釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

4月21日 頑張ったけど…

2018年04月21日 | 日記
今日は、暑い1日だった。

途中で無風、べた凪になった時は、一段と暑さを感じた。


朝の潮は、上り潮が沖に払い出していた。

しかし、下潮の水温が低いのか、ベイト柱があっても活性は低い気がした。

作本さんに、真鯛と思われるアタリが来た。

「何か来ました」と、ゆっくりとアタリを楽しむ。

しかし、やり取り途中で「あれ、外れた…」

鯛ラバの仕掛けを確認すると、ハリスが切られていた。

仕掛けを取り替えて、再びベイトの中に落としていく。

暫くすると「小さいアタリが来ました」と、ラインを巻き上げていく。



アヤメカサゴが上がってきた。

私が問い合わせの電話を受けている時に、アタリが来ていた。





良型のイトヨリ鯛が、上がってきた。

「最初のアタリは、真鯛かと思いました」と、ちょっぴり残念。

このイトヨリ鯛が来た頃から、潮の動きが少しずつ遅くなり始めた。

「潮の動きが、悪くなってきましたね」

作本さんも、潮の変化に直ぐに気が付いた。

ポイントを浅場、深場と色々と変えてみる。

それでも、なかなか思うような動きの潮にならない。

「潮だけは、どうにもなりませんね」

それでも、少しでも潮の変化を掴もうと、作本さんの頑張りは続く。

古い魚礁の有るポイントを流していると、作本さんにアタリが来た。



型の良いアヤメカサゴが、上がってきた。

次の当たりも直ぐに来た。





イトヨリ鯛が上がってきた。

南東の風が吹き始める中、なんとか真鯛のアタリを捕らえたいと頑張るが、思うようにいかない。

今まで動きの悪かった潮が、南東の風に押されることもあるけど1ノット以上で流れ始めた。

「ポイントを変えよう」

「何処に行きます」

「ちょっと、浅場に行ってみようや」

沈み瀬の多いポイントにはいると、今日一のベイト反応が出てきた。

作本さんが、ジグに切り替える。

シャクリ続けていた作本さんに、強烈なアタリが来た。

「ゆっくりやって!」

作本さんの竿が、強烈な力で大きく曲がっている。

ドラッグ調整をしながら、やり取りをしていく。

2度、3度と激しい突っ込みに耐えていた。

「あっ…」

ラインとリーダーの結び目が切れた。

口惜しくて、後の言葉が出てこない。

「大丈夫、又来るから頑張ろう」と、元気を振り絞る。

しかし、その後は静かな時間が流れた。

「仕方ない。次回、リベンジしよう」

大いに頑張ったけど、口惜しい思いを残して、帰港した。