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鈴木誠がカブスと契約合意

2022年03月17日 21時11分31秒 | 日記

 ポスティングシステムによりメジャー移籍を目指していた鈴木誠が、シカゴカブスと5年総額8,500万ドル(約100億3,000万円)の契約で合意したとのことです。メジャー移籍時の契約としては日本人野手の史上最高額で、投手を含めても田中将に次ぐ2番目という大型契約となりました。また、ポスティングの譲渡金として1,462万5000ドル(約17億4,000万円)がカープへ支払われます。

 鈴木誠がポスティングを申請して、昨年11月22日から交渉を開始しましたが、労使対立からロックアウトに突入したため、長期中断していました。しかし、今月10日に新労使協定が妥結され、翌日から交渉が再開されて、争奪戦になっていました。

 ロックアウトが予想以上に長引いていたことから、もしかしたら今季のメジャー移籍を断念するかもしれないと、淡い期待をしていましたが、鈴木誠のメジャー移籍への意志は固く、我慢強く交渉再開を待ち、最大級の評価で契約に至りました。

 これだけの大型契約となると周囲の期待も高くなり、プレッシャーも感じるかもしれませんが、鈴木誠であればきっとメジャーでも走攻守で素晴らしいプレーを見せてくれるはずです。アメリカで鈴木と言えば「SEIYA」となるほどの活躍をしてほしいですね。

 

 一方、カープでは新外国人のライアン・マクブルーム内野手が、マツダスタジアムで入団会見を行いました。新型コロナウイルスの感染拡大防止策の入国制限の影響で来日が遅れましたが、アメリカにいた時もしっかりと強化トレーニングなどを行って動ける体を作ってきたとのことで、コンディションは問題ないとのことでした。

 メジャーに移籍する鈴木誠の穴を埋める存在として長打力を期待されており、昨季、3Aで32本塁打を放った長打力に注目が集まりますが、会見では「自分の持ち味は対応力。パワーもあるが、アベレージを残せると思っている。打点をたくさん稼いで、チームの勝利に貢献したい」と、本人は長距離砲というよりもアベレージヒッターとの認識のようです。

 パワーと売りにする打者は、日本の野球に適応できないことが多いので、アベレージヒッターで安打の延長戦で長打が打てる打者の方が成功する可能性が高いと思います。その点ではマクブルームは活躍しそうな感じがします。

 とりあえずは、2軍でしっかりと調整するとともに、日本の野球に慣れて、早期の1軍昇格を期待したいですね。

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