広 島 000 000 100 1
DeNA 301 003 20X 9
勝利投手：坂本1勝
敗戦投手：森1敗
本塁打：[DeNA]細川1号
開幕ローテ入りを目指すドラフト2位の森が先発するも、3回1/3を投げて6安打6四球4失点、同じく開幕ローテを目指す玉村が３番手として6回から登板するも、3回を投げて5安打2四死球5失点とともに結果を残すことができませんでした。
また、打線は6安打を放ってチャンスを作るも、適時打どころか犠飛を放つこともできず、併殺の間に1点を挙げるのが精一杯で5併殺の拙攻でした。
森は初回から4安打と2四球で打者一巡の攻撃を受けると、2回は三者凡退に抑えるも、3回は先頭への四球からピンチを招き１失点、さらに4回は3四球で1死満塁としたところで、島内に交代しとなりました。島内が後続を断ったことで更なる失点は免れて3回1/3で4失点となりました。
球の切れ、制球とも悪く、四球でピンチを招いて、甘くなったところをDeNA打線に捉えられました。2回を三者凡退に抑えたところで、立て直すことができたかと思われましたが、3回と4回も先頭打者に四球を与えてしまい、最後まで修正することができませんでした。
初回1死後に連打を浴びたことで、慎重になり過ぎてしまったのかもしれません。まだ今の時期であれば、失敗しても課題を修正して、次回登板で取り返すことができるので、次回登板ではローテ入りに前進する投球を見せてほしいですね。
玉村も６回から登板して、いきなり先頭の梶原に死球を与えてピンチを招き、細川に３点本塁打を浴びてしまい、続く７回も先頭の倉本への四球から更に２点を失ってしまいました。8回も先頭打者に安打で出塁を許すも、ここは後続を断って無失点に抑えましたが、3イニングとも先頭打者を出塁させる苦しい投球となりました。
キャンプ中から球の切れが悪く、不安定な投球が続いています。まだ次回登板のチャンスは与えられるようですが、次回はローテ争いに残れるかの瀬戸際での登板となると思われます。これまでの不安を払しょくする投球を見せて、佐々岡監督の期待に応えてほしいですね。
佐々岡監督は、開幕ローテを森、玉村、小林の3人で争わせる考えですが、森と玉村の2人が揃って結果を残すことができなかったのは残念だったことでしょう。まだ2人にはチャンスを与える方針ですが、3人以外にも中継ぎ候補の遠藤や2軍降格中の高橋昂も候補に入る可能性が出てきました。2人にはチャンスが来た時に結果を残せるように準備をしておいてほしいですね。
