カープな毎日

カープファンのひとりごと。

大瀬良の気迫が勝利に導く

2021年10月14日 22時56分33秒 | 試合結果

DeNA 000 101 010 3
広  島 000 122 00X 5
勝利投手:大瀬良9勝5敗
敗戦投手:ロメロ4勝3敗
セーブ:栗林1敗33S
本塁打:[広島]鈴木誠35号

 

 球団は、今村猛、鈴木寛人、中村恭平、行木俊、育成選手の畝章真、佐々木健の6投手に来季の契約を結ばないことを伝えたと発表しました。1年目の行木は育成選手として再契約する方針とのことです。

 今村は、2009年ドラフト1位で入団して、2年目に54試合に登板するなど、リリーフとしてカープの投手陣を支え、2016年にはセットアッパーとして67試合に登板して、25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、2017年と2018年の3連覇の立役者の一人でした。しかし、2019年以降は登板数が激減し、昨季は6試合、今季は一軍登板がありませんでした。

 3連覇時の蓄積疲労により本来の投球ができなかったことは明らかで、コンディションさえ戻ればまだまだ1軍の戦力になると思っていたので、戦力外になったのは残念でなりません。せめてもう1年だけ猶予を与えてほしかったです。

 

 先発の大瀬良は、3回まで1安打に抑えて2塁を踏ませない好投でしたが、4回に1死後連打で1,2塁とされ、2死後、柴田に適時打を浴びて先制を許しました。

 打線は、初回に2死1,2塁の先制機を作るも、坂倉が中飛に倒れて無得点に終わると、2回と3回は無安打に抑えられましたが、先制された直後の4回に鈴木誠が本塁打を放って同点に追いつきました。続く5回には2死2塁から小園と西川の連続適時打で2点を追加しました。

 大瀬良は、6回に菊池涼の失策と安打で無死1,3塁のピンチを迎えると、投ゴロの間に1点を失いましたが、続く柴田を併殺に斬って追加点を許さず、6回を投げて6安打7奪三振2失点でマウンドを降りました。

 1点差に追い上げられた6回裏に安打と敵失で1死2,3塁のチャンスを貰うと、松山の二ゴロに間に1点を挙げ、さらに死球を挟んで小園の適時打でこの回2点を追加しました。

 7回は森浦が三者凡退に抑えましたが、8回に登板した島内が2死2塁のピンチを招き、宮崎に適時打を浴びて1点を失ったところでバードにスイッチするも、連続四球を与えて2死満塁とピンチを拡大させてしまいました。ここで代わってマウンドに上がったコルニエルが代打大和を二ゴロに打ち取って追加点を防ぎました。

 9回は栗林が登板して三者凡退に抑えて、DeNAに競り勝ち、カード勝ち越しを決めました。

 

 大瀬良の気迫を感じた試合でした。試合前に同じ長崎県出身で同学年の今村が戦力外通告を受けたことから、大瀬良は今村の登場曲に変えて登板し、絶対に勝つという強い気持ちがあったと思います。状態はあまり良くなかったと思いますが、走者を出しても最少失点で切り抜ける粘りの投球でした。

 打線も、大瀬良の気迫を感じたと思われ、先制された直後に鈴木誠の本塁打で追いつき、さらに5回には勝ち越し、6回に1点差に追い上げられた直後にも追加点を奪って、大瀬良を援護しました。投手の気迫が野手にも伝わって掴んだ勝利であり、素晴らしい試合だったと思います。

 今日の試合は、強かった頃のような一体感を特に強く感じました。この雰囲気をシーズン最後まで継続させて、来季の反撃に繋げてほしいですね。

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床田が5回途中7失点で連勝止まる

2021年10月13日 22時42分55秒 | 試合結果
 

DeNA 000 072 000 9
広  島 003 000 000 3
勝利投手:ピープルズ3勝4敗
敗戦投手:床田5勝4敗
本塁打:[DeNA]佐野17号、牧22号

 打線は、初回に2死3塁とするも、鈴木誠が二ゴロに打ち取られ、2回2死1,2塁では床田が三振に倒れててしまい得点を奪えませんでしたが、3回に無死1塁から小園の適時3塁打と西川の犠飛で2点を奪い、さらに失策と盗塁で2死2塁として、菊池涼の適時打でこの回3点を先制しました。

 続く4回には1死後に連続短長打で1死2,3塁としながら、小園と西川が連続三振に倒れて追加点を奪えませんでした。 

 先発の床田は、3回に2安打で2死1,2塁のピンチを招きましたが、知野を三振に斬って無失点で凌ぎました。しかし、5回1死後に連打と四球で1死満塁のピンチを招くと、知野の適時打、佐野の犠飛、牧の適時2塁打、宮崎の2点適時打で5点を失って逆転を許してしまいました。さらに連続四球で2死満塁となったところで交代となりました。

 代わった菊地保も戸柱に2点適時打を浴びて、この回7点を失い、床田は4回2/3を投げて8安打3四球7失点でした。

 菊地保は、6回も続投しましたが、2死後に佐野と牧に連続本塁打を浴びて2点を失って、試合が決してしまいました。

 7回からはコルニエルが登板し、8回に2死1,3塁とされながらも無失点に抑えると、9回はケムナが1四球無失点に抑えましたが、打線は、6回に安打と四球で無死1,2塁とするも、代打堂林が併殺に倒れるなど後続が続かず、7回2死1,2塁も菊池涼が三ゴロ、8回の2死2,3塁も小園が三ゴロに倒れてしまい、結局10安打放つも3得点にとどまり、チームは逆転負けで連勝が6で止まりました。

 

 序盤は、投打がかみ合った良い流れを継続できていましたが、中盤に試合が暗転しました。試合の流れを変えたのは、4回の攻撃で1死後床田と宇草の連続短長打で2,3塁としながら、小園と西川が連続三振に倒れて得点できなかった場面でしょう。

 絶好の追加点機で、好調な上位打線とい最高の場面で得点できなかったことで、試合の流れが変わるきっかけになったと思いますが、さらに床田が3塁まで走った上に、ずっと塁上に残ってしまったことが、5回の投球に影響したことは間違いありません。実際に床田は、5回だけで5安打3四球と4回までとは別人のような投球になってしまいました。

 7連勝が目の前にちらつき始めてだけに、この逆転負けは悔しさが募るとともに、一つのプレーが勝敗を分ける怖さを改めて痛感しました。ここでズルズルと連敗してはいけないので、明日はエース大瀬良が悪い流れを断ち切ってほしいですね。

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九里が7回無失点で12勝目、栗林が15試合連続セーブの球団新記録

2021年10月12日 22時59分53秒 | 試合結果

DeNA 000 000 000 0
広  島 000 100 02X 3
勝利投手:九里12勝7敗
敗戦投手:東2敗
セーブ:栗林1敗32S
本塁打:[広島]鈴木誠34号

 中5日で先発した九里は、初回に死球で無死1塁とするも、楠本を三振併殺に抑えるなどピンチの芽を摘み取ると、2回にも四球で2死2塁のピンチを招くも、戸柱を三振に斬って無失点で凌ぎました。さらに4回も2死後に2塁打でピンチを迎えましたが、ソトを左飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 打線は、3回まで東にパーフェクトに抑えられていましたが、4回1死後に連打で1,2塁として、鈴木誠の適時2塁打で1点を先制し、なおも1死2,3塁の追加点機でしたが、坂倉が三邪飛、菊池涼が一邪飛に倒れて追加点を奪えませんでした。 

 5回にも敵失と犠打で2死2塁のチャンスを貰うも、宇草が左飛に倒れてしまい、7回も四球と盗塁で1死2塁としながら、林が三振に倒れ、代打松山の安打で1,2塁と好機拡大するも、代打會澤が右飛に倒れて無得点に終わりました。

 九里は、5回から7回は無安打に抑えて、7回を投げて1安打3四死球無失点の好投でマウンドを降りました。

 8回は島内が登板するも、四球と安打で1死1,3塁のピンチを招くと、代わったバードが楠本を三振に斬ってリードを守り切ると、8回裏に1死2塁から鈴木誠が2点本塁打を放ってリードを3点に広げました。

 9回は栗林が1四球無失点に抑えてDeNAを零封してチームは6連勝となり、九里はリーグトップタイの12勝目、栗林が32セーブで新人歴代単独2位となり、さらに15試合連続セーブの球団新記録を達成しました。

 

 投打ががっちりとかみ合ってDeNAに快勝しましたが、その立役者はDeNA打線に得点を与えなかった先発の九里だったと思います。

 序盤は慎重になったのか2回までに3四死球を与えるなど少し制球が不安定でしたが、粘り強い投球で3回まで無安打に抑えて無失点で切り抜けると、4回に宮崎に初安打となる2塁打を浴びて2死2塁とピンチを招きましたが、ソトを左飛に打ち取って無失点で凌いで、カープに試合の流れを傾けたことで、4回の鈴木誠の先制打を呼び込みました。その後はしっかりと修正して九里らしい力強い投球を取り戻し、7回までDeNA打線を1安打に抑える好投で、DeNAに試合の流れを渡しませんでした。

 最多勝を狙うため中5日での登板でしたが、しっかりとベンチの期待に応える投球で白星を掴み取りました。残りの試合も九里らしい力強い投球で白星を重ねて、最多勝を取ってほしいですね。 

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ドラフト1位を2度外して黒原を1位指名

2021年10月11日 21時11分21秒 | 日記

 カープは、西日本工大の隅田投手を1位指名するも、4球団競合となり抽選を外し、続いて指名した法大の山下投手もヤクルトと競合で外した結果、関西学院大の黒原投手を1位指名ました。 

 黒原は、最速151kmの直球を誇り、カットボール、スライダー、チェンジアップ、スプリットと変化球も多彩な左腕で、今年の春季リーグでは5勝を挙げて、防御率0.88の好成績で最優秀選手、最優秀投手、ベストナインに輝いており、球団は即戦力として期待しています。

 2位では同じく即戦力左腕として期待される三菱重工Westの森投手を指名しました。最速150kmの直球にカットボール、カーブ、チェンジアップを操り、社会人No.1ともいわれています。

 また、5位指名ではホンダ鈴鹿の151km右腕・松本投手を指名して、即戦力投手3人の交渉権を獲得しました。

 即戦力投手とともに、もう一つの課題である右打者については、3位指名でトヨタ自動車の中村外野手、6位指名で大阪ガスの末包外野手と2人の社会人野手を指名しました。

 高校生では、4位指名で田村内野手、7位指名で高木捕手とともに打力の高い選手を指名ました。

 

 事前情報では、高校生投手の指名を匂わせていましたが、今のチーム状態を考えると即戦力投手が必要であり、佐々岡監督も希望していたと思われたので、即戦力投手を指名すると思っていました。予想通り即戦力の隅田を指名しましたが、4球団が競合したこともあり、外してしまいました。

 隅田を外したことは、攻めた結果なので仕方ありませんが、2回目の指名で山下が競合して外したのは痛かったです。

 とは言え、関西大学No.1の黒原と社会人No.1の森、右の大砲候補である中村と末包を指名できたことで、補強ポイントに合った合致した指名ができたことは間違いありません。

 最近は即戦力として期待して獲得した選手が活躍しているので、期待できるかもしれませんね。

 

1位 黒原拓未投手(関学大)

2位 森翔平投手(三菱ウエスト)

3位 中村健人外野手(トヨタ自動車)

4位 田村俊介外野手(愛工大名電高)

5位 松本竜也投手(Honda鈴鹿)

6位 末包昇大外野手(大阪ガス)

7位 高木翔斗捕手(県岐阜商)

育成1位 新家颯投手(田辺)

育成2位 前川誠太内野手(敦賀気比)

育成3位 中村来生投手(高岡第一)

育成4位 坂田怜投手(中部学院大)

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巨人を3タテして森下は後半戦初勝利

2021年10月10日 20時35分25秒 | 試合結果

巨人 000 000 010 1
広島 000 120 00X 3
勝利投手:森下7勝7敗
敗戦投手:髙橋11勝8敗
セーブ:栗林1敗31S
本塁打:[巨人]丸20号

 先発の森下は、初回は2死2塁で岡本和を右飛に打ち取り、2回に無死2塁のピンチで、亀井と中島を凡打に打ち取り、敬遠を挟んで高橋を三振に斬って無失点で凌ぐと、続く3回には1死2塁で坂本勇を三振、内野安打を挟んで丸を三振に抑えて、3回まで毎回得点圏に走者を背負いながらも得点を与えませんでした。

 打線は、初回無死1塁で小園が併殺、2回には連続四球で無死1,2塁の得点機を貰いながら、菊池涼と林が凡打に抑えられ、敬遠を挟んで森下は三振に倒れてしまいました。続く3回にも2塁打と犠打で1死3塁のチャンスを作りながら、西川が二ゴロ、鈴木誠は左飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 しかし、4回に無死3塁として、1死後、林の投ゴロが野選を誘って先制点を挙げると、続く5回には1死後に連打で1,3塁として西川が2点適時3塁打を放ってリードを3点に広げました。

 6回にも安打と2塁打で1死2,3塁の追加点機を作りながら、石原が左飛、森下は三振に倒れて無得点に終わりましたが、森下が4回と5回を三者凡退に抑え、6回は林の失策と安打で1死1,3塁のピンチを迎えるも、亀井を一ゴロ、中島を三ゴロに打ち取り、7回には連打で1死1,2塁とされながら、吉川を二ゴロ、坂本勇を二直に抑えて無失点に抑え、7回を投げて7安打6奪三振無失点の好投でした。

 8回は島内が登板し、1死後丸に本塁打を浴びて1点を失うも、9回は栗林が無失点に抑えて、巨人を今季初の3タテして、チームは5連勝となり、森下が後半戦初勝利を挙げ、栗林が31セーブで新人歴代2位タイとなり、登板14試合連続セーブの球団記録に並びました。

 

 序盤は両チームともチャンスを作りながらも、ともに得点を奪えず、荒れ気味を展開でしたが、4回に森下が三者凡退に抑えたことでカープに流れが傾きかけると、4回裏に相手守備の乱れもあって無死3塁のチャンスを作り、林の投ゴロで3走坂倉が好走塁で野選を誘って先制点を挙て、一気に試合の流れを掴み、5回にも追加点を挙げました。

 森下は、三者凡退に抑えた4回と5回以外は毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球が続きましたが、要所で踏ん張り無失点で切り抜ける粘り強い投球でチームを勝利に導きました。後半戦は要所で粘り切れず失点するケースが続き、なかなか白星を掴むことができませんでした。

 昨季はピンチでギアを一段上げて無失点で切り抜ける投球ができていましたが、今季はそれが影を潜めており、特に後半戦は勝負所での失点が目立ち、白星から遠ざかる要因になっていました。ようやく森下らしい投球が戻り、白星を挙げたことで一つ壁を越えたのでないでしょうか。今季は残り少ないですが、この投球を続けて来季に繋げてほしいですね。 

 

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投打かみ合い巨人に快勝して4連勝

2021年10月09日 21時00分36秒 | 試合結果

巨人 000 000 001 1
広島 201 101 20X 7
勝利投手:高橋昂5勝7敗
敗戦投手:戸郷9勝7敗
本塁打:[巨人]丸19号

 打線は、初回2死1塁から鈴木誠と坂倉の連続適時長短打で2点を先制すると、3回には3塁打で無死3塁として1死後西川の内野ゴロの間に1点を追加し、続く4回も四球と安打で無死1,3塁として林の犠飛で1点を追加しました。

 5回2死1,2塁は坂倉が二ゴロに倒れてしまうも、6回に安打などで2死2塁として代打松山の適時内野安打で1点を追加し、続く7回にも2安打などで1死1,3塁とし、坂倉の2点適時2塁打でダメ押ししました。

 先発の高橋昂は、初回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを迎えるも、岡本和を三振、丸を左飛に抑えて無失点で切り抜けました。2回には無死1塁でウィーラーを併殺に打ち取ったあと、岸田に3塁打を許打たれるも、戸郷を遊ゴロに打ち取って得点を与えませんでした。

 5回には2四球で1死1,2塁とピンチを招くも廣岡を左飛、坂本は三振に斬って無失点で凌ぎ、5回を投げて4安打5奪三振無失点に抑えました。

 6回から登板したケムナは、無死1塁で丸を左飛に打ち取り、飛び出した1走岡本和の走塁ミスに助けられて無失点に抑え、7回は高橋樹、8回は島内がそれぞれ三者凡退に抑えました。9回はコルニエルが丸に本塁打を浴びて1点を失うも、大量リードに守られ、巨人に大勝してチームは4連勝となりました。

 

 打線が繋がり13安打7得点と効率よく得点を重ね、投手陣は先発高橋昂が毎回のように走者を出しながらも粘り強い投球で無失点で凌ぎ、中継ぎもケムナ、高橋樹、島内が無失点で繋いで、投打の歯車ががっちりとかみ合った完璧な試合でした。

 初回に2死無走者から西川、鈴木誠、坂倉の3連続短長打で2点を先制して、打線を勢い付けるとともに、試合の主導権を握ることができたことが大きく、その後も5回を除き走者を出したイニングは全て得点を挙げており、拙攻に苦しんでいたとは思えない素晴らしい攻撃でした。

 その攻撃を支えているのは5番坂倉でしょう。坂倉の打撃状態が良いことから、相手は鈴木誠と勝負せざるを得なくなっていることが、得点力アップに繋がっていると思われます。ようやく長年の課題であった5番打者不在問題が解消される見通しが立ちました。このままの形をシーズン最後まで継続させて、来季に繋げてほしいですね。

 

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大瀬良の粘投が打線の奮起を呼び

2021年10月08日 23時39分05秒 | 試合結果

巨人 110 000 000 2
広島 020 040 00X 6
勝利投手:大瀬良8勝5敗
敗戦投手:山口2勝8敗
本塁打:[巨人]松原12号

 先発の大瀬良は、初回、松原に先頭打者本塁打を浴びると、さらに2死後に2塁打で2死2塁のピンチを迎え、丸に右前打を打たれるも、鈴木誠が好返球で二走岡本和を本塁で刺して失点を免れました。

 しかし、続く2回に1死2塁からウィーラーに適時打を浴びて1点を失ってしまいましたが、その後の2死1,2塁は若林を遊ゴロに打ち取って追加点を許しませんでした。

 打線は、2回1死後に連続短長打で1死2,3塁として、安部の2点適時打で同点に追いつき、さらに四球で1,2塁とするも、大瀬良は犠打失敗、宇草が三振に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 4回には四球などで1死2塁とするも、安部が三振、敬遠を挟んで大瀬良も三振に倒れてしまいました。

 大瀬良は、5回2死後に連打で1,3塁のピンチを招きましたが、丸を二飛に打ち取って無失点で凌ぐと、直後の5回裏に連打と四球で1死満塁として、坂倉が2点適時打を放ち、2死後には安部と會澤の連続適時打で4点を挙げて勝ち越しに成功しました。

 大瀬良は、6回と7回を三者凡退に抑えて、7回を投げて7安打2失点に抑えました。

 8回は菊池保とバード、9回は森浦がそれぞれ無失点に抑えて、巨人に逆転勝ちしてチームは3連勝となりました。

 

 大瀬良は、立ち上がりは不安定な投球でしたが、中盤以降に立ち直って、粘り強い投球で追加点を与えず、味方の反撃への流れを作り、逆転勝ちに導きました。

 初回にいきなり初球先頭打者本塁打を浴びると、その後のピンチは味方の好守に助けられましたが、2回にも1点を失って、2回までに5安打を浴びて2点を失う苦しい投球でした。しかし、3回以降はしっかりと修正して、3回と4回は無安打に抑えると、5回の2死1,3塁のピンチでは粘り強い投球で丸を打ち取り無失点に抑えました。

 このピンチを凌いだことで、試合の流れがカープに傾きかけると、打線もしっかりと流れを掴み、5回裏に打者一巡の5安打を集中して4点を挙げて主導権を握って、大瀬良の好投に応えました。

 その後は追加点を奪えませんでしたが、立ち直った大瀬良が6回と7回を三者凡退に抑えて試合の流れを巨人に渡さず、7回2失点でエースとしての貫禄を示した、素晴らしい試合内容だったと思います。

 残り試合は少ないですが、ようやく良い試合ができるようになってきました。明日もこの良い流れを続けてほしいですね。

 

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鈴木誠の満塁本塁打で連勝

2021年10月07日 23時02分01秒 | 試合結果

広島 000 040 010 5
中日 000 010 010 2
勝利投手:玉村3勝7敗
敗戦投手:大野雄7勝11敗
セーブ:栗林1敗30S
本塁打:[広島]鈴木誠33号、林8号

 鈴木誠が4番に復帰した打線は、初回に2安打で1死1,2塁とするも、鈴木誠が三振、坂倉が中飛に倒れて無得点に終わると、3回にも3安打で1死満塁の大チャンスを作りましたが、鈴木誠が一飛、坂倉が三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 しかし、5回に2安打1四球で再び1死満塁として、鈴木誠が満塁本塁打を放ってようやく先制点を挙げました。

 先発の玉村は、初回に2安打で1死1,3塁のピンチを招くも、福田を中飛に打ち取って無失点で切り抜けると、3回にも安打と四球で2死1,2塁としてビシエドを迎えましたが、二飛に抑えてピンチを凌ぎました。

 味方が先制した直後の5回に四球と犠打で1死2塁とされ、2死後に岡林に適時2塁を浴びて1点を失いましたが、続く大島を三直に抑えて最少失点で凌ぎました。

 打線は8回に林が本塁打を放って待望の追加点を挙げましたが、玉村が8回に連打で無死1,2塁のピンチを迎えたところで降板となり、代わった菊地保がビシエドに適時打を浴びて1点を失うも、続く福田を左飛に打ち取り、続く高橋周と堂上をバードが凡打に打ち取って追加点を与えず、玉村は7回0/3を投げて6安打3四球2失点でした。

 9回は栗林が三者凡退に抑えて、中日との今季最終戦に競り勝ち4位に浮上し、玉村は後半戦初勝利を挙げ、栗林は30セーブとなりました。また、中日との対戦成績は14勝9敗2分で終えました。

 

 玉村が粘り強い投球で味方の援護を呼び込み、カード勝ち越しに導きました。打線は、初回と3回の先制機を作るも、ともに鈴木誠と坂倉のクリーンアップが凡退して逃してしまい、いつ試合の流れが中日に傾いてもおかしくない状況でしたが、玉村がピンチを迎えても、落ち着いて後続を断ち得点を与えなかったことで、打線を奮起させて5回の鈴木誠の満塁本塁打を呼び込みました。

 先制した直後に1点を失いましたが、ここでも踏ん張って最少失点で切り抜けて、中日に流れを渡さず、6回と7回は無安打に抑えて、8回の林の追加点に繋がったと思います。

 ここまで好投しても、あとひと踏ん張りができず、失点して白星を掴めない投球が続いていましたが、今日は一皮むけて成長した投球ができたと思います。今季も残り少ないですが、次戦以降も今日のような投球を続けて、来季に繋げてほしいですね。

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打線が効果的に得点を重ねて連敗止める

2021年10月06日 21時00分45秒 | 試合結果

広島 300 002 002 7
中日 010 101 000 3
勝利投手:九里11勝7敗
敗戦投手:松葉6勝4敗
セーブ:栗林1敗29S
本塁打:[中日]ビシエド17号

 打線は、初回1死1塁から堂林の適時2塁打で先制すると、2死後、坂倉と菊池涼の連続適時打で2点を追加して3点を先制しました。

 先発の九里は、2回に連打で無死1,2塁とされると、高橋周を併殺に打ち取るも、続く木下拓に適時内野安打を打たれて1点を失い、4回には2死後に高橋周、木下拓、高松の3連打で1点を奪われました。

 打線は、2回から5回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでしたが、6回に安打と死球で2死1,3塁として、菊池涼の2点適時3塁打で待望の追加点を挙げました。

 九里は、6回にビシエドに本塁打を浴びましたが、後続を断って、6回を8安打3失点でマウンドを降りました。

 7回は森浦、8回は島内が、それぞれ三者凡退に抑えると、9回に坂倉の2塁打と犠打で1死3塁として暴投で1点を追加し、さらに四死球と盗塁などで2死1,3塁して、大盛の適時打により、この回2点を加えて試合を決めました。

 4点リードの9回はケムナがマウンドに上がり、1死後に連打で1,2塁とされたところで、栗林に交代しました。

 栗林は、高松と岡林を連続三振に斬って無失点で凌ぎ、チームの連敗を4で止め、九里はリーグトップに並ぶ11勝目を挙げました。

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打線があと一押しできずサヨナラ負け

2021年10月05日 21時27分28秒 | 試合結果

広島 000 110 100 3
中日 003 000 001 4
勝利投手:R.マルティネス1勝3敗20S
敗戦投手:菊池保2勝1敗

 先発の床田は、3回に2安打と四球などで1死満塁のピンチを招くと、大島とビシエドに連続適時打を浴びて3点を失いましたが、続く福田と高橋周を連続三振に斬って追加点を与えませんでした。

 4回にも連打で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、柳を犠打失敗、京田を二飛、三ツ俣を遊飛に打ち取って無失点で凌ぐと、5回の1死1,2塁も高橋周を右飛、木下を二飛に抑えて無失点で切り抜け、6回まで投げて8安打3失点に抑えました。

 打線は、今日も鈴木誠がスタメンを外れ、1番宇草、3番坂倉、4番西川、5番會澤が入りました。2回に2塁打と四球で1死1,2塁の先制機を作るも、林が二直併殺に倒れるも、3点を失った直後の4回に安打と盗塁で1死2塁として、2死後に會澤が適時打を放って1点を返すと、続く5回には2塁打と犠打で1死3塁として宇草の適時打で1点差に追い上げました。

 7回にも2塁打と犠打で1死3塁として、代打鈴木誠の適時打で同点に追いつき、さらに安打と四球で2死満塁の勝ち越し機を作るも、西川が右飛に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 続く8回にも2塁打と死球で1死1,2塁としながら、大盛が三振、代打松山が一ゴロに倒れて得点を奪えず、9回も安打とボークで2死2塁とするも、西川が遊直に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 7回は森浦が登板して、2死後に四死球で1,2塁のピンチを招きましたが、高橋周を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、8回は島内が三者凡退に抑え、9回は菊池保がマウンドに上がり、四球と犠打に敬遠で1死1,2塁のサヨナラのピンチを迎え、ビシエドを二直に抑えるも、代打岡林の安打で満塁とされ、高橋周に押し出し四球を与えてサヨナラ負けを喫して、チームは4連敗となってしまいました。

 

 打線は、鈴木誠を欠きながらも、初回と6回を除いて毎回の12安打を放ちましたが、得点は3点止まりで、今日もあと一本が出ませんでした。床田は3回に3点を失いましたが、その後はピンチでも粘りの投球で追加点を与えず、打線は4回から着実に反撃をしたことで、試合後半は流れがカープに傾いており、押し気味に試合を進め、同点に追いついた7回以降は、3イニング連続で勝ち越すチャンスがありながら、あと一押しができませんでした。

 特に8回は明らかに疲れが出ていた柳に対して、1死1,2塁としながら、大盛が三振、松山が一ゴロに倒れて、得点を奪えなかったのは痛かったです。大盛は柳から2塁打を放っていたので、そのまま打席に送ったと思われますが、ベンチには代打要因が残っており、左打者に拘る必要もないので、松山と長野の代打攻勢をかけても良かったと思います。

 

 

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