１２月３日 西の突風だね

港内で風波が立つ。

西から吹いてくる激しい風に、港内が大時化状態。





岸壁に当たる風波の飛沫が、岸辺に打ち上げている。

湾岸道路に回ってみると、沖合は白波だらけで岸からのウネリが沖に向けて押し出している。

「こんな時に船を出していたら、大揺れで大変だね」

「出ている船がいるの」

「漁船も全部繋いであるよね」

妻と二人で、海の様子を見て回っている。

事務所前から港内を見ていても、道路端の桜の木が大きく風に揺れている。



港の最奥でも、風波が立っている。

事務所に来られたお客様とも「風が強いですね」と、港内を眺めている。

「明日は出られますかね」

「多分、出られるとは思いますが、風は吹いてくると思います」

「今日よりは、風も弱まるのじゃないですか」

「そう願いたいですね」

「風が冷たいから、水温も下がってますかね」

「多分ですけど、下がるでしょうね」

「最近は、ベイトがなかなか見つからない状況が続いているので、急激に変化がなければ良いなと思っています」

お客様が帰られた後、釣り仲間のＷさんから電話が来た。

「風が強いでしょう」

「これは北西の風かな。冷たい風が吹いてるよ」

「波はどうですか」

「港内で波立っているよ」

「厳しいですね」

「明日が心配だね」

「山手の方も北西がビュービュー吹いてますよ」

全国的に風が強い予報なので、低気圧が速く過ぎなければ落ち着かないかな。