかもと思っていました。
 
さらにユキワリコザクラを探して登りますが、少しの間あまり見られなくなりました。
秋田駒ケ岳の右の方に乳頭山が見えてきました。 
 
標高 1,470m付近からは周囲が一層噴火の岩やザレのような感じになり、
ユキワリコザクラもあちこちに見られました。 
 
 とてもかわいくて、うれしくて、登ってきた甲斐がありました!
 
 疲れていたこともあり、もう時間を掛けて思う存分写真を撮ります。
 
 いやぁ~、本当に咲いていてくれてありがとう!(ToT)
 
ザラザラの地面にタカネスミレも咲いていました! 
 
サクラも終盤ながら咲いている。 
 
 群生するユキワリコザクラ。
 
タカネスミレ
笠締(1,550m かさじめ)という辺りを過ぎるとユキワリコザクラはあまり見られなくなりました。
 
イワウメは咲き始め。 
 
 このような噴火口に近いことを感じさせる部分まで来ています。
疲れてよろけると危ないので、慎重に行きます。
 
 標高が上がってきたら(写真)左の尾根で見えなかった南東方向が見えてきました。
前にアップしたエントリーで焼石岳、早池峰山と言っていた山は全然違うようです。
おそらく上の写真で左奥にうっすら見えるのが早池峰山で、焼石岳は見えない、と思います。
ここで 10:45くらい。 あと1時間15分で山頂に着けるでしょうか。
撮るものは撮ったので、非常に疲れて足も重いのですが、あと少し歩くことに専念します。
 
 11:56。 約一時間ほどあまり写真も撮らずに登りました。
しかしこの1時間で移動できた距離が短すぎます。 かなり失速しました。
 
 写真左で視界を遮っていた尾根とも合流し景色を広く眺められるようになりました。
来た道を振り返ると、切り立った斜面のトラバースあり、よっこらしょと登らなければいけない岩登りがあったり、
浮石で足を滑らしそうな斜面があったり。。。下りも予想以上の時間がかかりそうです。
 
 予定では 12:30に山頂を離れる予定でしたが、すでに12時近く。
もうあと30分で山頂に着けるはずもないので、眺めの良いここでこの日は終了としました。
 
 もう少し登れば不動平避難小屋や山頂の外輪山が見えたのかもしれませんが、
残念ながらもう登る気力も体力もなくなりました。
お昼ご飯を食べて、下山です。
 
 いったん下山を決めたら心は軽く、早く温泉に入ってさっぱりしたいな~、と。w
 
でも慎重に行かないとね。 
 
 秋田駒ケ岳にもまた行きたいな~。 また来るよ~!
 
往きには見えなかった風景も見え、 
 
 撮っていなかったお花たちを少しだけ撮り、
 
 長いトレイルを下ってゆきました。
 
 山頂には立てなかったけど、まぁ、色々目的達成できました。
 
 そして~、もちろん寄っていきますよ~!! 最高に美味しかった!!
このスタンド、小岩井農場入り口の隣にあります! 乳製品他のお土産も買えますよ。(駐車場も有り)
 
 この後盛岡駅近くの日帰り温泉で汗を流し、夕飯もいただいて19時台の新幹線で東京に戻りました。 後から YAMAPの活動軌道を見ると「もう少しだったのになぁ~。」とも思いますし、「これ位が妥当だろう。」とも思います。 結果的に 1,200m は登ったので良しとします。 次回登るとすれば柳沢コースで八合目避難小屋泊、かな。w
 東北も魅力的なお山がいっぱいで、また機会を見つけて訪れたいと思います。
 
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春の名残の岩手山 #1

2019-06-10 11:52:03 | 山登り in 東北
 
2019年6月3日(月)
麓の牧草地より岩手山を望む
 
 前日 6/2に東京からやってきて早地峰山に登り盛岡駅前で一泊。 この日は岩手山を目指します。 盛岡駅から1時間とかからず登山口に到着できる岩手山。 なんともうらやましい。 しかし、登山口まではお手軽でも登り始めたら決してお手軽とは思えません。 どこの登山口から登っても標高差 1,400mほどあり、すそ野が広がっているようなお姿の割には非常に急登です。
 ここは旅先、2日目でもありますし、なるべく登りやすい登山口を選ぶべきですが、急登で距離も長いと言われている御神坂登山口を選びました。 理由は可愛いお花の写真を見てしまったから。 また、どちらの登山口を選んでも山頂まで到達するのは私には難しいだろうという気持ちもあったのです。 もともとは違う山を考えていた中、以前から登りたかった岩手山のかわいいお花の写真を見てしまった、様子見に途中まででも、というのが今回の経緯。 しかし、「調子良ければ登れちゃうかも?」という希望的見地は多分に含まれていました。 まぁ、滅多にないんですけどね。
 
 上の写真、左を向くと奥の方に見えるのは秋田駒ケ岳かな。
 
     
 
  御神坂登山口駐車場、6時少し前に到着。 立派な駐車場に先行車は無し。 誰も登っていないと心配なのはクマです。 今回は熊鈴2個とラジオを準備。 前週「使用不可」だったトイレは使えるようになっていました。 私は手前の相の沢キャンプ場で済ませてきましたが、ちょっと様子を見に行くと、右写真のようなきれいな休憩所付きトイレ。 いいですね~。
 
 辺りにはタニウツギが満開。
 
 何かの碑が建っていたので見に行くと「開通記念 小岩井有料道路 昭和46年8月1日」とのこと。
なるほど~。 それにしても山が高いというより遠いよ~。
 
では行きます。 6:15頃。 
 
 登山口を入るとすぐに林床いっぱいのマイヅルソウ。
 
      
 ホウチャクソウとササバギンラン。
進んでゆくとあちこち目を引かれます。
 
 ここではしっかり咲いている。
 
 フキのようにたくさん生えているエンレイソウ。
 
 だんだんとオオバキスミレの姿が。
 
 最盛期は過ぎているようですが、あちこちに大きな群落。
 
 イワカガミ
 
 コケイラン?
 
 ムラサキヤシオ
 
登り始めて2時間ほど。 標高  1,150mあたりからようやくシラネアオイ。
 
 とてもきれい! かわいい!!
もう6月なので「春の名残の」という題名にしましたが、岩手山では今が「春真っ盛り」なのですよね。
もちろんシラネアオイも楽しみのひとつでしたが、御神坂登山口を選んだ理由はこのお花ではないのです。
 
 樹林帯を2時間半ほど歩き、大滝展望台手前で景色が開けた。(8:45)
登り一辺倒で暑いものの、日影歩きだったので助かりました。
左奥にみえる稜線が鬼ヶ城。
 
 写真右奥に見えるのが秋田駒ケ岳。 左奥に見えるのはどこだろう。
 
 焼石岳? こんなに近くに見えないか?(和賀山塊?)
 
 少し登ると鬼ヶ城の稜線の下に大滝が見える。 いや、あまり見えません。(^^;)
 
 そしてもう少し登ると更に景色が広がりました。 左奥の方が早池峰山かな?(←違うようです)
 
登ってゆくとシラネアオイも増えてきて、頑張ろうという気持ちになりますが、
やはり前日の疲れはかなり来ています。
起きたときから筋肉痛で足腰痛いし、歩き始めると重いし。
 
 色々なお花を見て、
 
 もっと頑張らなきゃ、と思いますが実際登りはどんどんきつくなります。
 
 トレイルの斜度も更に厳しくなるし、すごく高い段差の階段もあったりで。
 
 
 でも、時間はまだ9時15分ごろ。 登りの 3分の2くらいは来ているように思います。 お花を見ながら、撮影しながら、ゆっくりゆっくり進みましょう。 何しろまだお目当てのお花に会っていないのだから。
 
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早地峰山の姫様を訪ねる #2

2019-06-07 23:35:14 | 山登り in 東北
 
2019年6月2日(日)
早地峰山のヒメコザクラ
 
大きな岩を飛び石のように進んだり、平らなトレイルも足を滑らしそうなザレであったりなので、
急ぎながらも慎重に進みます。
 
標高が上がってもヒメコザクラが大きな株で咲いているということはなかったのですが、
見られただけで感謝です。 
 
そしてこの辺りから、ナンブイヌナズナがとてもきれいに咲き始めていました。
ナンブイヌナズナは北海道の夕張岳とここ早地峰山にしか 生育していないそうです。
 
大きな石が無くなり風景が変わりました。 五合目に到着です。 
時間は 13:50ごろ。 山の上部を見るとまた急な岩場になりそうだ。
あと30分強で山頂に着くのは難しいだろう。 けれど。。。
先を行く男性が割とスタスタあの辺りまで進んでいかれた。 案外私も行けるかも?
 
 とにかく 14:30までは進んでみる。 周囲はイワウメが敷き詰められたような斜面。
 
まだ咲きそろうには早かったけれど、いくつかは咲いていた。 
 
 ナンブイヌナズナも今を盛りと咲いている。
 
あぁ、かわいい、と思い足元ばかりを見ていたら、 
 
 ハシゴ場まで到着していた。 そうだ、そうだ、これを登らなきゃ!
 
 上ってみると案外怖かった。 一段一段握りしめ「大丈夫、大丈夫。」と呪文を掛けながら。
 
 その先岩場を登りきると山頂への稜線に出て、あとはほぼ平行移動。
この辺で 14:30になったのだけど、避難小屋も見えているし、もう行ってしまいます!
 
 ふたつの残雪エリアを抜け、水たまりに靴を浸しながらもなんとか進むと、
 
 山頂に到着しました! 時間は 14:46。
日没は 19:00近くだし、15:00に下山開始すればいいか。
 
 
  早池峰山は日本各地の山のように信仰の山です。 山麓の東西南北それぞれに早池峰神社の里宮があり、ここ山頂が奥宮ということになります。 私が読んだものには山頂にはふたつの社があり、この石造りの社は南麓の奥宮にあたるということ。 もうひとつの社とは上の写真の朱色の物かな?
 お祀りされているのは瀬織津姫という女神様。 遠野三山、岩手山&姫神山との関係、など調べれば興味深いお話がたくさん出てきそうです。 今回はそれらほとんどを調べることなく、また里宮の早池峰神社のひとつもお参りすることなく終わってしまったのですが、一応奥宮をお参りすることはできて良かった。 いずれまたゆっくり訪れたいなぁ。
 
奥宮の背後、西の方には中岳、鶏頭山へと続くトレイル。
 
これは北の方だったかな。
盛岡を出るときには良く見えていた岩手山が見つけられず、適当に撮ってしまった。 
 
 歩いてきたトレイルと、右中央に薬師岳。
 南麓の早地峰神社は薬師岳の向こう側にあり、それを越えてくるのが南麓の正式な登拝ルート、らしいです。
 
あまりゆっくりすることはできません。 帰りも慎重に下りなくてはならないので下山します。
 
 少しだけ花を撮り、
 
もっと早い時間に来られれば、と名残惜しい気持ちを胸に 
 
慎重に下山してゆきます。  こちら蛇紋岩のお山だそうです。
 
 一合目まで来て少しホッとしますが、このあともう少し岩渡りです。
 
 16:40ごろ、小田越登山口に下山しました。
駐車場までの林道を歩き、美しい早池峰山を眺めながら、
「早池峰山に登ったのだなぁ~。」と感慨ひとしおでした。
 
 
 早朝に起き東京駅に向かい、新幹線に乗ってあっという間に盛岡駅。 レンタカーを借りて思い通りに登山ができ、これ以上のことはないのですが、夢のように一日が過ぎてしまいました。
 翌日も天気は良さそうです。 目指す山は岩手山。 標高差 1,400m以上。 距離は 13キロほどの予定。 初日で思いのほか頑張ってしまいました。 翌日はゆっくり歩けるよう、なるべく早起きをしてがんばります。
 
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早池峰山の姫様を訪ねる #1

2019-06-07 11:08:25 | 山登り in 東北
 
2019年6月2日(日)
早池峰山一合目より山頂を望む
 
 6月2日(日)~3日(月)で東北のお山に遠征してきました。 もともとこの日程で東北の違う山を考えていましたが、どうも今年はまだ残雪が多く花が咲きそろっていない様子。 1~2週間遅らせての遠征でも構わなかったのですが、天気予報を見るとこの 6/2~3がとても良い感じ。 これまで東北遠征では何度も予報に騙されてきましたがw、時期を遅らせれば梅雨入りすることも考えられ、天気の良さそうなうちに行っておこう!、と前日の6/1日(土)に決定。
 
 行きたい山はいくらでもある。 つい前週に早池峰山のきれいな花情報を見たばかりだった。 早池峰山はハヤチネウスユキソウで有名だが、それ以外にも固有種、この地方限定のお花がいくつか咲く。 ハヤチネウスユキソウには早かったが、そのようなお花が見られそうなので良い機会。
 また、もう一日晴れるならこちらも以前から登ってみたかった岩手山。 以前調べたのは馬返し登山口からのコースだったが、今回調べていると御神坂登山口からのコースで可愛いお花が見られそう。 ということで、両山山頂を踏むことはできないかもしれないけれど、目的の花さえ見られればいいわ、という気持ちで行ってきました。
 
 天気を前日ギリギリまで見て色々迷っても、新幹線のチケットからホテル、レンタカーまで、前日の夕方までにネットで予約できる便利な時代です。(空いていればというリスク付きですが) しかもネットでの申し込みは普通に買うよりだんぜんお得。 今回私は盛岡駅前のビジネスホテルに泊まったので、JR+ホテル付のお得なプランをさらに「大人の休日クラブ」で5%割引してもらい、ネットで予約、出発の朝東京駅で発券。 いやぁ~、お手軽! サンキュ~!
 
      
東京駅発6:32 はやぶさ1号は盛岡駅に 8:45に到着。
レンタカーショップまで少し迷い、車で出発したのが9:30ごろ。
日曜日のこんな時間に早地峰山の駐車場は空いているのだろうか。。。
空いていなければお隣の岳駐車場が広そうな 鶏頭山でもいい、とは思っていました。
 
 が、空いていました~! お天気も素晴らしい!!
 11時ごろの到着で、隣の車の方が帰ってきました。 なんとその方は東京から車で。 途中いくつかの百名山を歩きながら、この日ここに登ったとのこと。 「朝は曇ってガスっていたんですよ」という言葉にビックリ。
 早地峰山は6月9日(日)が開山日で、それ以降 8/4(日)までの土、日、祝日はここまで車で来られません。 岳駐車場からシャトルバス利用となります。 やはりその頃が一番のお花の時期、ということなのでしょうね。
 
      
 こちらは河原の坊登山口の駐車場です。 ここまで細いですがきれいな舗装道路。 50台くらいの駐車場にトイレ、ビジターセンターがあります。 ただし、河原の坊 コースは現在登山道崩落の為通行禁止。 なので、登山者はここから2キロほど先の小田越登山口まで林道を歩き、登山開始です。 シャトルバスが運行されると、小田越登山口までバスで行けます。 登山、交通、花情報などは、「花巻市公式サイト」で。
 
 早地峰山頂には立派な避難小屋がありますが、トイレは携帯トイレ用となっています。 ビジターセンターでも携帯トイレが売られており、右写真の柵の所にあるゴミ箱のようなものは携帯トイレ回収ボックスです。 何であれやはりトイレがあると安心です。 回収のサービスもあるとは行き届いています。
 
 駐車場を出発し林道を歩き始めたのが11時15分過ぎくらい。 これでは山頂までは行けないだろうと思っていました。
それでも目当てのお花が見られれば良いなぁ~、と少し速足で。
けれど、林道沿いにもオサバグサや色々なお花が咲いている。
 
 オオカメノキも満開。
 
 ムラサキヤシオもあちこちに。
 
 足元一杯にミヤマスミレでしょうか。
 
 あら、遠野市に入るんだ。
 
そして来ました! 小田越登山口!
駐車場から写真を撮りながら40分ほど。 時間は12時少し前。
CTでは上り 2時間半。 下り1時間半となっており、上手くいけば山頂踏めるかも?
とは思っていましたが、お花もゆっくり撮りたいし、どうなることやら。。。
 
 コミヤマカタバミもたくさん見られました。
 
ミヤマスミレかな? 
 
 ミツバオウレンもいっぱい。
 
 サクラも終盤のようでしたが、あちこちに見られました。
登山道はいつしか大きな岩の飛び石のようになっていました。
 
 樹林帯を越え、「随分登ったなぁ~!」と振り返る。
正面には薬師岳。 間の林道部分に登山口の小田越監視員詰所?が見える。
 
 ところが、なんとここが一合目でした! がっかり!!w
前の写真のご夫婦に「ここが一合目ですか!?」と言うと「初めて? 二合目はすぐそこだから。」と笑われる。
 
 やっぱり山頂は無理かな。 それでもお花がたくさん咲いていてとても楽しい。
 
 ミヤマキンバイも最盛期は過ぎているがとてもきれい。
 
 「ここにアラゲヒョウタンボクがさいているわよ。」と教えてもらう。
ハスカップだと言うが、クロミノウグイスカグラとは違うのかな?
 
 これはミヤマアズマギクのツボミだそうだ。 咲いたら薄紫色の花だって。
 
キバナノコマノツメ。
早地峰山にもタカネスミレが咲くとどこかで読んだのだが、本当かな? 
 
 チングルマが咲いていた!
 
 かわいいなぁ。 時間は 13:00ごろ。
まだ五合目にも達していない。 そして目的のお花にも出会っていない。
 
 チシマアマナが風に揺れている。
 
山頂直下まで行かないと見れないのかなぁ。
 
 と。 いました~!! ヒメコザクラ!!  良かった~!!
 
 ヒメコザクラは北上山地のみに生育する植物と読みましたが、早池峰山の固有種(特産)ということで良いようです。
 
 小さくて純白の姫様。 会えて良かったなぁ~。
 
 
 一番の目的だったヒメコザクラに会うことができました。 前週のレポで拝見した時より花は既に少なくなっている感じではありましたが、それは仕方ありません。 その分違うお花が咲き始めているようにも思いました。 ここから先、更に登るとそれは明らかでした。
 で、時間は 13:20頃。 登り始めて約一時間半で五合目にも達していない。 とりあえず山頂到着理想時間 14:30を目指して進んでみる。 行ける所まで登り、そこから下山するとしよう。
 
 早池峰山は瀬織津姫という女神様をお祀りするお山。 できればこちらの姫様にもお会いしたい所です。 つづく。
 
 
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ウスギオウレンを見に #2

2019-06-01 21:09:36 | 山登り in 長野県
 
2019年5月26日(日)
東天狗岳山頂からの眺め
 
 東天狗岳山頂まで来ました。 それまでいた何人かの人が下山し、それでも4~5人の人たちがお昼ご飯を食べたりしていました。 私も写真を撮ったらお昼ご飯を食べることにします。
 
山頂より南側に南アルプスの眺め。
前にも同じような写真をアップしましたが、標高が少し高くなっているので、 見晴らしが良い。
 
 左奥に金峰山など。 手前には歩いてきたトレイル。
 
 北方向には蓼科山。 手前には横岳、縞枯山、茶臼岳があるはずだが、どれがどれかわからない。
手前の、写真右端岩峰の左にちょこんとしたのはニュウだろうか。
岩峰左下の方には黒百合ヒュッテが見える。
 
 西には今回行かなかった西天狗岳。
その右側にはうっすらと乗鞍岳、穂高連峰~北アルプスの山々。
 
 うっすらとね。 手前には車山、霧ケ峰高原。
 
 写真を撮ってお昼ご飯を食べていたら誰もいなくなったので、自撮り記念撮影。
 
 さて、戻ります。 脚を載せるとかしぐ網の橋。(^^;)
 
 下りてきた所を振り向いて。 こういう所、結構気を使います。
 
往きには目に入らなかったコメバツガザクラ。 
 
 コケとかきれいな葉っぱとか。
 
 箕冠山からオーレン小屋まではずっと樹林帯。 小屋直前まで雪が続いていました。
下りの方が怖い感じがして軽アイゼンを付けた。 踏み跡から外れると踏み抜く。
 
その後オーレン小屋でトイレを借りて、ベンチに座ってコーヒーを入れておやつ休憩。
沢でアイゼンを洗い、ザックにしまって駐車場まで下ります。
 
 往きにも気になっていましたが、沢は昨年春に比べるとずいぶん荒れていました。
 
土砂崩れが発生し、元のトレイルからう回路ができている場所もありました。 
 
 朝開いていなかったミヤマカタバミ。
 
 
 
 コヨウラクツツジもあった。
 
 ヒメイチゲ
 
八ケ岳らしいたくさんの種類の苔も見て、 
 
 駐車場までの長い道を歩いてゆきました。
 
5時すぎるとお風呂が安くなると思い(もみの湯)、 わざとゆっくり写真を撮りながら歩いて、
駐車場着が4時半ごろ。
しかし、もみの湯の夜割引は無くなっていました~。(;^ω^)
 
 桜平の駐車場に前泊無しで入れるこの時期もなかなか静かで良かったです。 それでも現在ツクモグサがたくさん咲いている、ホテイさんも咲き始めた、と聞くと今度はいつ行けるかなぁ~、と考えてしまうのです。 今度は小屋泊りで行きたいな。
 
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