ヤクルト 000 000 10X 1
勝利投手:石山1勝
敗戦投手:島内1敗
セーブ:田口1S
本塁打:[ヤクルト]オスナ2号
昨日の試合で3安打完封された打線は、菊池と小園を入れ替えて1番に菊池を起用する組み替えを行いましたが、ヤクルト先発のピーターズら4投手に散発4安打に封じられて、2試合連続完封負けを喫し、開幕から18イニング連続無得点のリーグワーストタイ記録となりました。
先発の床田は、3回まで完璧の抑える好投を見せると、4回に2死2塁で村上を迎えるピンチを迎えましたが、三振に斬って得点を与えませんでした。
続く5回も1死1,2塁とされましたが、長岡とピーターズを抑えて無失点で切り抜け、床田は6回を投げて2安打、2四球、6奪三振で無失点の好投でした。
打線は、2回にマクブルームが安打で出塁して、来日初盗塁を決めて2死2塁とするも、坂倉は左飛に倒れてしまい、3回にも2死2塁としながら、野間が中飛に倒れて先制点を奪えませんでした。
4回から6回までピーターズに完璧に抑えられると、7回に石山から2死2塁とするもデビッドソンが三振に倒れて、またも得点を奪えませんでした。
7回からは戸根がマウンドに上がり、村上を二ゴロに打ち取り、ここで島内に交代するも、初球をオスナに2試合連続となる本塁打を打たれて決勝点を奪われました。
8回は無死1塁で小園が犠打失敗して1死塁となり、代打田中の時にエンドランを仕掛けるも、空振りして一走の小園は盗塁死してしまい、その後、田中は三振に倒れて得点を奪えず、散発4安打で2試合連続零封されて、好投の床田を援護できませんでした。
先発の床田は、テンポの良い投球で球の切れ、制球とも素晴らしく、ヤクルト打線を寄せ付けず、天敵村上を無安打に封じる素晴らしい投球でしたが、味方の援護が無く白星を手にすることはできませんでした。
オープン戦終盤では打ち込まれる試合が続き、開幕に大きな不安を残しましたが、シーズンに入れば本来の投球を取り戻して安定感抜群でした。今日の投球を見る限りでは、次戦に向けて不安は全くありませんね。
一方で打線の貧打は深刻で、2試合連続零封という屈辱となりました。昨日よりはチャンスを作りましたが、あと1本がでませんでした。
特に痛かったのは1点を先制された直後の8回であり、無死1塁で小園が犠打失敗し、さらに田中がエンドランを空振りして走者が盗塁死と1イニングに2度もミスが出てしまいました。ヤクルト相手に2連続でミスをしていては勝てるはずがありません。
もしかすると、序盤の先制機を逃してチームが重苦しい雰囲気になってしまい、中盤以降は動きが硬くなったのかもしれません。
何か一つのきっかけで、この重苦しい雰囲気を払拭できると思うので、明日こそは、序盤で得点を挙げてチームを雰囲気を良くして、今シーズン初勝利を挙げたいですね。