釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月15日 今日は午後から

2015年12月15日 | 日記
今日の出船は、午後からとゆっくり。

船着き場で、釣り仲間の矢野さんと12時に合流する。

「チョット風があるね」

「そうですね。雨は降らんでしょうね」

そんな会話をしながら、出港準備を済ませる。

「大島の沖合から攻めてみようか」

「そうですね」

と言うことで、西風が吹いている大島東側沖合へ。



まだ潮の濁りは、取れていない。



写真では、分かり難いかも知れない。

下り潮の、菜っぱ潮のままだ。

そんな状況で、釣り開始。

風も西南西の風が、やや強くなっている。

最初のポイントは、底潮が余り動いておらず、鯛ラバの仕掛けが真っ直ぐに落ちていく。

暫く引いていたが、余り良い感じのアタリが出ない。

「ポイントを変えよう」

水島と大島の間に移動するが、ここでは風に煽られて仕掛けが着底するのに、ラインが可成りでていく。

暫く流していたが、アタリがあっても直ぐに針外れになる。

「潮が活きていない。ポイントを変えよう」

再び、大島東沖合に船を移動する。

潮がゆっくりとだが、沖に出ていく様になった。

此処で、漸く矢野さんにアタリ。



アタリがあっても、針外れが多い事もあり、慎重に巻き上げる。

姿を見せたのは、良型のオオモンハタ。

食いが渋い中での一匹に、価値がある。

私にもアタリが来た。

着底と同時に、竿先にピクピクと魚の引きを感じる。

巻き上げに掛かったとき、獲物が動いて上がってこない。

「アタリと同時に、穴に入ったのかな」

引きずり出そうと、少し力を入れて引いてみたらラインが切れた。

岩に当たったのだろうか。

気を取り直して、仕掛けを作り替える。

矢野さんに再びアタリが来た。



今度は、ウッカリカサゴ。

「これ、味噌汁を作ったら一晩おいた方が美味しいですよ」

余り料理をしない私は「へぇー、そうなんだ」と、聞いていた。

この頃になると、アタリが連続するのだが、直ぐに針外れになる。

「やはり、潮が活きて動いてないのかな…」

ゴッゴッと、強いアタリが竿先に来る。

今度は、乗ったと思ったら直ぐに外れる。

ジレンマの中、私にアタリ。



上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

鯛ではないが、今日は嬉しい。

全体的にアタリが渋い中、何とか魚の顔を見ることは出来た。

しかし、本命の鯛が釣れていない。

沖合には、青味のある潮が見えるが、まだチョット沖すぎる様だ。

この潮が、潟近くまで入ってきたら楽しみだ。