釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月13日 狙いは夕間詰め

2016年05月13日 | 日記
午前中は、自宅と市道との境界確認の立ち会いがあった。

出船すれば昼からになる。

「金曜日に昼からお願いしたいのですが」

「良いですよ」

そう言うことで、出船は午後3時。

海上を走りながら観察していると、昨日よりも濁りがあるような色をしている。

「バスクリンみたいやね」

「雨の影響なんですかね」

ポイントに着くと濁りが凄い上に、ゴミも多い。

一方で沖から潮目が入ってきて、ベイトは多く映っている。

「兎に角、始めましょう」

すると、久家さんの一投目にアタリが来た。



「多分、アラカブです」



上がってきたのは、良型のアラカブ。

「アラカブ祭りは、続いてますね」

それから、余り間をおかずにアタリが来た。



「追い食いしてきました」

巻き上げ時に、アタリが来たようだ。

上がってきたのは、1㎏程度の真鯛。



しかし、濁り潮に下潮が上りの速い二枚潮の中、出足良くアタリは来た。

その後に、アラカブを2枚追加してポイント移動。

この頃から、上潮も緩い上り潮になってきた。

沖からは、青い色した潮が入ってきている。



「少しずつ、潮が良くなっているね」

移動して直ぐに久家さんにアタリが来た。



最初の引きは鯛を連想したが、上がってきたのは型の良いアカハタ。



その後アラカブも、ヒットしてきた



私も、ちょっと竿出ししてみた。

すると、いきなりのアタリが来た。

「海底から4回程度巻き上げたところで、ガツンときた」



上がってきたのは、真鰺。

「これは、美味しい刺身が食べられる」

直ぐにクーラーへ収める。

午後3時からの夕間詰め狙いは、時間が直ぐに過ぎる。



久家さんが最後に、アラカブを釣り上げた所でタイムアップ。

短時間だったが、面白い釣りは出来た。

帰港する頃には、海は凪になっていた。

5月12日 激流に二枚潮

2016年05月12日 | 日記
「今日は、ボーズかな」

「それも、覚悟した方が良いかもね」

午前中の潮は、そんなことを思ってしまうほどの厳しい潮だった。

水深40メートル前後の浅場で、ドテラで流すと、2ノット近くで流される。

シーアンカーを入れても、1ノットを下回らない。

「後は、エンジン掛けて押すか」

と、考えていたが、その前にアタリが来ない。

潮が一昨日までの雨で濁っていて、お風呂のバスクリンみたい。

おまけに、上潮は下り潮で、下潮は上り潮が速い。

激流と言って良いくらいに、仕掛けが流される。

北東の風も強く、風波が立ち船が押される。

午前中は、従兄弟の信司とあっち行き、こっち行きしてアタリを探っていた。

午後になって、北東の風が弱くなり、同時に潮も流れが落ち着いてきた。

どうにか、1ノットを下回るようになってきた。

潮が落ち着いてきたのと同時に、信司にアタリが来た。



午前中の不調があるだけに、やり取りは慎重になる。

上がってきたのは、2㎏クラスの真鯛。



兎に角、1枚釣れるとホッとする。

「どうにかボーズだけは逃れたね」

「良かった。どうなるかと思ってた」

「潮が緩んできたければ、朝一に入ったポイントに行こう」

直ぐに、北方向のポイントに船を走らせる。

魚探で見ると、少しずつベイトが映り始めた。

信司の方を振り返ると、なにやら竿が曲がっている。

「何か来ました」



上がってきたのは、アラカブ。

「今日の味噌汁ですね」

漸く笑顔が出始めた。

「そろそろ、型の良い鯛が来ても良いよね」

ベイトが増え始めている。

すると、「来ました。結構引きますよ」

ドラッグ音が鳴り、ラインが出ていく。



「良い引きしますね」

鯛の引きを楽しむ余裕が、出てきたようだ。

海中にピンクに光る鯛の姿が、見えてきた。



59㎝、3.1㎏の良型の真鯛だ。

「自己新の鯛ですね」

「そうか、良かったね。次は60超、そして70超だね」

潮と風に悩まされた、午前中の不調が一気に吹き飛んだ。

ガッンと来るアタリも有ったが、途中で針はずれもあった。

潮が良くなれば、アタリは出てくる。

「次が楽しみだね」

自己新の鯛をクーラーに収め、帰港した。

5月11日 風に悩み、午後から出船

2016年05月11日 | 日記


午前中は、湾岸道路と赤灯台、それと船着け場を行ったり来たり。

海は凪になっているのだが、西風がやや強い。

沖に出て、風が強かったら嫌だし…。

ウロウロしていたら、船仲間のSさんの車がやって来た。

「風が強くて、どうしようか悩んでいます」

「私も、餌を準備するかどうか決めかねているけど、出せるんじゃない」

「大丈夫やろうか」

「波は出てないし、大丈夫と思う」

これで、決まった。

今日予約を頂いている、諏訪さんに連絡する。

朝早く、諏訪さんからはラインで「昼から出るときは連絡下さい」と、来ていた。

「午後2時前に船を出します」と、連絡する。

自宅で昼食を摂り、直ぐに出船の準備。

2時前に、諏訪さんと堂ヶ尾さんが到着。

決めていた水深50メートルのポイントを目指して、船を走らせる。

ポイントに近づくに連れて、風が西から北東に変わっていった。

「これ、北東の風ですよね」

諏訪さんが、風を気にして声を掛けてきた。

「少し風に押されると思います」

直ぐに、仕掛けを落として鯛ラバから始める。

風が強く、船が大きく揺れるときがあり、釣り辛そうに見える。

2度流してみて、アタリが来ない。

「ポイントを変えましょう。少し深くなります」

水深70メートルのポイントに移動する。

移動直後の一投目。

堂ヶ尾さんにアタリが来たが、針掛かりしなかった。

「ガツガツと2度来たけれど、乗らない」

その直後、諏訪さんにアタリが来た。

最初のアタリで掛かったと思った後、直ぐに外れた。

しかし、仕掛けをそのまま落とすと、直ぐにアタリが来た。



底潮が動いている分、魚が重く感じられるようで、竿が大きく曲がっている。

上がってきたのは、2㎏クラスの真鯛。

「初下ろしの竿に、鯛が来てホッとした」と笑顔。

これを見た堂ヶ尾さんも、負けていられない。

やはり、初下ろしの竿だから。

二流し目に入り、その堂ヶ尾さんに強いアタリが来た。

「来た!来たよ!」

いきなりの引きに、ラインが引き出されている。



横で、諏訪さんも応援している。

海中にピンク色の魚鯛が見えた。

「型の良い真鯛だ」



上がってきたのは、65㎝3.5㎏の良型真鯛。

「良かった。初下ろしの竿とリールに大きな鯛が来た。これで全てOKだ」と満面の笑みだ。

予想はしていたが、やや強く吹き付ける北東の風の中、良い釣果だ。

3流し目に入ると、今度は諏訪さんにアタリが来た。

「余り引かない」

と、言いつつ上がってきたのは小型の真鯛。

「食べ頃サイズですね」と、嬉しそう。

この鯛を最後に納竿としたが、初下ろしの竿にピンクの良型真鯛。

お二人に良い釣果が来て、話が弾む中、帰港した。

5月10日 川からの濁りが気になるな

2016年05月10日 | 日記
車を走らせて、風田沖から裸バエ沖まで海の状況を見て回る。

昨日からの雨の影響もあって、沖合まで濁りが広がっているように見える。

広渡川河口からの泥濁りが、沖合まで行ってるのかな。

川からの濁りが、気になるな。



車の上から見る分には、波もウネリもそれ程無いように見えるのだが…。

船に乗って沖合に出てみると、これが風があって波もある事が多い。

これまで、何度そう言って状況でポイントを変更せざる終えなかった事か。

今日も午後からは、雨も風も結構な強さだった。

明日は天気が回復する予報だが、風が強く吹いてくるのだろうか。

それにしても、今年の天気は時化るのも早いけれど、凪になるのも早い気がする。

前線による時化が多いせいか、前線が過ぎれば西風が波を押さえてくれる。

明日も、もしかしたら早い時間に、凪になるかも知れない。

そんな期待を持ちながら、自宅で鯛ラバの道具作り。

昨日から取りかかっている、鉛の色付けも終わり、今度は針結び。

金丸さんが届けてくださった、ナイロン製の折り紙で針作り。

“オーロラ”系統の色もあって、鯛ラバに使ってみると面白いかも。



6種類の色のネクタイを作ってみる。

室内の明かりの反射角度が変わると、ネクタイの色も変化してくる。

釣り仲間の矢野君も遊びに来たので、出来たての針を見て貰う。

矢野君も針作りには、色々と工夫している事もあり、話が広がっていく。

明後日には、私の親戚が来てくれる。

その時にこの針を使ってみようかな。

5月9日 夜中の雷

2016年05月09日 | 日記
何時頃だったのだろうか。

もの凄い爆発音で、ビックリして目が覚めた。

雷音だった。

妻も、ビックリして飛び起きていた。

「今の雷でしょう。びっくりしたね」

どこにも落雷がなければいいのだが…。

その後は、もの凄い雨が窓ガラスを叩く音がしている。

「凄い雨だね。やっぱり、今日は中止するよ」

そのまま朝まで眠って、目が覚めたのは7時前だった。

午前中は鯛ラバの鉛作り。

洗剤で、鉛表面の油分を落とし、色乗りを良くする。

赤、黄色、緑、オレンジと定番の4色。

色塗りも結構時間が掛かる作業で、午前中で完成したのは20個。

釣り仲間からは、ポラジックフィルムのシートを見つけたと連絡が来た。

20㎝角位の大きさで、少なくとも20枚位はネクタイが作れそうだ。

早速、購入をお願いする。

週末には、届けて貰えることになった。

夕方になって、雨も上がり海の様子を見に行く。





西風が吹き始めていることもあって、波やウネリは可成り落ち着いているように見える。

しかし、濁りが出ている。

沖合まで濁りが広がっているように見える。

最近は、この濁りが影響して、アタリ我でない状況になった事がある。

明日も、明後日も雨の予報が出ている。

以前、磯釣りをしていた頃、九州6カ所の塩分濃度を調べたことがある。

好天の時、雨が降った時と場所を指定して、調べたことがある。

有る釣具メーカーが、協力して頂いた。

結果は、何処も余り差が無く、地域によっての塩分濃度の違いはなかった。

ただ、雨水による水温の変化はあった。

今回の雨も、100ミリ近い量が降っている。

川から大量の雨水が海に流れ込み、沖合まで広がる。

折角、調子の出てきた鯛の食い気に影響しないことを願うのみだ。