日ハム 000 011 011 4
広島 001 000 000 1
勝利投手:上沢1勝1敗
敗戦投手 森下1敗
セーブ:北山1S
本塁打:[日本ハム]万波5号
森下が先発して今季最長となる6回を投げて、5安打5奪三振2失点に抑えました。最速152kmの直球を軸に変化球を織りまぜた緩急をつけた投球で3回までパーフェクトに抑えましたが、5回1死1,3塁で清水にスクイズを決められると、6回1死3塁では浅間に適時打を浴びて失点するも、後続を断って2失点で踏ん張りました。
走者を背負った状況で課題を残しましたが、球の切れは良く、調整は順調に進んでいるようです。今日の課題をしっかりと修正して、開幕前最後の登板となる次戦では快投を見せてくれるでしょう。
7回からは2軍か昇格した矢崎が1回を投げて1安打無失点に抑えましたが、藤井は1回を投げて2安打1失点、田中法も1回を投げて2安打1失点と結果を残せませんでした。
昨日登板した菊池保、中田、一岡、コルニエルを含めた7人から中継ぎ投手を選ぶようですが、投球内容を見る限り菊池保になりそうです。ただ、今季は延長12回制が復活することから長いシーズンを戦う上で、中継ぎ投手は重要なポイントになると思うので、漏れた選手もいつ呼ばれても良いように準備をしておいてほしいですね。
打線は、西川、松山、會澤の実績組がスタメン出場して、西川と會澤は複数安打を放ち、松山は今日唯一の得点となる適時打を放って存在感を感じさせましたが、5回までに10安打を放ちながらも、得点は1点のみと繋がりを欠きました。さらに、主軸がベンチに退いた後の6回以降は1安打に封じられてしまい、相変わらず若手に元気がありません。
試合後に佐々岡監督は、西川のレギュラーとして起用することを明言しました。これで外野のポジションは残り2枠となりました。現状では他の候補は全体的に打撃が低調で、決め手が欠ける状況となっています。ポジションを狙う大盛、中村奨、末包らの若手には、しっかりと打撃でアピールして実力でポジションを掴んでほしいですね。