カープな毎日

カープファンのひとりごと。

森下7回1失点の粘投も白星ならず

2021年10月03日 20時03分26秒 | 試合結果

ヤクルト 100 000 021 4
広島 000 001 000 1
勝利投手:今野7勝
敗戦投手:島内2敗
セーブ:スアレス5勝3敗1S
本塁打:[ヤクルト]青木7号

 先発の森下は、初回に連続短長打で無死2,3塁のピンチを招くと、山田の犠飛で1点を失うも、続く1死2塁では村上を三振、オスナを投ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けました。

 2回以降も毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、3回無死1塁では青木、4回1死1塁は元山、6回無死1塁は村上をそれぞれ併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取り、3回2死1,2塁ではオスナを一邪飛に打ち取るなど、粘り強い投球で6回まで追加点を与えませんでした。

 打線は、鈴木誠が蓄積疲労により欠場し、3番堂林、4番西川を起用しましたが、3回まで毎回走者を出しながらも後続が続かず、4回には3連打で1死満塁の一打逆転のチャンスを作るも、石原が三振、林は三直に倒れて得点を奪えませんでした。

 6回に連打で無死1,3塁として、坂倉の適時打で同点に追いつきましたが、なおも無死1,2塁で菊池涼が犠打失敗、代打松山が併殺に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 森下は、味方が同点に追いついた直後の7回に安打と犠打で1死2塁のピンチを迎えましたが、山崎を二ゴロ、青木は三ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、7回を投げて6安打4四球1失点の粘投でした。

 8回は島内がマウンドに上がり、連打などで1死1,3塁のピンチを招いたところで森浦に代わりましたが、2死後、サンタナに2点適時打を浴びて勝ち越しを許してしまうと、9回はケムナが2死後に青木に本塁打を浴びて痛恨の追加点を与えてしまいました。

 打線は、9回に連打で無死1,2塁とするも、大盛が三振、上本が一ゴロ、小園が右飛に倒れて得点を奪えず、ヤクルトに競り負けて、同一カード3連敗を喫して、今季の優勝の可能性が無くなりました。

 

 投打とも今季のチームを象徴するような試合でした。打線は、ヤクルトを上回る11安打を放ちながら、あと一本が出ずに1得点の終わり、投手陣は、森下が7回1失点の好投も、8回にリリーフ陣が失点して勝ち越しを許してしまいました。

 打線は、4回と6回のチャンスを活かしきれなかったのは痛かったです。4回は3連打で1死満塁としながら、犠飛さえ打つことができず無得点に終わり、6回も3連打で1点を返し、一気に逆転できる流れがきていましたが、菊池涼が犠打失敗して雲行きが怪しくなり、続く代打松山は最悪の遊ゴロ併殺で試合の流れを止めてしまいました。ここでもう1点取って逆転していれば、試合の流れがカープに傾き、違った展開になっていたと思われるだけに残念な攻撃でした。

 投手陣は、8回を2試合連続失点中のケムナではなく、島内に託しましたが、まさかの連打などで1死1,3塁のピンチを招いて降板し、代わった森浦も2死後にサンタナに2点適時打を浴びてしまうと、9回はケムナが痛恨の1点を失いました。

 7回と8回に投げる投手が安定感を欠き、ここまで好投していても、セットアッパーを任せると失点するケースが目立ちます。もちろん疲労もあると思いますが、それ以上にメンタル面が問題だと思います。

 1軍にはリリーフの経験が豊富な佐々岡監督、横山、永川両投手コーチがいるので、自身の経験を伝えて、栗林のようなメンタルの強いリリーフ陣を作ってほしいですね。 

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打線が終盤に粘るも、投手陣が9失点して連敗

2021年10月02日 21時05分36秒 | 試合結果

ヤクルト 000 205 101 9
広島 000 100 040 5
勝利投手:高梨4勝1敗
敗戦投手:高橋昂4勝7敗
本塁打:[ヤクルト]山田33号、サンタナ13号
    [広島]西川11号

 先発の高橋昂は、3回までパーフェクトに抑えるも、4回に3連打で無死満塁の大ピンチを招き、村上とオスナを連続三振に斬った2死後に中村に2点適時打を浴びて先制されました。

 打線は、初回に安打と盗塁で1死2塁としながら、西川と鈴木誠が抑えられて得点を奪えませんでしたが、先制された直後の4回に1死2塁として、2死後に菊池涼が適時打を放って1点を返しました。

 しかし、高橋昂は、6回無死1塁から山田に2点本塁打を浴びてしまい、さらに1死後、四球と安打で1死1,2塁とされたところで降板となりました。代わったコルニエルが、サンタナに3点本塁打を浴びて、この回5点失ってしまい、高橋昂は、5回1/3を投げて7安打77奪三振6失点でした。

 コルニエルは、7回も続投して四球と安打で無死1,3塁とされて、山田の犠飛で1点を失いました。それでも8回を高橋樹が三者凡退に抑えると、打線は、5回から7回まで1安打に封じられていましたが、8回に2安打で1死1,2塁として西川が3点本塁打を放つと、さらに四球と安打で1死1,2塁として菊池涼の適時打で1点を挙げるも、続く1,2塁の追加点機は代打長野と石原が連続三振に倒れてしまいました。

 しかし9回に登板した塹江が、2死後に四球と安打で1,2るいとされ、村上に適時打を浴びて試合が決まり、ヤクルトに連敗を喫してしまいました。

 

 先発の高橋昂は、3回まで完璧な投球でしたが、4回に無死満塁のピンチを迎えて、村上とオスナを連続三振に斬って2死を取り、中村も2ストライクまで追い込みながら適時打を浴びてしまいました。無死満塁で村上とオスナを三振に斬ったピッチングは良かっただけに、もうひと踏ん張りして無失点に抑えられていれば、試合展開も変わっていたかもしれないだけに惜しかったです。

 1点差に追い上げて、次の1点を挙げた方が試合の主導権の握るという場面の6回も、無死1塁で山田に不用意な投球で痛恨の2点本塁打を浴びて、ヤクルトに流れが傾傾くとともに打線を勢い付けてしまい、5失点に繋がって試合の流れを手放してしまいました。

 高橋昂は、ピンチでもうひと踏ん張りできないところが白星に繋がらない要因だと思います。1軍のローテを守るためには、勝負所で粘れる投球ができるようになってほしいですね。

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継投失敗で逆転負けして7連勝を逃す

2021年10月01日 22時59分51秒 | 試合結果

ヤクルト 000 002 030 5
広島 100 000 300 4
勝利投手:今野6勝
敗戦投手:ケムナ2勝2敗
セーブ:マクガフ2勝2敗24S

 打線は、初回に敵失と安打で無死1,3塁のチャンスを貰うと、西川の犠飛で先制点を挙げました。

 先発の大瀬良は、初回と2回は先頭打者を安打で出塁させましたが、後続を断って無失点に抑えると、3回から5回までは三者凡退に抑えて、5回まで2安打無失点の快投でした。しかし、6回に2安打と死球で2死満塁のピンチを招くと、オスナに適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。

 7回には1死1塁から原の犠打を失敗させ、続く塩見を三振に斬って無失点に抑えて、7回を投げて6安打10奪三振2失点の好投でした。

 打線は、2回から6回まで原に完璧に抑えられて一人の走者も出すことができませんでしたが、7回に3連打で無死満塁の大チャンスを作り、菊池涼は遊ゴロ、代打松山は三振に倒れて2死となるも、會澤と代打長野の連続適時打で3点を挙げて逆転に成功しました。

 しかし、8回に登板したケムナが、安打と四球に暴投で無死2,3塁のピンチを招き、村上の遊ゴロの間に1点を失い、さらにオスナ適時3塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。なおも1死3塁のピンチで代わった島内が中村に適時打を浴びて逆転を許してしまいました。

 9回は菊池保が三者凡退に抑えるも、打線は8回裏に安打と四球で1死1,2塁のチャンスを作りながら、坂倉が併殺に倒れてしまい、9回も三者凡退に抑えられて、ヤクルトに逆転負けを喫して7連勝を逃しました。

 

 打線が奮起して7回に3点を奪って逆転に成功し、9回には栗林が控えていることを考えれば、あとは8回の1イニングを抑えれば勝利がぐっと近づくところまできましたが、アウト3つを簡単に取ることができませんでした。

 8回を任せるのは島内かケムナという状況で、島内は登板過多になっていたことを考えれば、ケムナの登板はやむを得ないと思いますが、状態が悪かったことを考えれば、もっと早く交代させてほしかったです。

 交代のタイミングとしては無死1,2塁となったところで、左の村上に対して塹江を起用し、続くオスナには島内か右打者の被打率が低い森浦をぶつけて、一人一殺くらいの継投をしても良かったと思います。

 ケムナを引っ張り過ぎたことで傷口が広がり、逆転されただけにもったいない試合となりましたね。

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