斎藤茂吉歌集を買い読んでいたら
小林一茶すら読んだことがないのに気付き
注文した
正岡子規式生活をしている
枕元には
高校の時買った
「日本詩人全集」(!)
(新潮社・箱入り・三百三十円)が
ちらばっている
いやに
昔の人と交流している
TV「アボンリーへの道」も
「懐かしの名作劇場/ドクタークイン」も
百年前の話だ
いやに
昔が近いのだ
ぼうぼうと せいれいが 顕れ
ふっさりと わたしを いざなう
遊んでいるのは せいれいの方で
余裕のある顔付きで
まだ七十か
おれたち
わたしたちはとだけいって
口をつぐむ
くつくつと わらいごえがする
その声は
遠ざかるようで
遠ざからない この世から、
発している
R3.4.2
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