釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月2日 悪戦苦闘中

2015年12月02日 | 日記


雲間から朝日が、ちょこっと顔を出してきた。

今日は、午後から天気が崩れる予報になっているので、午前中勝負と船を出す。

東からの風を予想して、ポイント選定をしていく。

潮は、昨夜から下り潮が入っているが、そんなに速い流れでは無さそうだ。

潮の色も、少し濁りが入った様に感じるが、気になるほどではない。

鯛ラバを、引いてみる。

「底付近の潮が動いてない様に感じる」

諏訪さん達の意見を受けて、ポイントを移動する。

沖合に出る頃には、風が東風に変わりつつあり、少々ウネリも出始めた。

そんな中、諏訪さんに本日最初のアタリ。



「引かんけど、ただ思い」



上がってきたのは、良型の鰺。

背中に針が刺さっている。

「通りで重いはずだ」

同時に、今村さんにもアタリが来た。



掛かりが浅かったのか、外れた様だ。

その後は、再びアタリが遠退いた。

潮が下りに変わって、水温に変化が出たのだろうか。

「底付近の潮が、軽く感じるところと、ジグに絡んでくる感じのするところがある」

諏訪さんが、海中の微妙な変化を感じ取って、教えてくれる。

それを受けて、ポイントを選んでいく。

主なポイントのベイトを探すが、なかなか姿が確認できない。

ポイントを再度移動する。

その移動したポイントで、今村さんにアタリ。



「余り引かない」

上がってきたのは、型の良いサゴシ。

サワラと呼べるサイズに近い大きさだ。

でも、狙いは青物。

諏訪さんにもアタリが来た。



上がってきたのは、良型のウッカリカサゴ。

本命とする、カンパチ、鰤の青物が来ない。

色々とベイトを探して、ポイントを移動する。

悪戦苦闘の最中だ。

天気も、段々と下り坂になってきた。

風が今までの東から南東に変わり、ウネリも南東から寄せてくる様になった。

島しかないと思って、水島南の魚礁に移動する。

魚探にベイトが映った。

同時に、堂ヶ尾さんに強いアタリが来た。



竿が大きく曲がって、獲物が走る。

次の瞬間、竿先が真っ直ぐなった。

「底から、2,3回巻き上げたところでガッンと来たけど、リーダーが切れた」

残念だ。

この直後、目線を越えるウネリが入り始めたこともあり、安全優先で再度の移動。

水深40メートルの処で、鯛ラバを引いてみると、諏訪さんにガンゾウヒラメが来た。



今村さんにもアタリが来たが、潮が活きていないのか針掛かりしない。

最後の移動で、裸バエ付近の瀬周りを攻めてみた。

今季カンパチが、当たっているポイントだ。

魚探にベイトの柱が映し出された。

今村さんの竿先が、ググンと曲がってアタリが来た。

しかし、針掛かりしない。

先日から、口惜しい思いの連続だ。

釣りに好不調は付き物だけど、口惜しくて口惜しくて…。

諏訪さん、堂ヶ尾さん、今村さんが、一生懸命頑張って頂いただけに、青物が欲しかった。

午後になって、雨が降り出し、南東の風も強くなってきたこともあり帰港した。