カープな毎日

カープファンのひとりごと。

逆転サヨナラ勝ちで開幕4連勝

2022年03月29日 22時59分41秒 | 試合結果

阪神 000 002 000 2
広島 001 000 002 3
勝利投手:矢崎1勝
敗戦投手:ケラー2敗

 新外国人のマクブルームが1軍に昇格して、即6番左翼でスタメン出場した打線は、苦手の西勇に対して3回に西川の安打と菊池涼の通算300犠打で1死2塁とすると、小園の適時打で1点を先制しました。

 しかし、その後は西勇に4回から7回2死まで無安打2四球に抑えられると、渡邉、岩崎て2塁さえ踏むことができませんでした。

 先発の九里は、2回に2死1,3塁のピンチを招くも、西勇を三振に斬って無失点で凌ぐと、5回まで4安打無失点に抑えましたが、6回に3連打で無死満塁とされ、内野ゴロと犠飛で2点を失って逆転を許してしまいました。

 続く7回にも内野安打と死球で1死1,2塁のピンチを招き、佐藤輝を右飛に打ち取り、2死2,3塁となったところで、マウンドを黒原に譲りました。

 ピンチの場面でプロ初登板となった黒原は、糸原を三振に斬って無失点で切り抜け、プロ初登板を終えて、九里は6回2/3を投げて8安打2四死球2失点となりました。

 8回からは松本が登板して1安打無失点に抑えると、9回に登板した矢崎は2四球と捕逸に盗塁で2死2,3塁のピンチを招きましたが、糸原を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 9回裏はマクブルームの来日初安打に代走曽根の盗塁と四球、さらに代打長野の内野安打で1死満塁として、西川が2点適時打を放って逆転サヨナラ勝ちを収めて、開幕4連勝となりました。

 

 今日のサヨナラ勝ちの立役者は、9回1死2塁で8球ファールで粘った末に四球を選んだ上本と7回2死2,3塁のピンチを抑えた黒原だと思います。

 9回は安打と盗塁で無死2塁とし、會澤が三振に倒れた後、ファールで粘り12球目で四球を選んで1,2塁と好機を拡大させて、その後の長野の内野安打と西川のサヨナラ打を呼び込みました。

 無死2塁で會澤が走者を進めることができず三振した後だっただけに、この四球はとても大きな価値があり、これでチームが勢い付いたことは間違いありません。今季の攻撃のテーマである次打者へ繋ぐ意識がしっかりと現れていました。この攻撃を続けていってほしいですね。

 そして逆転された後の7回に九里が2死2,3塁のピンチを迎えた場面でリリーフして、糸原を三振に斬って阪神に追加点を与えませんでした。もし1点でも失っていれば、試合の流れが完全に阪神に傾いてしまう場面だっただけに、ここを無失点で凌いだことが9回の逆転劇に繋がったと思います。

 黒原はプロ初登板で緊張したと思われ、いきなり3球連続ボールとなりましたが、そこからしっかりと立て直してフルカウントから糸原を三振に斬った投球は素晴らしかったと思います。

 黒原はかなり期待ができそうで、新人王を狙えると思います。これからもブルペンを支える投球を続けていってほしいですね。

コメント