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📷2022年3月20日:ヒメウズの花部自体はとても小さく、せいぜい5~6mm。 (クリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
2022年3月12日に、「地が割れる? その原因はスプリング・エフェメラル!?」という日記を書いた。
その写真の一枚には、「タツタソウは何処へ行ってしまったんだろう?」というキャプションを添えてあったのだが・・・。
何度も申し上げるが、猫の額の庵主が営む坪庭は、その名の示す通り、とても狭小だ。
その上、どこに何が植えてあったかなどお構いなしに、鉢植えで調子が悪かったり、増え過ぎて困ってしまった植物など、いま空いている所にズボッと植え込んでしまうという暴挙に出る。
今年見る庭は、去年見た庭とは印象の異なるものとなってしまうのには、こんな理由も秘められている。
さて、その写真には、フウリンオダマキか、ツクシカラマツかは判然としないが、ある一群がタツタソウを植えてあったであろうところを占拠してしまった旨の文章を添えてあった。
実は、今日、その花の正体がやっと判ったのである。同じキンポウゲ科ではあるが、どうもオダマキ属やカラマツソウ属ではなく、ヒメウズ属のヒメウズのようなのだ。
このヒメウズであるが、昨年、大阪八尾に住まいする変化朝顔の御師さんに種を頂戴し、鉢植えやら地植えにして楽しんだ。
その名の通り、ひょろっとした弱々しい株であったので、これほど立派に繁茂するとは思わなかったところによる錯誤が原因なのかな。
📷2022年3月20日:ヒメウズの根出葉は1回3出複葉、小葉は2~3に裂け、さらに裂けることもある。
いまだに消息不明であったタツタソウであるが、件のヒメウズの葉をひょいとめくってみると、昨年ほどではないが、ちょろちょろと萌え出てはいるようだ。
📷2022年3月17日:タツタソウは、ヒメウズの葉のベッドの中でまどろんでいた。
クリスマスローズは下向きで、直向きに咲く姿が印象的だ。
ところが、地植えにしてしまうと、撮影に困惑すること頻りである。
まぁ、それでもなんとかして撮ろうと試み、低く、低く、かがみ込むが、なかなか美々しく撮ることは叶わない。
📷2022年3月20日:いつかはよりよいアングルを見つけ出し、きっちりと撮ってあげるよ。
トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)が咲き進んでいる。二輪、三輪と、咲き進んでいる。
一時は、ひょろとして枯れ果てるかと思っていたが、思いの外、芯の強い花であることよ。
📷2022年3月20日:一つでもいい。鯖の尾を育んで欲しいものだなぁ~。
猫の額のショウマの仲間もご紹介しておこうかな。
つんと一本ナチアワモリショウマ(那智泡盛升麻)、先遣隊として世情を窺いに萌え出たようだ。
芽ぐみ始めて数日たったベニバナショウマ(紅花升麻)、この子たちは幼少の頃からアントシアニンに塗れているようだ。
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📷2022/3/20 白い穂が印象的な矮小性の升麻である。 (クリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022/3/20 季節ともなると、赤い穂が林立する。 (クリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
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