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栗林が痛恨の逆転弾を浴びて借金1

2023年04月29日 23時13分24秒 | 試合結果

広島 011 000 100 3
巨人 100 000 102 4
勝利投手:大江1勝
敗戦投手:栗林4敗7S
本塁打:[巨人]秋広1号、中田翔6号

 先発のコルニエルは、初回に2死2塁から岡本和に適時2塁打を浴びて先制を許しましたが、2回1死1,2塁はグリフィンとオコエを抑えると、4回無死1,2塁は坂本を中飛、中山を左飛、グリフィンを三振に斬り、5回無死1,2塁もブリンソンと岡本和を連続三振、中田翔を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 6回には四球と暴投で2死2塁のピンチを招きましたが、代打廣岡を右飛に抑えて、6回を6安打2四球5奪三振1失点の好投でした。

 打線は、2回に1死満塁から上本の適時打で同点に追いつき、続く3回には2死1,2塁としてデビッドソンの適時打で勝ち越しに成功しました。

 4回も1死2塁としながら、菊池と野間が凡退してしまい、5回には無死1,2塁の好機を作るも、西川は左飛、デビッドソンは三振、坂倉が三邪飛

に倒れて追加点を奪えませんでした。

 7回は2安打と四球で無死満塁として、デビッドソンの併殺の間に1点を挙げてリードを2点に広げましたが、7回に登板した松本が1死後に秋広に本塁打を浴びて1点を返され、なおも2死1,2塁のピンチを招いてしまい、ターリーにマウンドを譲りました。

 代わったターリーが、大城を三振に斬って追加点を与えず、8回は矢崎が無失点に抑えてリードを守りました。

 9回は栗林が登板して、連続三振で2死を取るも、岡本和に四球を与えて、続く中田翔に痛恨の2点本塁打を浴びて、サヨナラ負けを喫してしまい、チームは連敗で借金1となりました。

 先発したコルニエルが、6回までで5度も得点圏に走者を背負う苦しい投球でしたが、失点は初回の1点のみに抑える粘り強い投球を見せて、先発転向初勝利の権利を持ってマウンドを降りました。

 その後は、松本が1点を失うも、ターリーがピンチを凌ぎ、矢崎も菊池の好守にも助けられて無失点に抑えて、バトンを栗林に繋ぎました。栗林は2死までは順調でしたが、岡本和に粘られて四球を与えてしまうと、中田翔の初球が甘く入ってしまい、一振りで完璧に捉えられてしまいました。

 これで栗林は開幕から1か月で4敗目を喫してしまいました。今季はフォークの切れが悪く、失投が目立ち、直球にも力強さが感じられません。

 新井監督はプロの壁に当たっていると表現しており、本人で乗り越えてほしいとの願いから守護神としての起用を続けていますが、WBCでの腰椎椎間板症が完治しておらず、コンディション不良が原因ではないかと考えてしまいます。もしコンディション不良があるなら、このまま守護神で起用し続けても、悪化する可能性や完治に時間を要することになるため、登録を抹消してしっかりと直させた方が良いと思います。

 栗林本人はコンデイション不良を否定するかもしれませんが、新井監督は栗林としっかりと面談して、本人にとって一番良い措置を取ってほしいですね。

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