昨年3月に,ニコンのD5600のズームレンズのセットを買ったのだけど,
そのうちの1本の標準ズームレンズの “18-55mm” が,ちょっと中途半端な
倍率なので,今回中古で “AF-S DX NIKKOR 18-105mm” を購入。
しばらくご機嫌で撮影していたが,数日後よくよく見ると,
レンズの前玉(というらしい)の裏側にカビやホコリがあるではないか!
撮影には支障はなさそうだけど,とても気になる。気にし出すと,
どんどん気になる。
そこで,ネット検索をすると,YouTubeに,これに似たニコンの
ズームレンズの初体験の分解掃除の投稿を見つけた。
それを参考に道具を揃えて,自分でレンズの分解掃除をやってみることにした。
ちなみに,ニコンのサービスセンターに,分解掃除を頼むとそれなりの値段。
大体7千円以上から1万5千円以内らしい。
中古なのでニコンに分解掃除を頼んで余分に出費するのは,何となく悔しいから,
自分でやる! となると,道具をどんどん購入していくことになる!
レンズを本体から外し,そのお尻側にボディキャップをし,レンズ前面の黒い
リング状のカバーを,切れ味の鈍い尖った先の道具で,レンズとの隙間から
差し入れ持ち上げ,少しずつ剥がす。
これは上に紹介のYouTubeの人より簡単に,きれいに剥がせた。両面テープではなく,
粘着剤がリング側に薄く塗られているからだろう。
カニメレンチを回すと,これも簡単に回り前玉レンズが浮き上がった。
幅を固定するネジは2種類があったが,六角レンチで締める方のネジがしっかり
固定できていいようだ。
その後,スポイトの大きいようなレンズサッカーという吸盤で,
レンズ表面に手を触れないように持ち上げ,それをアルコール入りの
クリーニングティッシュで拭き,メンテナンス用のレンズペンで
更にきれいにして,ブロアーでシュシュッとほこりを吹き飛ばす。
そして手順を逆にして,レンズを納め,カニメレンチで締めて,
粘着剤付きの黒いリングを元通りの場所に戻し抑えてくっつける。
これでお仕舞い。大成功。しかし,結構な出費となってしまった。
ゴムのレンズオープナーは結局使わないので無駄な買い物だった。
今回の分解掃除も,失敗していたら,しばらくの間落ち込んだことだろうなぁ。
最後の写真、う~ん!!
すばらしい仕上がり、写真見るだけで気持ちいい。すっきり。
成功、おめでとうございます。道具があれば、また、分解できます。もう、カビやほこりも怖くない。
ところで、カメラボディが緑がかって見えますが、なんでしょう。
どこかで期待している自分がいます(^o^;)。
カメラのボディの緑色のは,オランダで作られたシリコン製の保護カバー
です。日々の買い物でTポイントがたまったので,買ってしまいました。
https://item.rakuten.co.jp/shasinyasan/4571284727571/
これに挑戦しようとするのがすごいです。
ピッカピカのレンズ!
気持ち良かったでしょうね。
レンズをうっとり眺めています(^o^;)。