釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月27日 鯖、さば、サバ

2015年12月27日 | 日記
いつも思うことだが、海から見る朝日は綺麗だ。



その朝日に手を合わせ、今日も楽しい釣りが出来ますようにと、お願いする。

大島東側の水深80メートルのポイント。

到着していつもの様に魚探を見ていると、昨日まで余り居なかったベイトの巨大な固まりが、映し出された。

「凄いよ。水深10メートルから海底までベイトだらけだよ」

「凄いですね。青物が居そうですね」

渡辺さん、Bさん、和合さん達がそのベイトの中に、ジグを落としていく。







ジグが海底に届く前に、止まってしまった。

「あれ、止まったど」

合わせを入れると、獲物が走り出した。

獲物の正体は、直ぐに判明した。

「鯖だ」

40㎝位有りそうな、ごま鯖が次々とヒットしてくる。



鯖の層を通過する前に、ジグにヒットしてくる。

「うわっ、こりや大変だ」

和合さんが、持ってきていたサビキを落としてみた。



10メートルも落ちない内に、直ぐにヒット。

最初は、1匹だけ針掛かりしていたが、海面近くで2匹、3匹、4匹と針掛かりしてくる。

船の中は、鯖の血が飛び散って大変な状態。

「場所を変えましょう」

主だったポイントに移動するが、何処も鯖の魚影が映し出される。

鯖軍団に取り囲まれた状態だ。

潮の状態は、上り潮が入って良い感じなのだが、流れが速く2ノット以上で流されていく。

しかし、潮の流れと船の流される方向が同じなので、ライン自体は着底が取りやすい状態で出ていく。

此処なら良いだろうと移動したポイントは、潮が渦を巻いた状態で、船が同じ場所に留まった様な流れ方をしている。

そこで、ジグをしゃくっていたBさんが「何か当たった」と教えてくれた。

鯖とは、明らかに違う物の様だ。

渡辺さんも、何かが当たってきた様で「ガッガッときた」と教えてくれた。

これまで、カンパチが当たっているポイントだけに期待感が膨らんだが、その後は音沙汰無しになった。

そこで、又してもポイント移動。

水深70メートルのポイントにはいると、海底付近にベイトが居た。

「ここで、ちょっとやってみましょう」

ジグを落としていくと、直ぐに反応があった。

又しても鯖だ。

魚探に、もの凄い反応が出ている。



このポイントでは、何処まで船を流しても鯖の魚影が、映し出されている。

まるで、船の後を付いてきている様な、変な気持ちだ。

「今日は、鯖、さば、サバのサバ祭り状態ですね」

みんなで大笑いした。

でも、今日の締めは渡辺さん。

サバの魚影が映らなくなったときアタリが来た。

タチウオだ。



タチウオが、こんなに嬉しく感じたことはないくらい、ホッとした。

サバの猛襲に、疲れた1日だった。