カープな毎日

カープファンのひとりごと。

5点差を逆転してヤクルトを3タテ

2023年04月16日 23時19分19秒 | 日記

ヤクルト 500 000 000 5
広島 000 104 11X 7
勝利投手:ターリー1勝1S
敗戦投手:石山2勝1敗
セーブ:栗林1敗5S

 先発の玉村は、初回に4安打3四球で5点を失いましたが、2回と3回は無失点に抑えました。アドゥワが4回と5回を無失点に抑えると、打線は4回にマクブルームの犠飛で1点を返し、約50分の雨天中断を挟み、6回から登板したケムナがピンチを招きながらも、菊池の好守で無失点で凌ぐと、直後の6回裏に田中の満塁本塁打で同点に追いつきました。

 さらに7回にはマクブルームの犠飛で勝ち越し、8回は坂倉の本塁打でリード2点に広げました。

 7回はターリー、8回は松本、9回は栗林がパーフェクトリリーフでヤクルトに逆転勝ちして、チームは3連勝で貯金3として、ついに首位に浮上しました。

 

 玉村は、初回1死2塁からサンタナに適時打を浴びて1点を失と、続く村上とオスナに連続四球で1死満塁とピンチを拡大させて、青木の適時打、三ツ俣への押し出し四球、長岡の2点適時打で、いきなり初回に5点を失いました。2回と3回は無失点に抑えて、3回を投げて5安打3四球5失点で降板となりました。

 4回からはアドゥワがマウンドに上がり、安打を打たれながらも2回を無失点に抑えました。

 打線は、初回1死1,2塁とするもマクブルームと西川が凡退して得点を奪えませんでしたが、4回無死3塁でマクブルームが犠飛を放って1点を返しました。

 5回を終えたところで雨脚が強まり約50分間の中断を挟み、6回はケムナが無死1,2塁のピンチを招きましたが、菊池の好守にも助けられて無失点で切り抜けると、6回裏に2死満塁から田中が満塁本塁打を放って、ついに同点に追いつきました。

 7回はターリーが三者凡退に抑えると、直後の7回裏に1死1,3塁としてマクブルームが犠飛を放って勝ち越しに成功し、8回には坂倉の本塁打でリードを2点に広げました。

 8回は松本、9回は栗林がともに三者凡退に抑えて、ヤクルトを相手に5点差をひっくり返して逆転勝利をおさめ、開幕カードで3タテされたヤクルトに3タテ返しを決めました。

 

 今日の試合は、まさにチーム一丸となって掴み取った大きな価値ある白星でした。

 初回にいきなり玉村が5点を失い、打線もヤクルト先発の吉村を攻略できず、4回に犠飛で1点を返すのが精一杯の状態で、敗色ムードが漂いかけたかと思われましたが、雨天中断を挟み、6回表に菊池の好守により無失点で凌いだところから重苦しい空気が払拭され、6回裏の田中の満塁本塁打を呼び込んだと思います。

 この逆転への流れを作ったのは、菊池の守備と田中の打撃ですが、2回以降を無失点に抑えた中継ぎ陣の奮投も見逃せません。アドゥワとケムナは走者を出しながらも無失点で凌ぎ、ヤクルトに傾いていた流れを止めると、その後は、ターリー、松本、栗林が完璧に抑えてヤクルトに反撃の糸口を与えませんでした。

 そして、攻撃陣が投手陣の奮投に応えて勝ち越して、さらに追加点を奪いました。

 投手陣と野手陣の信頼関係がしっかりとしているからこそ、成し得た逆転劇だったと思います。この1勝は、今シーズンのカープにとって大きな意味がある勝利になるような気がしますね。

 

 

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