釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月11日 昨日は大慌て

2015年12月11日 | 日記
昨日の雨風には、本当に慌てさせられた。

船が大変な事に、なっているのじゃないか。

そんな不安が頭をよぎったのは、私だけではなかった様だ。

船仲間のSさんから電話があり、

「昨日の夜11時頃、私も船を見に行きました」

とのことだった。

船先輩のOさんからも、今日電話があり

「夕べの雨風が激しかったもんで、船が心配で夜中やけど細田さんに電話しようと思った」

「大丈夫です。安全を確認していました。Sさんも船を確認に行ったとの連絡でした」

「良かった。本当に心配やった」

昨夜は、みんなが大変な思いをしていた様だ。

港では「船の係留ロープが切れた船もあった様だ」とSさんから教えて貰った。

私や仲間達の船が安全で、本当に良かった。

12月に、こんなに荒れた天気は、あまり覚えがない。

午前中の港の中は、泥濁りで茶色い色をしていた。

昨日の雨の激しさを、物語っている港内の濁りだ。

これだけでも、昨夜の嵐の凄さが伝わる気がする。

午前中の用事を済ませ、夕方湾岸道路に行ってみた。



広渡川河口付近では、波立っていた。

川の濁りも可成り沖まで出ている様に見える。

こりゃ、いかんな…と感じるくらい沖まで濁っている。

相当の波やウネリで、海底から捲り替えしたのだろう。

これまで濁りには、何度も苦杯を舐めているので、不安な気持ちになる。

これで下り潮だったら、どうしよう。

裸バエ辺りは瀬波が少しあるが、大きなウネリは寄せていない。



これなら、明日は船が出せそうだ。

道路から見る海は、船上から見る海と違うからな。

赤灯台に行ってみる。

猪崎鼻の岩場を確認すると、岩に白波は打ち寄せていない。

此処が静かなら、今夜の北西の風次第で表に出ても大丈夫だろう。

船先輩のOさんにも、今の海の状況を連絡する。

予約のお客様にも、連絡する。

朝の内に、猪崎鼻に白波が立たなければ、表に船首を向けてみよう。

時化た後の期待感と、濁りの時の不安感が入り交じっている。

明日は、兎に角、船を出してみよう。