カープな毎日

カープファンのひとりごと。

今井の価値あるプロ初勝利

2009年09月18日 23時18分47秒 | 試合結果
広島 014 000 000 5
阪神 020 002 000 4
勝:今井1勝2敗
敗:能見10勝9敗
セ:永川2勝6敗32S
本:[阪神]金本19号、関本2号

 大事な阪神3連戦の初戦を任されたのは予想どおり今井でした。阪神先発が苦手の能見ということで、苦戦することが予想される試合でしたが、強い気持ちで阪神打線を抑えました。
 2回に小窪の適時打で先制しましたが、直後に金本に同点本塁打を浴び、更に3連打で勝ち越されてしまいました。しかし、その後のピンチは抑えて2点で止めたことが効きました。
 今井の粘りに応えるように、逆転された直後の3回に1安打2四球で2死満塁とすると、能見の暴投で同点とすると、天谷が勝ち越しの2点3塁打と放ち、続く小窪も左前適時打続き、この回4点を奪いました。
 今井は3回以降は走者を出しても連打を許さず、5回まで阪神打線を抑えました。勝ち投手の権利を持って6回のマウンドに上がりましたが、1死1塁の場面で青木勇にマウンドを譲りました。
 青木勇が関本に2ランを打たれて、1点差に詰め寄られましたが、横山、シュルツがこの1点差を守りぬき、9回は永川が3連続三振で締めて辛くも白星を挙げました。

 今日の1勝は大きいですね。今井と能見という圧倒的に不利な条件でしたが、相性の悪いマクレーンを外して、5番に相性の良い廣瀬を起用した打順が見事的中しました。
 相性を重視しながらも、主軸は代えなかったブラウン監督が、ついに方針を変えました。1戦必勝体制で試合に臨んでいることが伺えます。
 今日の勝ちで、チームの雰囲気は盛り上がったと思います。

 阪神とのゲーム差は1.5に縮まり、ヤクルトも敗れたため、ゲーム差は1となりました。今日の勝ちで、まだCS争いに残ったというところですね。明日の試合が大切になります。今日の流れを明日につなげていきたいですね。絶対に勝たなければいけません。前田健に期待しましょう。

 今井がようやくプロ初勝利を挙げました。ここまで投げる試合は打線の援護に恵まれず、降板後に逆転されるなど勝ち運に恵まれませんでした。
 今日は今井の勝利への強い気持ちが白星に繋がったと思います。2回の先頭金本に2-3から本塁打を浴びましたが、これは四球を出したくない気持ちで、思いっきり投込んだ直球が甘く入って打たれたと思います。打たれたことは残念でしたが、逃げなかった気持ちは良かったと思います。
 1死後に3連打を浴びて更に1点を失いましたが、3塁が慣れないフィリップスであったことや、難しい球を上手く打たれたもので、仕方ない失点だったと思います。
 その後の1死1,3塁で能見、浅井を連続三振に抑えて追加点を与えなかったことは、素晴らしいと思います。ここで崩れなかったのは、気持ちを切らさずに投げられたためだと思います。
 今井の持ち味は、気持ちの強さだと思いますから、これからも恐れずにどんどん投込んでほしいですね。
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齊藤粘れず逆転負け

2009年09月17日 23時11分54秒 | 試合結果
中日 000 040 000 4
広島 100 000 000 1
勝:吉見15勝6敗
セ:浅尾7勝9敗3S
敗:齊藤9勝10敗

 先発齊藤は制球に苦しみ、走者を出しながらも、中日の2併殺に助けられ4回まで無失点に抑えていましたが、5回に捕まり2安打1四球で1死満塁のピンチを迎えると、森野に逆転打を浴び、天谷の送球エラーも重なって3点を失って降板となってしまいました。後を継いだ林も和田に適時3塁打を浴びて、この回4点を失ってしまいました。
 打線は初回に吉見の暴投で挙げた1得点のみ。毎回のように走者を出し、8安打を放ちながらも、繋がを欠いてしまいました。逆転された5回以降は2併殺と、吉見を攻略できる雰囲気が感じられませんでした。

 ヤクルトは勝ったためゲーム差は2と広がりましたが、阪神は敗れたためゲーム差は変わらず2.5のままだったのは、不幸中の幸いですね。
 巨人、中日との5試合を1勝4敗と負け越したにも関らず、3位とのゲーム差が2.5で済んだのは、カープにとってはラッキーとしか思えません。まだツキがあるのかもしれませんね。
 明日からは阪神との直接対決です。今季を占う大きな3連戦となることは間違いありません。
 先発は今井、前田健、ルイスの3人と思われます。今井は心配ですが、過去、阪神戦に2試合登板しており、大崩れしていないので、打線の援護があれば十分勝機はあると思います。打線の奮起に期待したいですね。
 初戦を取れれば、3連勝も十分可能でしょうから、明日の試合は大切な一戦になります。最低でも2勝1敗でないといけませんね。

 今日の試合は前半4回までと後半5回以降で、両チームの流れが正反対になってしまいました。4回までは、齊藤が悪いながらも中日打線を2併殺などで無失点に抑えて、粘り強い投球をしていました。しかし、5回以降は吉見が走者を出しながらも粘り強く投げ、2併殺を奪いました。
 これは5回の齊藤の投球が大きな転機になったと思います。1死1,3塁で荒木にストレートの四球を与えたところがポイントでしょう。
 齊藤はリードを守りたいという思いが強すぎて、荒木に対して厳しいコースを狙ったと思いますが、この意識が力みに繋がり、結果的にストレートの四球になったと思われます。
 調子が悪いときに、コースを狙っても上手く投げられないでしょうし、余分な力が入ってしまうと思うので、コースを狙うよりも、思いっきり腕を振ることだけを考えて投げた方が良いと思います。
 齊藤には悪いときにも、粘って6回くらいまで投げられる投手になって欲しいですね。
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大竹粘りの投球

2009年09月16日 23時48分38秒 | 試合結果
中日 000 000 002 2
広島 101 030 00X 5
勝:大竹9勝6敗
セ:永川2勝6敗31S
敗:朝倉9勝8敗
本:[広島]フィリップス12号

 昨日はショックの大きな敗戦で、今日に引きずらないかと心配しましたが、大竹が悪い流れを断ち切りました。決して良いとは言えない状態で、毎回のように走者を出しながらも、後続を打ち取り中日打線を無得点に抑えました。
 打線も初回に栗原の適時打で先制すると、3回にはフィリップスの本塁打で追加点を挙げました。5回には朝倉の乱調により3四球で2死満塁とすると、天谷と石井の適時打で3点を挙げて、試合を決めたかに思いましたが、9回から登板した小松が東出の失策もあり、1点を失いなおも1,2塁のピンチを残して、1死も取れず降板して、雰囲気が怪しくなってしまいました。
 リリーフした永川が2死までこぎつけながら、連続四球で1点を失いました。なおも2死満塁で苦手森野を迎えるという最悪の状況となりましたが、最後は二ゴロに抑えて試合終了。

 阪神とヤクルトが共に勝ったため、ゲーム差は変わりませんでした。ライバルが負けないので、カープも負ける訳にはいきませんね。明日も勝って、阪神とヤクルトに付いていきたいですね。

 快勝で気持ち良く明日の試合に臨めるかと思いきや、何とか勝てたという試合となってしまい、後味の悪い白星でした。
 激しいCS争いを繰り広げているのに、波の乗り切れないチーム状況を表している試合でしたね。最後をピシッと抑えて、良い流れを明日に継続することができれば、チーム状態が上昇すると思うのですが、それが出来ないのが今のカープですね。
 その原因は永川でしょうね。今日も連続四球で押し出しにより1点を失うなど安定感を欠いた状態が続いてます。昨季は永川が安定していたから、最後まで中日と3位争いができたと思います。
 今季も最後まで3位を争って、最後に勝ち抜き抜くためには、永川の安定が欠かせません。残り19試合なので、何とか状態を挙げてほしいですね。
 
 大竹が粘り強く投げてくれました。3回までに65球を要するなど、調子が良いとは思えませんでしたが、走者を出しても丁寧な投球で得点を許しませんでした。中盤以降は調子が良くなり、テンポの良い投球となりましたが、前半に球数を要したことと9連戦中ということで、100球を越えた7回で降板となり、完投は出来ませんでした。それでも、7回を5安打無失点は十分先発の役割を果たしました。
 これで9勝目を挙げましたので、2桁勝利は間違いないでしょう。次回で決めて欲しいですね。
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攻撃、守備、采配のミスで3連敗

2009年09月15日 22時07分11秒 | 試合結果
中日 010 020 000 2 5
広島 000 000 300 0 3
勝:河原3勝
敗:永川2勝6敗30S
セ:岩瀬2勝3敗40S
本:[中日]和田27号、[広島]天谷5号

 正念場の9連戦の初戦にエースのルイスをたてて必勝を期しましたが、いきなり投打でミスが出て、苦しい試合展開となりました。
 初回の攻撃で東出が四球で出塁しましたが、小窪がバント失敗で併殺打となってしまい、チェンを助けてしまいました。
 そして2回には無死1塁から栗原の失策でピンチを広げて、英智に適時打を浴びて先制されてしまいました。
 その後は打線がチェンからチャンスを作っても、あと1本が出ずに得点を挙げられず、ルイスは5回に4安打を浴びて2点を失ってしまい、敗戦ムードが漂い始めました。
 しかし、7回に敵失から1死1,2塁とすると、天谷が値千金の同点3ランを放ち追いつきました。更に2死1,2塁とチェンを攻め立てKOしましたが、小窪が浅尾に抑えられて勝ち越すことはできませんでした。
 そのまま延長に突入し、10回2死無走者から登板した永川が乱調で、ブランコに安打を打たれ、和田に勝ち越し2ランを打たれて万事休す。

 前カードの巨人戦から3連敗となってしまいました。4位ヤクルトは負けたためゲーム差は変わりませんが、3位阪神は延長で巨人を破ったため、ゲーム差が2.5に広がってしまいました。阪神とは残り4試合なので、これ以上離される逆転するのがきつくなります。何としてもこれ以上離されないようにしなければいけませんね。
 明日先発予定の大竹の投球に期待したいですね。

 今日はミスで負けるという、中日戦ではよくある負けパターンでした。攻撃と守備のミスは明らかで、初回と2回ですね。 
 チェンは前回の対戦で負けていることから、カープ打線を意識していたと思います。それが東出への四球となって現れており、付け入る隙は十分にありました。しかし、小窪のバント失敗により立ち直らせてしまい、6回まで0行進となってしまいました。
 2回には無死1塁で栗原がまさかのトンネルで1,3塁となり、先制点を献上してしまいました。しかし、ここはルイスが踏ん張り最少失点で切り抜け、大量失点に繋がらなかったのは幸いでした。
 ただ、この2つのミスは7回の天谷の本塁打で帳消しになったので、直接的な敗因ではありません。
 最大のミスはブラウン監督の采配でしょう。10回2死から永川を投入したこともありますが、それ以上に7回の采配でしょう。
 天谷の本塁打で追いつき、チェンが動揺して石原に四球を与え1死1塁となり、代打緒方という場面ですから、ここで一気に逆転したいところでした。しかし、ここでブラウン監督が石原に盗塁をさせて失敗してしまいました。その後も緒方、東出にも四球を与えたで、石原の盗塁が悔やまれます。
 ブラウン監督はチェンを揺さぶりたかったのでしょうが、天谷の本塁打で十分効いていたので、無理をする必要はありませんでしたね。ブラウン監督にはもう少し、状況を見極めてほしいですね。

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巨人に連敗

2009年09月13日 20時34分09秒 | 試合結果
巨人 300 010 000 4
広島 001 100 000 2
勝:高橋尚7勝6敗
セ:クルーン1勝2敗23S
敗:前田健7勝13敗
本:[巨人]ラミレス26号、[広島]マクレーン15号

 前田健が中4日で先発しましたが、初回に小笠原の適時打とラミレスの2ランで3点を失うと、打線は初回の無死1,2塁のチャンスをフィリップスの併殺打で潰してしまい、いきなり悪い流れになってしまいました。
 3回にフィリップスの適時打で1点を返し、4回にはマクレーンの本塁打で1点差に詰め寄りましたが、その直後の5回に2死3塁から亀井にセーフティーバントを決められて、痛い追加点を奪われてしまいました。
 その後は、7回から横山、8回と9回をシュルツが無失点に抑えましたが、打線が越智、山口、クルーンの前に1安打に抑えられて得点を挙げることが出来ず、巨人に連敗してしまいました。

 ヤクルトは敗れたためゲーム差は1のまま変わりませんでしたが、阪神は勝ったため、阪神が3位に浮上して、ゲーム差は1.5と広がりました。
 ヤクルトが負けただけに、勝って並びたかったところですが、ゲーム差は変わっていないので、良しとしましょう。ただ、これからはヤクルトよりも阪神に追いつかなければいけません。阪神に離されないように、しっかりと付いていくためにも、来週からの中日戦は絶対に勝ち越さなければいけません。そして、来週末の阪神との直接対決に気持ちよく臨みたいですね。

 今日は攻守共に初回がポイントでした。前田健はプロ初の中4日登板ということで、調整が上手くいかなかったのか、球が甘いところに行ってしまいました。さすがに好調巨人打線は見逃してくれず、あっという間に3点を失ってしまいました。2回以降は粘り強く抑えていただけに、初回の投球が悔やまれますね。
 一方の打線は、立ち上がりに制球に苦しんでいた高橋尚を助けてしまいました。東出の安打と小窪の四球で無死1,2塁の絶好のチャンスでしたが、フィリップスが最悪の併殺打。結局、この回は1点も返すことができず、この拙攻が後に響きましたね。ここで1点でも返しておけば、チームの士気も上がって、高橋尚を攻略できていたと思います。
 相手が調子の悪いチームなら、多少のミスをしても取り返せますが、上位チームではそうはいきませんね。明後日からの中日戦では、そつの無い攻撃をしてほしいですね。
 
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幸運な雨天中止

2009年09月12日 22時57分02秒 | 日記
 今日の巨人戦は雨天中止となりました。試合開始時間を遅らせてでも開催しようとしましたが、天候が回復する気配がなかったようですね。
 今日はチケットが全席完売と営業的には痛い中止でしたが、チームにとってはありがたい中止といえるでしょう。
 先発は今井でしたから、打線好調の巨人相手ではかなり苦しい展開になっていたと思われます。この雨はラッキーな中止といえるでしょう。カープに運が向いてきているのかもしれませんね。
 
 明日は今井のスライドか、中5日で前田健のどちらかでしょうね。来週には9連戦があるので、先発を無理させたくないので、今井をスライドさせて、大島、篠田らを中継ぎで起用するブルペンデーで凌ぐのが1番良いでしょうね。

 ライバルチームのヤクルトと阪神がともに負けたため、3位ヤクルトとは1ゲーム差、4位阪神とは0.5ゲーム差に縮まりました。明日の結果次第では、ヤクルトに追いつく可能性が出てきました。明日は絶対に勝ちたいですね。
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長打攻勢に沈む

2009年09月11日 22時40分51秒 | 試合結果
巨人 110 040 520 13
広島 200 000 030 5
勝:内海7勝10敗
敗:齊藤9勝9敗
本:[巨人]小笠原29号、亀井22号、ラミレス25号、中井1号

 昨日の奇跡的な逆転勝利で勢いを付けて臨んだ巨人戦でしたが、巨人の長打攻勢の前に投手陣が崩壊しての大敗。
 先発齊藤は初回に小笠原に、2回には亀井に甘く入った球を本塁打されてしまいました。打線は初回に敵失に乗じて2点を奪いましたが、その後は走者は出るものの得点には繋がりませんでした。
 悪いなりに追加点を与えなかった齊藤でしたが、5回に自らの失策でピンチを広げると、小笠原の適時打などで2点を失いKOされてしまいました。後を継いだ青木勇も止められず、谷に2点適時打を浴びてこの回4点を失ってしまいました。
 7回には小松が2死無走者からラミレスに本塁打を浴びると、そこから崩れて決定的な5点を失い試合が壊れてしまいました。

 同率4位の阪神は勝ったため1日で5位に転落しましたが、3位ヤクルトは敗れたため、ゲーム差1.5は変わりませんでした。ここで離される訳にはいかないので、巨人に連敗することは避けなければいけません。
 
 齊藤で落としたのは痛いですね。明日、明後日の先発は今日昇格した大島、今井の先発が予想されますが、正直なところ、大島と今井では不安ですね。ただ、明日の天気予報は雨のようです。営業的には試合をしたいところでしょうが、チーム事情を考えれば、中止になってほしいところです。雨男の大島が本領?を発揮してほしいですね。そうなれば、明後日の試合は中継ぎデーのように、細かい継投で戦えると思います。

 齊藤は一つのミスから崩れてしまいました。そのミスとは5回の3塁悪送球ではなく、4回のバント失敗です。同点で1死1,3塁の勝ち越し機で1塁走者を2塁に進めるバントを試みましたが、結果は投手への小フライとなり、送ることができませんでした。このミスを引きずり、5回のマウンドに上がったのではないでしょうか。
 この回先頭の高卒2年目の8番中井に2塁打を打たれ、更に自分を見失ってしまい、内海のバントを3塁へ悪送球してしまったと思います。
 次回登板では今日のようなミスを繰り返さないようにしてほしいですね。
 
 試合は大敗しましたが、明るい材料が一つありました。篠田が1軍に戻ってきました。5回2死1,2塁の場面で登板し、好調の阿部を一ゴロに打ち取りピンチを脱しました。
 今の先発陣はルイス、大竹、前田健、齊藤の4人は計算できますが、残りは今井だけと苦しい状態です。明日か明後日の先発起用も考えられますが、今日登板したことから、この巨人3連戦は中継ぎで調整登板させて、来週末の阪神戦での先発復帰が予想されます。
 来週から始まる9連戦では、先発投手が不足することが予想されているので、篠田が先発復帰してくれれば、CS争いに心強い存在になってくれますね。


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末永起死回生の逆転3ランで3連勝!

2009年09月10日 23時55分46秒 | 試合結果
広 島 000 000 003 3
ヤクルト 000 002 000 2
勝:横山3勝7敗
セ:永川2勝5敗30S
敗:松岡5勝3敗
本:[広島]末永2号、[ヤクルト]青木13号

 2連勝の流れに乗ってヤクルトを3タテと行きたいところでしたが、打線がヤクルト先発の高木を攻めきれず、2回1死満塁では倉の当たりは遊直となり併殺になる不運もあり、7回まで無得点と打線が沈黙してしまいました。
 先発の大竹は毎回のように得点圏に走者を背負いながらも、粘りの投球で無失点に抑えていましたが、6回青木に本塁打を打たれ先制されると、更に田中浩にも適時打を浴びて2点を失ってしまいましたが、7回2失点と先発として十分な内容でした。
 8回は李恵踐、吉川の継投にかわされ、このまま終わってしまいそうな雰囲気となりましたが、9回に松岡が登板したところで、雰囲気が一変しました。
 先頭栗原が安打を放ち、マクレーンの四球で1,2塁とすると、1死後に末永が起死回生の逆転3ランを放ち試合をひっくり返しました。
 9回裏を永川が無失点で締めて、3年連続30Sを達成しました。

 3連勝でゲーム差は1.5となり、ついにヤクルトを捕らえました。また、阪神が敗れて、同率4位に浮上しました。3位争いはヤクルト、阪神、広島の三つ巴の戦いとなりましたね。一気に2チームを抜き去りたいところですが、当面は団子状態が続くでしょうから、置いていかれないようにしなければいけませんね。
 週末は首位巨人との3連戦です。裏ローテになることから、さすがに3連勝は厳しいでしょう。何とか2勝1敗で乗り切りたいですね。そのためには、明日の齊藤で確実に勝っておきたいですね。

 今日は正直負けたと思いましたね。8回まで散発5安打で2回のチャンスでは不運な当たりで逸機と、高木から得点を挙げる雰囲気が感じられませんでした。
 ヤクルトはリリーフに不安を抱えていることから、チャンスがあるとすれば、継投に切り替えてからだと思ってはいましたが、8回の1死2塁でも得点できず、さすがにダメかもと思いました。
 しかし、カープ戦で2試合連続救援失敗の松岡は、カープ打線を過剰に意識していたと思われます。先頭の栗原が安打で出塁したことで、松岡は完全に浮き足立ってしまいましたね。次打者マクレーンが四球を選ぶと、完全に試合の流れがカープに傾きました。そして末永が技ありの一撃で松岡を撃沈しました。
 今日の逆転勝ちはチームが一丸となり、最後まで諦めなかったことが最大の勝因だと思いますが、栗原が出塁したことで、選手が逆転できるという気持ちになったのではないでしょうか。もし栗原が凡退していたら、あっさり3人で終わっていたと思われます。
 最近は栗原の一打がチームに勢いを与えているように思います。本塁打を打つことや、打点を挙げることだけが4番の仕事ではないことを再認識しました。4番が打つことで、チームの雰囲気が変わるのですね。残り試合も栗原がチームを引っ張ってくれれば、CS進出も夢ではないでしょう。
 
 
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投打でヤクルトを圧倒

2009年09月09日 23時57分17秒 | 試合結果
広 島 002 040 003 9
ヤクルト 000 000 000 0
勝:ルイス9勝7敗
敗:石川10勝7敗
本:[広島]ルイス2号、天谷4号、小窪2号

 昨日の逆転勝ちで良いムードになり、その流れのまま今日の試合に臨むことができました。
 先発のルイスは球のキレ・制球とも抜群で、ヤクルト打線に付け入る隙を全く与えない投球でした。ルイスの調子の良さは打席でも発揮され、3回にルイスの本塁打で先制すると、栗原の適時2塁打で追加点を挙げました。
 今日のルイスであれば、この2点で十分な出来でしたが、打線は攻撃の手を緩めず、5回に廣瀬の適時打と天谷の3ランで4点を加えて、苦手石川から6点を奪ってヤクルトにトドメを刺しました。
 ルイスは終盤でも全く球威が衰えず、ヤクルト打線に3塁すら踏ませず今季初完封で9勝目を挙げました。

 東出が4回に左前安打を放ち、通算1000安打となりました。おめでとうございます。次は1500安打を目指してほしいですね。

 ついに3位ヤクルトに2.5ゲーム差に詰め寄りました。完全にヤクルトのしっぽを捕らえましたね。昨日は逆転勝ち、今日は投打で圧倒して、一気に上昇気流に乗っていけそうです。
 まだ上には1ゲーム差で阪神がいますが、とりあえずはヤクルトを捕らえなければいけません。明日は大竹が先発するでしょうから、絶対に勝って1.5ゲーム差にしたいですね。そして、週末の巨人戦に良い流れで臨みたいところです。

 ルイスがついに自らのピッチングでジンクスを打ち破りました。ルイスは昨日まで通算3本塁打を放っていますが、3戦全敗と1度も勝っていないというジンクスがありました。今日も先制本塁打を放った時には、もしかしたら今日も…と思いました。しかし、ルイスが快投を演じて、ヤクルト打線に逆転を許しませんでした。終わって見れば、先制本塁打に完封とルイスが投打に渡る大活躍でした。
 ルイスが3試合連続で好投しながら、白星がついていなかったので、勝ち運がなくなってしまったのではないかと心配していましたが、その必要はありませんでしたね。自分のバットで勝利を手繰り寄せるところは流石ですね。
 逆転CS進出に向けて、残り試合は全部勝ってほしいですね。
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石原チームを救う3ラン

2009年09月08日 23時57分47秒 | 試合結果
広 島 000 020 013 6
ヤクルト 111 000 000 3
勝:シュルツ3勝3敗1S
セ:永川2勝5敗29S
敗:松岡5勝2敗
本:[広島]栗原20号、石原9号、[ヤクルト]森岡1号

 運命のヤクルトとの3連戦が始まりました。初戦は2連勝中の前田健でしたが、初回から雲行きの怪しい展開となりました。
 初回に2塁打と野選で1死1,3塁のチャンスを作りながら、栗原とマクレーンが連続三振に倒れ無得点。その裏の守備では、1死から廣瀬と天谷が交錯して3塁打となり、青木に先制適時打を浴びてしまいました。
 この悪い流れは2回以降も続き、2回の2死2,3塁、3回の1死2,3塁、4回の無死2塁と尽くチャンスを潰し、投げては前田健が2回に森岡の本塁打、3回はデントナの適時打と失点を重ねてしまいました。
 いつもなら、完全に負けパターンとなる試合でしたが、悪い流れを断ち切ったのは、4番栗原の本塁打でした。5回1死1塁から右翼への2ランを放ち、1点差に追い上げると、前田健が粘りの投球で4回から6回は無失点に抑えて追加点を与えず、試合の流れをヤクルトに渡しませんでした。
 8回に2死2塁から石井が同点適時打を放つと、9回は2死無走者から四球と内野安打で繋ぎ、1,2塁から途中出場の石原が値千金の決勝3ランを放ち、試合を決めました。

 今日のこの1勝は大きな意味があります。序盤は完全に敗色濃厚でしたが、中盤以降は投打とも意地を見せて、試合をひっくり返しました。
 先発3本柱の前田健を投入して、初戦にあっさり負けてしまうと、チームの士気が下がり、明日以降に引きずりかねないところでした。
 終盤に粘りを見せて追いつき、相手の必勝リレーを打ち崩して勝ち越すという勝ち方は、チームのムードも上がり、明日に繋がると思います。
 これで3位ヤクルトとは3.5ゲーム差、4位阪神とは1ゲーム差となりました。残り2試合も勝って、一気にゲーム差を縮めたいところです。

 石原が貴重な働きをしました。9回に先頭の小窪が安打で出塁するも、フィリップスが最悪の併殺打で勝ち越しのチャンスを潰したかに思いましたが、栗原が四球で、木村が内野安打でしぶとく繋ぎました。ここで今日初打席の石原が甘い球を見逃さずに、左翼席に決勝本塁打を放ちました。
 フィリップスの併殺で、一度はチャンスをを潰し、流れを失ったかと思い、負けを覚悟しました。しかし、石原が一振りでチームを救ってくれました。
 最近は倉が先発起用されることが多く、好リードで投手陣を引っ張り、打つ方でも好調をキープしています。これが石原の意地に火をつけたのでしょう。絶対に打つという強い気持ちをバットに込めたと思います。
 倉と石原を併用することで、お互いに良い刺激になっていると思います。本来なら正捕手を1人に決めることが良いのでしょうが、倉と石原は併用することで、更にレベルアップできると思うので、これからも併用してほしいですね。
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