一服千考・・・一腹千考か一服千考か戸惑った。兎も角、一休みしょう。
元気の気の字は、昔は氣と書いた。日本人は、お米を食べると元氣になる。精気の精も米編が付く、米という字は、八十八回手間のかかる食物との説もあるが、天に伸びる力と地に伸びる力をプラスした陰陽の合体を表す文字とのことだ。日本人はお米を食べなければ元氣が出ない。元気の元は・・・なるほど・・・
アントシアニンが・・・と、酸っぱさを我慢して目をつぶりながら口に放り込む・・・。
人間の世界はアマちゃんの世界である。生命は地球より重いとか、誰でも公平とか、国民のためとか・・・と、身を守るすべもないのに、平和・平和と叫び、都合のよい言葉を並び立て連呼する。指導者を目指すが、責任は取らない。夏の選挙が始まった。人間様より確かな選眼力を持っているツバメの世界は、実に厳しい。不具や異常児は、親自ら始末し、淘汰する。厳しい掟だ。泡沫やエセの為政者の入り込む余地などない凛とした社会のない未熟さは、選挙公約でも証明済だが、行く者は、各の如しか、昼夜をわかず・・・と孔子の覚めた眼とは異なり、凡夫・凡眼のわが身は・・・また・また騙されて、泡の様な存在の無情の流れに。大声を喚き散らす品性は豚の悲鳴そのもののヒップレッヒコールだ。為政者の為の字には人偏は付きもの・・・か。
肉を食べると内臓が腐り、病気の元となる。肉は本来西洋が主流の食品で日本人の体質には合わないとの理論があるが、漢字がそれを証明する。腐るという漢字は、腑に肉を加えた漢字で、六臓六腑の腑の胃・小腸・大腸の消化・吸収・排泄の腑器官を腐らすと書き、病気の原因を意味する。なるほど・・・と納得するのだが、企業が生産する食品は、添加物や腐敗防止の薬品がいろいろと加わり、安全なものがない。企業とは企てる産業なので、活字からして信頼がない。野菜や主食のお米も、安全なものは自給自足で作るしか方法はないのか・・・。米国の遺伝子組み換えの食糧や世界二位の経済大国の中国の食糧事情と比べれば・・・何十倍も安全と我慢するべきか・・・